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混合、

忙しない毎日を生きていてその隙間に
撮るという行為がなかなか入り込めないでいるけれど
光や揺らぎを追いかける姿勢は変わらないのです
彼程あつくるしかった夏が終わろうとしている
すべて何も無かったみたいに何処かへ行ってしまうのだろうか
今日は今日のために全身全霊をささげたのだよ
七月を振り返ると来る日も来る日も暑さの厳しいひと月でもあったし
自分のために写真を撮るという感覚を初めて憶えた月でもあった
あれ!それ!どれ?これ!
些細だとかそういうの堪らなく好き
伝えるという行為がもたらす優しさや温かさを抱擁した
そんな温度を感じられる喜びを心にとどめる梅雨の日
くるくる規則的にまわり続ける扇風機を虚ろにただ眺めるだけ

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