めんだこの薬箱
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仕事をしていると常々感じることがある。
小児科の親御さんで子どもの薬を正しく使えている人がとても少ない。
データを取ったわけじゃないけど、体感で2割程度。
でもそれは、親御さんのせいではなくて、
薬について学ぶ場が無さすぎるせいだと思っています。
お薬が出たり、相談があるたび薬剤師が説明するけど限界はある。
母親学級や定期検診の時に離乳食の話や発達の話をしてくれるみたいに、
薬のお話をしてくれる場があればいいのに。
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日本のとある薬局で、薬剤師やってます。
長年働く中でずっと気になっていたことです。
薬剤師として得たもの、そして中学生、小学生、1歳の子を育てる中で直面した
お薬にまつわる色々なノウハウやあるあるをここにまとめていこうと思います。
お薬について悩んでいるパパママの悩みの解決に役立てば、
そして増える笑顔が1つでもあればいいなと思っています。
100%おこたえできるかはわかりませんが、
気になるテーマとか聞きたいことをコメントやメッセージなどでいただければ嬉しいです。
最後に!
ここにまとめるのはお薬に関する一般論や一事例です。
症状や治療方針などにより、ここに書いてあることとは違うことを医師や担当薬剤師から説明されたり指示されたりすることがあります。
その場合には迷わず医師の指示に従ってください。
医師と私、どちらかの言っていることが間違っているわけではありません。
両方とも正しいのです。
「オーダーメイド」ともいえるほど、それぞれの症例によって薬の使い方や指示は変わります。
正解はひとつではありません。
そのことだけ心に留めておいてください。