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【私が家を建てるまでの軌跡#5】間取り計画は家づくりの醍醐味だが、病みました。

間取りについて考えて、5年。

家を建てたいと思った時から理想の間取りを考えていました。

土地を探している時はもちろん、マンションに住んでいる時から考えていました。

妻が自宅で美容室を開業するのが夢というには、結婚する時から知っていました。

もちろんそれも視野に入れて想像していました。

ガッツリ本格的に考えたのは、仮の住まいで母と同居したことがきっかけでした。


■部分共有の二世帯住宅にした。


部分共有の二世帯住宅とは、
家の中で普通に行き来できて、「お風呂・ランドリー・玄関などを」を共有、キッチンや居室は別という同居と完全二世帯住宅の間です。

ご家庭によって、何を共有するかはバラバラです。

我が家は「お風呂・ランドリー・玄関」を共有しています。


■なぜ部分共有の二世帯住宅にしたか。


仮住まいで同居したことによって、分かったことが沢山ありました。

妻と母は仲がよかったです。

子供とも仲が良く、笑って過ごしていました。

しかし、「キッチンが1つしかない」とお互い常に気を遣いながら生活していると、夫のおいちから見ても明らかでした。


また同居となると、冷蔵庫も一緒、くつろぐリビングも一緒

いくら仲が良くてもお互いに自分の空間が欲しくなるよね。

私の母なので、妻の方が気を遣ってくれているのが、よくわかりました。


キッチンでは母が料理をしていると、実家感がすごいんです。
実際私も感じました。


新しく家を建てて、実家感が出てしまっては嫌でした。


かと言って、父はおらず、母一人なので完全分離型の二世帯にすると、費用もかなりかかってしまうし、不可能でした。


また、母が一人で寂しい思いをするのではないかと考えてしまい、悩んだ結果、部分共有の二世帯住宅にしました!


■実際の間取りはどんなものか。


実際に完成した間取りと、希望していた間取りで比べてみます。


○希望していた間取り条件

・子供は将来的に2人希望(2025年2月現在は1人)。
・子供が小学生に上がるころには自宅で美容室を開業する。
・部分共有の二世帯住宅にしないといけない
・駐車場は2台分ガレージ付きがいい
・アウトドアリビングが欲しい
・おいち希望の書斎


○実際に完成した間取り。


1階は親世帯(母)の居住空間とサロンスペースと共有設備に。
・お風呂(共有)
・ランドリー(共有)
・土間収納(共有)
・ファミリークローゼット(共有)
・母の居室(キッチン付き)
・美容室用の洋室

2階は子世帯の居住空間に
・子供部屋1=4.5畳
・子供部屋2=4.5畳
・寝室=6.5畳
・リビング=22畳
・書斎=1.5畳


子世帯空間に続く鉄骨階段


2Fリビングです。



駐車場は2台分で1台はガレージ付きです。



ほとんどの条件が確保された間取り設計ができました!

アウトドアリビングが残念ながら予算オーバーにより実現できませんでしたが、中庭を作ることで納得できました。


中庭をかっこよくする予算は残りませんでしたが。。。笑
その話はこちらでしてます。


建蔽率や予算の関係上、大変でしたが、必要なものを最大限入れ込んで、建蔽率いっぱいいっぱいに建てました。笑

けれど、母の居室とサロンスペースが13畳〜14畳ほどのコンパクトサイズになったため、母の居室の横は中庭に隣接しており、好きな家庭菜園などもできるように設計してます。


■さまざまな葛藤と戦いました。


母はもっと広い空間が欲しかったようです。

言いたいことはわかるけど、建蔽率もいっぱいだし、予算も目一杯つぎ込んでいるのに、文句ばかりチクチク言われ喧嘩になることが多々ありました。

「いくらかかっていると思っているんだ!」と言いたくなる気持ちを抑えながら。。。笑

ちなみに全額私が工面しています。笑

この頃は毎日が苦痛でストレスによって、体が不調になり病院に通っていました、、、笑。

どうしても子世帯と比べてしまうようでした。
それは分かってもらわないといけない部分だし、理解してもらいたかった。。。

今は何事もなかったように生活していますが、心のどこかでは何か言いたいこともあるんだろうなと思います。


1人にしていないだけ良いよね。と思いつつ、考えないようにしています。


この時期が一番辛かったな〜。


間取りが決まってからも、住宅設備を決めたり外壁、内容を決めたり、まだまだ決めることが沢山あったんです。


次回は住宅設備について書いていこうかな。


続きは#6

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