2025/1/29 吉野家のカービィのやつ/罪
吉野家のカービィのやつ
吉野家のカービィコラボの救済措置が凄すぎてちょっと感動モノである。
【本日スタート】
— 吉野家 (@yoshinoyagyudon) January 28, 2025
『カービィと吉野家まんぷく大作戦 アプリでポイント交換プログラム』
▷内容
450円(税込)ごとのお会計で1ポイント贈呈(900円(税込)のお会計の場合2ポイント)
2ポイントでお好きなオリジナルフィギュアを1つ差し上げます
※お届けは7月上旬を予定
詳細:https://t.co/BF4XJQGdek pic.twitter.com/HGmtBN9yq0
昨年夏に展開していたカービィ盛りキャンペーンでは炎天下の中行列ができており、毎日のように午前中で在庫切れ。結局手に入れられず、挙句の果てには転売横行という状態だった。
が、今回救済措置として別途キャンペーンが打ち出された。内容は、「450円ごとに公式アプリを通して1ポイントが付与され、2ポイントごとにフィギュアが一つ必ずもらえる」というもの(発送は7月頃)。これ、めちゃくちゃ凄くないですか。
・必ず手に入る
・好きなフィギュアを選べる
・ポイント制なので行列に並ぶ必要がない
というユーザー目線のメリットもあるし、
・フィギュアの在庫を抱えるリスクなし
・店舗の業務オペレーションを変更する必要なし
・公式アプリを通すから購買データを得られる
といった、企業側のメリットもかなり大きいはずだ。
生産工場側との折衝、納期調整、ポイントシステムの導入、顧客満足のラインとポイント設定の分岐点……自分が担当だったらと思うと気が遠くなるぜ。マーケティング担当者、優秀すぎる。これで文句言ってる人は多分働いたことないと思いますよ。嗚呼吉野家万歳!!
罪
いきすぎた加害者叩きを見ると驚いてしまう。正確に言うと、凄惨な事件が起きた際に加害者への憤り/被害者への同情については納得はできるものの、事故、あるいは死傷者の出ていない比較的小規模な事件における犯人を、過剰に断罪しようとする思考が怖い。「善良な市民」は、自分が何かしらの容疑者になる可能性が向こう岸に立っているような気がしないものなのだろうか。
自分を叱責したり注意したりする人は歳を重ねるごとに減っていくものだが(いわゆる老害とされる人格が形成されるのもそのためだろう)、それにより気づかぬうちに犯罪行為に手を染めていくかもしれないという恐怖心がある。脱税なんて気づかずにやらかした人が7割くらいなんじゃなかろうか。そういう、霧の向こうに広がる暗い森のような感覚が恐ろしくて仕方がない。