ボイガルを聴けなくなった日がない
何年も書いていたnoteのアカウントがなくなった。一から始めます。
自分のためだけに、書きます。
最初は大切なバンドと私のことを書きたい。
中学生
こんなに辛いことはもう2度とないだろうというほど追い込まれてた時期があった。
1つの出来事で毎日死にたいと思っていた。
友達もいたし勉強も運動も人並みにはできた。
なのに何も信じられなかった。
その出来事についてはまた書きたいと思う。
元々BUMPやハヌマーンが好きだったが
当時の熱狂的に夢中になった音楽が、
THE BOYS&GIRLSだった。(以下、ボイガル)
ボイガルに出会ったのはYouTube
“歩く日々ソング”。曲名に惹かれた。聴いてもっと惹かれた。忘れられない。
彼らの音楽は
言葉選びを考えないなら、綺麗ではない。
ただそばにいてくれる気がした。
語れる友達はいなかったけどそんなのどうでも良かった。
彼らはライブハウスにいるらしい、会ってみたい。
好奇心
1人でライブハウスデビューをした。
最初から誰かと行きたいとは思わなかった。
ここに飛び込むなら1人がいい。
今でも忘れない。
汗まみれでステージで歌うワタナベシンゴさん。ニコニコのお客さん。泣いていたお客さん。
耳が壊れそうな爆音。高すぎる飲み物一杯。
平気なフリしたただの子供な私。
「俺の前で今生きててくれてありがとう」
その言葉が数年経った今でも私の中で永遠にリピートされている。
日常を引きずっても良いライブ。私の小箱ライブの原点がここになったこといつ考えても嬉しい。
ワタナベシンゴ(敬称略)、彼の作るライブはそこに存在する全ての人に優しい。後ろで見ている人も前でダイブをする人も、全員を「かっこいい。」そう言ってくれる人。誰のことも溢さない。
絶対にその日だけのライブをしてくれる。ライブはドラマだ。同じライブは絶対にない。足を運んだ人だけの特別をくれる。
そう初めて感じたのもボイガルだし、この感情をこの先ボイガル以上に感じるバンドはいないだろうし、ずっと彼の優しさや真っ直ぐさや飾らない弱さに惹かれ続けている。
彼のことを知れば知るほど、繊細な部分が見えてくる。人に希望を与える人間が 誰よりも強い なんて必要はないんだなと思う。それが嬉しかったりした。
バンドを好き を続けていると“このバンド変わったな”と思う瞬間があってそれは当たり前だと思う。
でも、彼だけはずっと良い意味で変わっていなくて、変わらないから嫌でも変わっていく私の生活環境の支えだった。
たくさん他のバンドを好きになった。
ボイガルのおかげで出会えた音楽は今ライブ遠征をするほど大好きな音楽になっている。感謝でいっぱいだ。
正式メンバー1人。サポートメンバーを含めバンド形態でライブをして「俺たちが札幌のTHE BOYS&GIRLSだ。」という挨拶をしている。汗っかきのボーカルしかメンバーがいないかっこ悪くてかっこよすぎるバンド。
彼が止まらないから私も止まらない。
ワタナベシンゴが音楽をしている限り、私はロックバンドから離れることはない。
出会って、全部が良い方向に動いてるわけではない。
それなりに傷ついて自己嫌悪して生きてる。
でも、
彼らの歌が聴けなくなった時が一度もないんだ。
すべてはここから。