普通の人生に中指立てて生きてやる
僕の人生、後悔したことは一度しかない
と思ってた
けど、もう一つあった!
最初から普通の人生に中指立てて生きるべきだった!
義務教育に高校時代、あれは最悪だった
まずランドセルが黒しか選択肢なかった時点でめちゃくちゃ不満だった!
ピンクとか水色とかのパステルカラーが良かったのに!
裁縫セットとかもそう!可愛いやつ選ぼうとするたびに一々止められて、あのクソダサい黒いドラゴンにさせられる!
しかも意味わからん校則のせいでしたい格好は出来なかったし、美術と音楽以外の授業はあまりにも退屈で、寝てるか絵描いてるか定規ベシベシして遊んでるかのどれかだった
特に体育はサイアクだった
嫌いで嫌いで仕方なかったので、途中から全部サボってやった!
その中でも最も邪悪なのが、水泳
こいつに関してはもう最初からやる気無かった
何で僕が人前で裸晒さにゃならんのかと
同じ理由で修学旅行のお風呂も嫌だった
ずっとタオルで全身隠してた
というわけで、学校で楽しかった記憶は、ほとんどない!
友達と一緒に悪さして先公に怒られてた時は面白かったけど、本当にそれくらい
あとは友達が変なことしてるの見て笑ってたら、先公にぶん投げられて罵倒された事とか?理不尽すぎて逆に面白かった
ちなみに、宿題も提出物もほとんど全部出さなかったし、ロッカーは小学生の頃から汚かった
高校時代は国語以外全部のテスト赤点だった
そんなわけで、僕にとって学校はとても窮屈で不自由で理不尽だった
地頭だけで中途半端にいい学校入ったせいで、人生の若い時間を棒に振ったと思う
近所のバカ校か美術系の高校入って自由に過ごせば良かった!本当に後悔しかない
浪人中も、普通の大学目指してた時はあまりにも勉強についていけなかったので辛かった
なので秋葉原でカードゲームやって遊んでた
絵の勉強始めてからは、まぁたまーに真面目に絵の勉強しに行った
例によってほとんどサボってたけど、結局自前の画力だけでそこそこ良い美大に入った
美術大学に入ってからは、まぁ自由だった
女装して学校行っても誰も怒らないし、いくらでも髪伸ばせるし、染められるし、課題もどんだけ変なモノ作ってもほぼ怒られることは無かった(1回だけガチで適当にやってたら怒られた)
卒制もわりといい加減に作ったけど普通に卒業出来た
ちなみに、リモート授業の時はずっとダークソウルやってた
(デモンズソウル〜エルデンリングまで全部トロコンした)
そして就活、コレも真面目にやらなかった!
だって、働きたくないし
正社員になったら責任も大きくなるし
だから僕はフリーターになった
未だに正社員になる気無し!
学芸員資格取ろうとはしてみたけど、取れる目前で結局めんどくさくなってやめた
そして今に至る
今までのバイトで一番オモロかったのは、カラオケ&ダーツバーのバイト
みんなジャケットとか着てる中で、僕だけ制服がメイド服
しかもめっちゃリボン付けて靴も厚底
みんな出勤してる中、僕だけおきゅいんしてた
客ウケはそこそこ良くて、なんか雑に呼んでも来るし頼めばシャンパンくれる固定客とか出来た
僕の根拠の無い謎の自信はここで培われたのだと思う
まぁ、このバイトは客&バイト仲間と一緒にアフターでカラオケ行ったあと、一緒にタバコ吸いながら「辞めるべw」みたいな話をして、その日の夜にメ〇コンをオーバードーズした勢いで店長のLINEに「辞めます」とだけ書いて飛んだ
色々と、面倒事も多かったのでね
おかげでその日はとても良い幻覚が見られた
今はカードショップの従業員を1日9時間、週4〜5日やって、休みの日は友達とポケカやって遊んで生活してる
出勤してる時も頭にリボンとかバッテン付けて出勤してるし、たまにクソ短いスカートで出勤するけど何も言われたこと無い
最近はちょっと鬱気味でメイクできてないからなんか中途半端になってるけど、基本的に毎日女装して生きてる
最初からこうすればよかった!
学校時代から女装してたらもっと可愛くなれたと思うし、楽しかったと思う
中途半端に普通の人生送ろうなんて思わずに、人生のレールから思いっきり逸れた人生を歩めばよかった
気付くのが遅すぎた
僕は、マトモじゃない
だから、マトモな人間には出来ない変な人生を送ってやりたい
僕の人生を決めるのは親でも社会でもない、僕だ
だから僕は、堂々と社会不適合者なりの人生を歩もうと思う
普通の人生も、退屈な生活も、ファッキュー
死ぬまで自由に生きるぜ
ガッチャ