どうしようもない私
昨夜の彼との電話の中で、私は彼に、
「最近夜ご飯一緒に食べてくれないね」
という話をした。
私にとって、彼と夜ご飯を食べるという行為は、なぜだか分からないが、出会った頃からずっと、すごく特別な事で、
上手く言葉では言えないが、
彼のそばにいていいんだ、
彼といる事が当たり前なんだ、
すごく愛されているんだ、
という、安心感や存在価値、愛情などを強く感じる事が出来る行為。
だから、
「最近夜がすごく弱いからさ。早く帰って休みたいんだよ。9時過ぎるともうしんどくて」
そう彼が言った時、
私は、自分がもう彼にとって必要のない存在だと言われているようで、すごく悲しくなった。
「すごく好きな相手だったら一緒にいたいと思うはずだから、もうそうじゃないってことだね」
また言ってしまった。
自分のことしか考えていない発言。
また彼の気持ちを踏みにじる発言。
しかも、こんな事が言いたいんじゃない。
彼が私を好きなことはちゃんと分かっているのに。
今回は、言葉を発しながら、
そんな
「自分のことしか考えていない自分」に、すぐに気が付いた。
泣けてきた。
すごく泣けてきた。
情けない。
彼の気持ちや最近の体調、疲れや忙しさ、
夜が弱くなったことも、
彼のことは全部知っているのに。
全部分かっているのに。
しかも、2日前に、
口から出す言葉に気を付けろと言われて反省したばかりなのに。
彼のこと、とても大切に思っているのに。
どうして…
いつからこんなふうになってしまったのだろう。
私は一体何をしてるのだろう。
いつまでこうやって、大切な人を傷付け続けるのだろう。
こんな事が言いたいわけじゃない、
こんな事がしたいわけじゃない。
いつのまにか彼に甘え、彼に頼り、彼に求め、彼に押し付けるばかりになっていた私。
大切な人を失ってからでは遅い。
今、私が変わらないといけない。