2020.05.17(日)
昨日はずっとアニメ「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」を見ていた。
舞城王太郎脚本、あおきえい監督のタッグ作品だ。
てっきり映画でやるものだと思っていたから、1月からのテレビ放映を見逃していた。
「大事なのは俺が名探偵であること、そして俺はこの子、カエルちゃんの死の謎を解かねばならないという事だ」
このあたりの、名探偵である⇒〇〇をしなければならない、という言明とロジックは極めて舞城的だった。
面白かった。
ただ――これは作品の内容に特段関係しないのだが――新しい作品を見るのは体力を使う。
特に、昨日は13話を一気に見たことが悪かったのだとは思うが、疲れる。
だから、「自粛期間にいろいろこれまで見ていないものも見よう!」と意気込む声も当初は聞こえていたが、結局は見たことがあって、面白さが担保されているものが見たくなるというのは道理なのかもしれない。
私も、仕事が忙しくなってくると、新しいものが見られなくなる。
面白いと分かっているはずのアニメやドラマも、その次の話がはまらなかったらどうしよう? と不安になってしまい、見ないまま溜めてしまう。
それで見なくなった作品は数知れずだ。悲しい。
というわけで、今日は映画『ピンポン』の冒頭を見た。
やはり「I can fly!」と言って橋からペコが飛び降りて、supercarの音楽で始まるあのOPは素晴らしいと思う。
最高。
ただ、これはテンションをチューニングするために見たかっただけなので、冒頭だけにとどめた。
Netflixを契約して、「全裸監督」を見たきりあまり活用していなかったが、こういう、好きなときに、好きな分だけをつまみ食いするみたいに見てもあまり罪悪感がないのは、サブスクリプションサービスの魅力なのかもしれない、と思った。