現チャレ1位のダブルアップ攻略ガイド



自己紹介

はじめましての方は初めまして、関わってくれてる方々はいつもありがとうございます。めんまいことメンヘラマイメロディです。
ダブルアップで日本サーバー1位になることができたので人口が増えることを願ってガイドを綴ります。
約120ゲームほどを通して上位率80%、1位率50%を維持しながら1位になることができました。
その上で私が意識していたことをできるだけ細かく書いていきます。
構成ガイドではなくダブルアップというモード自体のガイドなので構成についてはあまり触れません。
ただ一つ留意すべき点があるのですが大前提TFTというゲーム自体の知識はある程度必要になってきます。私自身通常モードでは高レートという程ではないですがどうしても基礎的な面で差は出てきます。裏を返せば通常モードでぶいぶい言わせてる方々は簡単に私の1位を奪い取ることができます。
もちろん安々と渡すつもりもありませんがその座を奪い合うライバルは常に募集中です。(まじで本当にありえないマッチ待機時間長いので)
結構長い記事なので重要なところはセクションごとに太字で書いてます、それだけでも見ていってください。
それではいきましょう。

ラダー
戦績

通常モードと異なる要素

ダブルアップは通常モードのTFTとは異なり100のHPを2人で共有します。
そして戦闘が終わり次第勝利したプレイヤーは味方プレイヤーに戦闘後残った駒を増援として送り出すことができます。そして3ステージ以降は5ラウンド目と6ラウンド目にお互いギフトを送り合うことができます。

さらに特筆すべき要素としてお互い引いた駒を2、3ステでは1~3コストを5ラウンドおきに、4ステ以降では全ての駒を7ラウンドおきに送り合うことができます。これがとても重要です。通常のモードは1人分のショップしかリロールも駒の購入もできませんがダブルアップは2人分のショップがあるのでお互いの欲しい駒をリロール前に伝え合うことで事実上10枚分のショップリロールが可能になります。つまり「は~また運負けLow Rollかよしょうもねェ~」といった事故が極端に減る上に8レベで欲しい5コスが引ける確率は単純に2倍です。なのでこれらを念頭に置いてプレイしていきます。下記ではこれらの要素を重要なものから1つずつ紐解いていきます。

序盤の進行について

TFTは序盤の進行がとても重要です。それはダブルアップでも変わりません。ただこのnoteではこの駒が強い!この進行が強い!などの話はしません。私より上手い方々が有益なnoteを既に出してくれているのでそちらをご覧ください。ここではダブルアップにおける序盤の進行パターンをいくつか書いていきます。

1. 自分も相方も強い盤面でお互い5連勝
2. 自分もしくは相方が強い盤面を作り一方は5連勝、もう一方は利子を優先
3. お互いそこそこの盤面をある程度維持しながら利子を優先
4. 2人揃って5連敗(ハイリスク)

理想はもちろん1ですが毎試合それができたら苦労しません。では何を基準にすればいいのか、ズバリダブルアップにおける序盤の進行は「相方の強さに合わせる」ことが非常に重要だと思っています。何故なら増援というシステムがダブルアップには存在するためです。極論自分の盤面が「明らか5連敗なんだガ?」みたいな状態でも相方が宇宙最強の盤面を作っていればワンチャン自分もそのおこぼれで5連勝を取れる可能性があるということになります。なので自分の盤面を作る時に相方の盤面の状態も考える必要が出てきます。相方の盤面が強くて自分の盤面があまり強くない場合は利子を確保しつつアイテムを作ったり前衛の駒を重ねて戦闘の時間を稼ぐことで増援を呼びあわよくば連勝、負けたとしても相手の駒の数を減らしてもらえるので体力を温存することができます。2人でプレイしているためどちらかが強い盤面を作れる場面はそこそこあります、さらに忠義の小ルーンで味方に3コスなどを渡して盤面補強の手助けをしてあげるとさらに勝ちやすいです、なので序盤もしっかり欲しい駒を聞いておきましょう。

