見出し画像

M-1グランプリ 決勝戦③

おはようございます。
今日はお休みなのでとりあえずM-1感想を完成させようと思います。
松っちゃんについて色々思うところもありますが…
それについてもまたこれが終わったら書きたい。

決勝戦②はこちら💁‍♀️


ダンビラムーチョ

いや、この記事のために2回目見た時は、それほど長く感じなかった!
初見の時は『いや〜長すぎた!!』と思ったので、
果たしてどこで切るのが1番良かったんだろう?と思ってみたけど、
さすがにダンビラさんが切ってるところがベストだった。
めちゃくちゃ考え抜かれた長さだと思う。
サビまでに音が3、4展開して、そこで会場も笑ってたし、実際面白かった。
が、しかし、長さに比例するほどには爆発しなかった、というのが現実だ。
というか、M-1と歌ネタの相性は限りなく悪くて、
やはりどうしても尺を使ってしまうし、
歌詞で笑わせる場合は歌詞がネタバレしているのでオチを読まれやすいという欠点もある。
そういう意味ではシシガシラのネタはもうそれっぽい歌を歌うだけで爆発してたのでまじであれを決勝でやるべきだった。
後は順番というか、前に出た人達との相性が良くなかったのかな〜と。
直前に出た真空ジェシカもそうだけど、なんせ手数が多いコンビがとても多かったからだ。
ヤーレンズと真空ジェシカの後、ということで
手数がどうしても少なくて物足りない、という印象を与えてしまったのかも。


くらげ

いや〜
いつの日かのダイヤモンドを見ているかのようでした…笑
この『しっかりしすぎた型漫才』って、芸人さんとお客さんの距離がだいぶ近くないとめちゃくちゃ不利だと思うんだよなぁ…
それこそそのコンビが好きで、人となりを理解している前提でこそ成立しやすいというか…
まぁそうなってきたらミルクボーイとかどうなるねんやけど、
ミルクボーイは型ありきだけどその中にちゃんと爆裂強強フレーズがめちゃくちゃあって、
最初の何個かでガッと客席を引き寄せたんだよな。
もうそっからは言えば笑う状態の無敵モードになるから、
博打ではあるよなぁ。。。
あとは、つかみが無かったですよね。
これ系のシステマチック漫才は、ただでさえお客さんを蚊帳の外にしてしまうので
つかみ必須だと思うんだけどな…
(ミルクボーイでいうところの『こんなんなんぼあってもえぇですからね』の部分)
急に知らん2人が来て、ペラペラ2人で喋り出す、みたいな風になっちゃって
お客さんが置いてけぼりになっちゃう。
あと、多分舞台で見てるのとテレビで見てるのとではだいぶ印象が変わるネタだとも思った。
結局『汗臭いおっさんが何言うてんねん』なネタなので、
顔がアップになった方が面白かったのだと思う。
舞台だと、どうしても遠隔で見てしまうので、
その辺の面白さが半減というか、ななまがりの人くらい見た目にインパクトがないと難しいのかな〜と。笑


モグライダー

これはもう完全に2年前を越えられなかった、以上!って感じでしたね。
2年前の衝撃が凄すぎた。
設定だけであれだけ面白いネタを久々に見たもんなぁ。
このネタも、芝さんが歌い切るまで、がピークで
そっからはかなり惰性的な感じがした。
そっから盛り上がりにだいぶ欠けるというか。
たぶん2年前は、設定の衝撃と、ともしげさんのキャラがバチコーン!とハマって大ウケしたけど
もう観客は言わずもがな2人のキャラは知ってるし、
どういう漫才をするのかも知っている中、
前のネタを超えられないとなると、もう2人が戦ってるのは他のコンビではなく、2年前の自分達なんだよなぁ…。
オズワルドと一緒で。
みんな他のコンビと比べるんじゃなくて、前のネタと比べて面白い面白くないをジャッジするから。
なので、他の型の漫才をした方がいい気がする〜
オズワルドや笑い飯は型が無いので過去を超えるの本当に難しいけど、
型があるモグライダーは型さえ破れば観客は『違うもの』として認識するので過去と比べられるリスクがだいぶ減ると思う。


…なんだかこの3組だけ異様に長くなってしまったな。笑
面白いのになんでウケなかったのか、を考えてしまうからかな。笑

最終決戦はこちら💁‍♂️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?