吸音について考える
皆さま明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
さて、音楽制作を自宅で行っている人なら誰もが気になること。
それは「部屋での音の鳴り方」ではないでしょうか?
モニタースピーカーのある方であれば、スピーカーからの音が適切に再生されているか気になったことはありませんか?
部屋でのスピーカー再生の場合「調音」に注意しなければなりません。防音・遮音・吸音・拡散…などなど、調音には色々な種類があります。
実は私も最近になって「音のもたつき感があるなあ」と感じるようになり、自分の部屋がうまく調音できていないことに気がつきました。
なぜ今頃かと言いますと、去年まで猫を飼っていたので部屋に置く「猫グッズ」がたくさんあったのですよね。そのおかげで部屋の四隅がファブリックで埋まっていたのでフラッターエコーを殆ど感じなかったのです。
それが今年の春以降、猫が亡くなったと同時に猫グッズを片付けてしまったため、急にフラッターエコーが目立つ用になってしまったのです。
では、できてしまったフラッターエコーと部屋の中で起きている定在波をなんとか抑えるためにはどうしたらいいのだろう?と考え始め様々な吸音材を探してみたのですが、今の私にはとてもじゃないけど買える値段ではありませんでした…。。
だとすると
「お金が貯まったら良い吸音材を購入するから、それまではDIYでなんとかしようじゃないか!」
と考えたのです。
とりあえず、部屋の四隅のバストラップの辺りと部屋の後方からの反射音が気になっていたので、後方の窓はレースをやめて厚手の遮光カーテンを2枚にしてみました。
ついでに今まで使用していたパーティションを4つに分解して、毛布的なタオルケットをパーティション2枚分にかけて、別のパーティションには違うタイプのファブリックをかけてみました。これらを反射する場所に置きました。
四隅はまだ何もしていないので、クッションや枕のような厚手なもので埋めようかと考えております。なるべく音の吸収率の高いもので埋めようかと。
そしてさっき見つけたのですが、犬の知育おもちゃのフェルトが良さげなので、これをうまく活用できるといいと思ってます。
吸音材も安いものから高いものまでピンキリで売っていますが、効果のないものを購入しても意味がないですし、部屋中に吸音材を貼りまくるのは良い音を出すには逆効果になってしまうため、適切な場所に吸音材を貼る工夫が必要だと感じております。
お金が貯まったらまずはこれらが欲しいなと考えております。
静香パネル
VicStudio Box
Vicousticを使った吸音の仕方は大変役に立つので、もし部屋中に吸音材を貼っている方は「拡散」にも目を向けると良いかもです。
うまくいったりまた報告します!
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