そしてダブルアップにおいて体力の多さは後の盤面の強さに直結します。
前述した通りダブルアップでは2人で10枚分のショップをリロールできるためリロールの価値が単純に2倍あります。9レベでリロールして相方が欲しい駒を重ねてぶん投げるパワープレイをすれば自分だけでなく相方の盤面も超強化、みたいなこともできます。ただし9レベにいくためには体力が不可欠です。ここで話が序盤の進行に戻って来るわけです。自分か相方どちらかが序盤から強い盤面を作れそうな時は積極的に盤面を強化していくことで増援を送ったり来てもらったり。そしてなぁなぁな進行をした方はたんまりと貯めたお金をあとで相方に還元する。人という字はお互いを支え合って出来ている理由がTFTでもわかりますね。

ただしここで注意点が1つあります。宇宙最強盤面が自分/相方以外に存在している場合は大人しく利子を取った方が得をするケースが多いです。自分達が世界最強だと思っていた時、また卓に宇宙最強が存在することは多々あります。なのでいくら自分/相方が強くてもそれより上の人がいた場合増援を送られて連勝が途切れてしまいます。卓にオープンしている人が居た場合、最強盤面の人がその人を処して最速で増援を送られると普通に数の差でシバかれます。連勝のためにお金を使いすぎて強い盤面なのに増援が来て5連勝取れずお金がなくなる経験を結構しました。通常モードでも周りの強さを確認することは大事ですがダブルアップは2人分を合わせた盤面の強さを考慮していくと体力とお金のバランスが取りやすいです。

構成選択について

ダブルアップでは通常モードとは異なり2人で1チームのため構成被りが減る傾向にあります。余談ですが一緒にプレイしていて構成が被ってしまい喧嘩した話も聞きました、コワイ。ではどういった構成を選んでいくべきなのか、もちろんパッチによって強い構成と確定で8位の構成は存在します。なのである程度メタに沿ってプレイすることはダブルアップでも変わりません。さらにダブルアップならではの要素として
1. 前衛が被らない構成を選択する
2. 戦闘のペースが遅い構成をできるだけ選ばない
3. 上振れ要素が強い構成を重く見る
の3点が大事です。
前衛が被らない構成を選択する場合の具体例を挙げます。

2-1の盤面

そこそこ強そうです。前衛が2枚重なっており後衛のヴェックスもアイテムがあって誰が見ても「反逆だな~これ」と思います。一方で相方の盤面も見てみましょう。

2-1の盤面

アカデミーアイテムはIEです。こちらも2-1だとしたらかなり強そう。
アカデミーとセンチネルで進行しそうなので最終形はセンチアカデミーを考えています。お互い2ステ5連勝で具合良く見えます。

そう、ただこうなってしまうと確定で8位です。2ステ3ステは勝てるかもしれませんがこのまま盤面を作り続けていくと前衛のメインタンクがお互いセンチネルであるイラオイになって被ってしまうためお互いがお互いの駒を奪い合い2人ともイラオイが重ならず最終的に4ステタコ負け、そのまま下位がオチになります。もちろん構成を相方に宣言することは大事ですが使う駒はできるだけ被らない構成を選ぶようにしましょう。もし被ってしまいそうな場合は他のプレイヤーの構成を見て2人で被せる覚悟を決めるか(2人までならまだ何とかなるので)条件がいい方に構成を突っ張ってもらいもう一方が譲るようにすると事故は減ります。ただエリスが入る構成は被っても大して問題ないです。どちらにせよあの駒は5000万人で奪い合うことになるので。
一番の理想はどちらかが初手で構成を決めれるオーグメントを取ることです、ダブルアップは上振れ要素が強いのでヘラ系オーグは基本即ピックだと思っています。ただ2人で構成をバチコリ決め打つと稀に事故ったりするので1人が決め打ち、1人はいくつかいける構成を考えておくといいです。

