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浅学菲才の身ではありますが、青黒同型について語らせていただきます



1.ご挨拶

 はじめまして。前の記事を読んでくださった方はお久しぶりです。menoと申します。昨年の秋ごろから青黒魔導具を使ってぼちぼち勝ったり勝ってなかったりする者です。私の戦績が気になる方は、現dmpランキング(2024年1月22日現在)の全国30~45位くらいを覗いていただければ早いと思います。今回はcs会場にいると、ありがたいことに、「ミラー教えてください!!」とよく声をかけてもらえるので、それの解説を私なりにしていこうかなと思います。

2.前提とするリスト等


ここ最近のテンプレ

 今回は上のリストの40枚ミラーについて話していきます。自由枠を色々いじるとややこしくなるカードは何種類かありますが、その解説は最後に軽くしています。
この記事全体を通して言えることなのですが、このマッチアップはかなり分岐が多く書き切れていないレアケースがあり、省略している箇所があります。そのため、この記事に書いていない状況も当然あります。実際に対戦しつつ、わからない箇所があった際にこの記事を見て基準を確認する。もしくは、1度ここにある内容を頭に入れてから練習し始めるという使い方がいいと思います。簡単に言えば、文面を読むだけでなく、実際に練習してくださいということです。
 長くなるので各カードの名称を以下のように省略、変更します。ご了承ください。
《ゴンパドゥ》《バレッドゥ》→ルーター(2種の総称)
《ゴンパドゥ》→ゴンパ
《バレッドゥ》→バレ
《ボックドゥ》→ボック
《ドゥポイズ》→ドゥポ
《$スザーク$》→ゼニ
《秩序の意志》→秩序
《ハヤブサマル》→ブサ
《神の試練》→試練
《ガルラガンザーク》→ラガン
《ガリュザーク》→ガリュ

3.序盤、こいつ埋めていいの?

 では早速ですが、解説に入っていきましょう。この章では3ターン目までについて話していきます。要はヴォゲンムを出すところまでについてですね。
その前に先攻後攻関係なくマナ埋めについて確認しておきましょう。
【死んでも埋めるな、バレでも捨てるな】
↪︎試練
【死んでも埋めるな、バレで捨てられたら楽】
↪︎ガリュ
【あまり埋めたくない】
↪︎ガシャ/ブラッドゥ、秩序
【埋めてもいいが、余裕があればキープ】
↪︎ブサ、ラガン
【埋めてもいい枚数(これより多く埋めてはいけない)】
ドゥポ→2枚、エアヴォ→3枚、ゼニ→2枚
基本的には上記を意識していてもらえば問題ないと思います。当然例外はあり得るので、臨機応変にお願いします。

序盤埋めたいが終盤あると楽に

先攻

 基本的には、ルーターを回してヴォゲンムとゼニを探していきます。とにかく4ターン目にヴォゲンムもしくはゼニを着地させることを意識してください。バレ×2+魔導具×2でゼニを着地させるプランも想定されますが、相手のブラッドウによって妨害されるので、基本的にはゴンパを優先するようにしてください。
また、ヴォゲンムもゼニもある場合、相手のバレ×2+魔導具×2のプランを妨害することもあります。基準としては相手がバレを後攻2ターン目までに打った際に余裕があれば程度で大丈夫です。
しかし、ブラッドゥはヴォゲンム着地後に重宝するのでキープすることをお勧めします。ただし自分の4ターン目に想定される動きがヴォゲンムのみで相手が2ターン目にバレを打っている場合は、キープせずブラッドゥを打つこともあります。
これはこちらのヴォゲンム置きに対する一番の回答としてのブラッドゥを打ちながらゼニを着地させるというプランを妨害するためのものになります。ゼニをより多くの枚数見て探すのか、相手のそのプランを妨害するのかはマナ置きや墓地のカードなどを見ながら判断していきましょう。

④は2枚目

後攻

 後攻は先攻よりも必要とされるカードの枚数が増えます。じゃんけんに負けたので当然の報いですね。情けない。理由は相手の4ターン目に予想される動きがヴォゲンムのみなのか、ヴォゲンム+ゼニなのかというところに起因します。前者の場合はドゥポとブラッドゥを後者の場合はヴォゲンムとゼニを要求されます。当然完全回答として、ドゥポ、ブラッドゥ、ヴォゲンム、ゼニまでキープできれば最強なのですが、そうもいかないので妥協案についてお話していきます。
相手の4ターン目がヴォゲンムのみの場合はブラッドゥを打ちながらゼニを着地させる動きが最も強い動きになります。そのためバレをルーターで回すと、墓地が肥え、それを狙いつつ、その後の展開にも重宝されるカードを探しに行く格好になります。しかし、そのプランは相手のブラッドゥ1枚で崩壊するので、やや危険です。
ヴォゲンム+ゼニと展開されると最低限自分もゼニを着地させなければなりません。ただし、相手の1ハンデスが飛んでくるためそこで魔導具を落とされるとヴォゲンムなしでのゼニの着地の要求がバレ1枚である程度達成されます。
ただし、これらは相手が4ターン目に動いてきた前提となるためなかった時のことも考えておきましょう。

③は2枚目

ヴォゲンム2枚目については単純に相手のハンデスで落とされるのを嫌った形となります。

○これ以降について

ここまでが無料部分となります。
ここから先は
・4ターン目以降の分岐についてを先手後手や状況ごとに分けて解説
・デッキの残し方
・下に入れる魔導具の選定方法

などの細かく気を付けるべきことなどを書いています。
ご検討ください。

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