次に戦闘のペースが遅い構成をできるだけ選ばないについてです。
こちらは比較的わかりやすいのですが、ダブルアップには増援というシステムがある都合上戦闘のペースが遅い構成は基本不利になります。勝ちそうだったのに増援がありえない数来てタコ負けした経験は数知れません。具体的に戦闘が長引く構成はキャリーが1人しか居ない構成です。勝ったとしても増援が大した火力にならない上自分が増援に向かう前に相方が増援を送り込まれタコ負けしたりします。もちろん条件に沿った構成をプレイをした方が最終的な勝率は高いですができるだけ戦闘時間が長引く構成は選ばないほうが吉です。おまえらのことだぞ、ゼリ、ツイッチ。
個人的には通常モードの反逆者はそこそこ強いと思ってるのですがダブルアップでは増援があってないようなものなのであまりプレイしたくないです。(ジンクスが3回目のスキルを撃ってから戦闘に勝つため増援に行ったとしても何も出来ない)

最後に上振れ要素が強い構成を選択するについてです。
TFTは最強の盤面を作って完膚なきまでに相手を叩きのめす瞬間が最高に楽しいと思います。そう、それがそこそこな確率で再現できるのがダブルアップという神の天才ゲームモードなのです。
特定の5コスを引かないといけない構成などはダブルアップにおいて無類の強さを誇ります。通常モードで執行官をウキウキしながらプレイしていたのにケイトリンを引けずに8位、そんな苦い経験をしても完成時の圧倒的パワー、相手を一方的に蹂躙して回るそんな甘美な誘惑に耐えられずまた執行官をしてしまう。皆さん経験ないでしょうか。でも大体引けません。ケイトちゃんは引っ込み思案なので。でもダブルアップなら引けるんです。だって2人だもん。そう、上振れた際に最強と化す構成はTier1です。ここだけの話征服者などがそれに該当します。通常モードでは征服者をやってる人は見かけません、条件が厳しすぎるからです。序盤から征服4を出して一生勝ち続ける盤面を作り9レベもしくは10レベまでスノーボールしきる。そんなのは基本ありえません。100試合に1回程度です。ただダブルアップでは駒を互いに送ることができるため序盤・中盤・終盤のパワースパイクを無理やり作り続けることができます。なのでダブルアップに限り征服者は強いと思っています。もちろん毎試合擦ってたら確定で8位なので気を付けてください、あくまで普通のモードに比べたら上手くいきやすい程度の話です。
執行官や征服者など具体的な構成の名前を出しましたがこれらに限らず最終形が強い構成は積極的に狙うべきだと思っています。4-2に2人で8レベオールインしたらどちらかが何かしらの5コスを大抵引くことができるので9レベを見据えることも考えるとエコノミーオーグも通常モードに比べたらバリューが高いのではと感じています。

リロール構成について

ダブルアップは駒を送りあえるのでリロール構成が強いのでは?と誰もが思うと思います。個人的には何とも言えないが答えです。少なくとも2人でリロールをして駒を圧縮するプレイはやらない方がいいと思います。もちろんお互い欲しい駒が送れるため構成の完成は通常モードに比べたら早いです。が、ダブルアップは通常モードに比べて2人とも負けないと体力が減りにくい(計算式はわからないです、ごめんなさい)仕様な上に現在体力を上回る打点を喰らったとしても体力が1残り死ぬまでの猶予が1度与えられるせいで他プレイヤーの上振れ盤面が出来あがりやすいです、もしそうなるとリロール構成はそれらに全く対抗できずボコボコにされます。さらにリロール構成で最終形に5コスが入ったとしても4コス5コスを複数重ねている構成には大体負けます。なのでリロール構成のTierは通常モードに比べて下がるのではないかというのが私の見解です。ただ伏兵だけは例外です。戦闘スピードが非常に早く増援によって相方を勝たせやすいのでそれによって連勝を取ってもらい相方がそのまま最強盤面を作り最終的には助けてもらう、もしくは自分が負けてしまっても最終的な体力差で勝つことが多いです。

駒を送るタイミングについて

忠義の小ルーンは1-2で配布され5ターンおき、忠義のルーンは7ターンおきに使えます。
細かい仕様として忠義の小ルーンを4ステ前に使った場合、忠義のルーンに進化しても5ターン後に返ってきます。
ではどのタイミングで使えばいいのかという話ですが基本的には使える時に使った方がいいが結論です。LoLのフラッシュはクールタイムが5分なので使えるようになるたびフラッシュすれば40分ゲームの場合8回使える理論、私は好きです。アホっぽいですが基本この理論に則ってゲームをするといいです。2,3ステ前半の方は送れるだけ送ればどうせ後で返ってきます。利子を割るかどうかの判断は相方の強さや自分の盤面の状態にもよりますが送れるならどんどん送りましょう。最終的には自分のためになって返ってきます。
ただ気をつけるべき点としてはリロール構成以外3ステの後半には送らない方がいいという点です。4ステからは忠義のルーンに進化して4~6コスまで全ての駒を送れるようになります。もし相方がリロール構成ではなく高コスト構成をプレイしている場合構成の中核となる駒をあなたが引いた際、忠義のルーンがなくてしばらく送れず気まずい思いをします。何なら駒の数はあなたが相方の欲しい駒をキープしてる間プールから差し引かれるため図らずも味方の駒をカットしていることになってしまいます。これはかなり気まずい。仮に3-6や3-7で駒を送ろうものなら4ステ後半まで駒を送れず相方はキャリーが重ならずタコ負け、その増援で自分も割を食うなんて自体も起きかねません。前半では使える時に使えと力説しましたがご利用は計画的に。

パートナーに贈るギフトについて

3ステージ以降全ての5ラウンド目と6ラウンド目にギフトをお互い贈りあうことができます。ただしこれらのギフトはお金を消費します。ケチケチしてると相方に嫌われるのでお金が本当に苦しくない限りは相方が望むものを送ってあげましょう。ただし戦略的に安いものを送ったり送られたりすることもあります。その基準は自分/相方が安上がり構成をしているかどうかです。お金のかからない構成をしている場合は最終盤面が周りに比べて弱くなりがちです。なので1位を狙う場合明確に自分か相方をキャリーに据えることになります。欲しがる駒を送り、お高いものを貢いでいい気分にさせましょう。多分次のダブルアップに誘ってくれるようになります。冗談チックに書きましたが全て本当です。自分は安いものを受け取り、相方に負担をかけさせないようにすると颯爽と増援に駆けつけてくれるようになります。具体的には1人はセンチネルやブルーザー構成、もう1人は伸びしろの大きい9レベ前提の高コスト構成などですね。戦闘時間の長い構成をしないほうがいいという理論を逆手に取っています。自分が安い盤面で耐えるだけ耐えて最強を作り上げましょう。

最後に

この記事はパッチ13.5(2025)時点の内容です。TFTというゲームはパッチによってメタが目まぐるしく変容するので具体的な構成については参考にならなくなる可能性がありますがダブルアップの仕様自体が変更されない限りある程度役に立つ内容なんじゃないかなと思います。
基本ソロのゲームだったTFTを友人と一緒にプレイする楽しさ、勝った時の嬉しさを人と共有できる点が私はとても好きです。ただどうしてもTFTはソロゲーという先入観を持った方が多く、そもそもダブルアップといったゲームモード自体あまり知られていないのが現状です。titleによる2回の世界大会優勝やZETA部門の設立、SET13はArcaneがテーマなこともあってTFTプレイヤー自体は増えてるように思います。せっかくなのでこれを機にダブルアップをプレイする方が増えてくれることを切に願います。長々とありがとうございました。
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