2020.06.12(金)

朝から、曽我部恵一の「ヘヴン」を聴いた。
「文学」や「夜行性」が好きなのだが、アルバム一枚を通して聴いたのは初だった。
曽我部恵一が、いきなりリリースしたラップアルバム。なんか不思議な気持ちになって、良かった。

昼からは「オードリーのオールナイトニッポン」を聴いた。
ドラゴンボールのネタバレを気にする若林がとにかくおかしい。
しかし、私も実はドラゴンボールをまったく通過せずに来たものだから、いまいち話が分からなかった。
東映アニメやジャンプアニメに詳しい知人によると、私の世代はちょうどドラゴンボールの谷間世代らしい。
そして私は鬼滅の刃も知らない。
約束のネバーランドは分かるんだけどな。

そんな具合で、いつもどおりイヤフォンしたままで仕事をしていたら突如Web会議に招集された。
16:30からだと思っていた会議が16:00からだったのだ。
非常にバタバタして、とても心臓に悪かった。

更に心臓に悪かったのは、その会議が伸びたことだった。
挙げ句、当初の予定になかった会議が、その会議のあとで突発的に始まったことも私を焦らせた。
そのあと、私には予定があったからだ。

シビウ国際演劇祭で、野田地図「ザ・キャラクター」が日本時間の午後9時から配信されることになっていた。
私はそれがぜひとも観たかったのだ。
だから、会議がどんどん伸びて、更にそこで金曜日なのに当日中のタスクを振られるなどなったら最悪なのだった。

幸いにして、そんなことにはならず、無事にその芝居を観られた。
戯曲は単行本で読んだことがあったし、とある事件がモティーフにされていることも知っていたが、こんなに重い気持ちになる芝居だとは思っていなかった。「重い」は想像できた。その程度が予想以上だった。
さまざまな場面がとても怖かった。
明日の朝9時からも、同内容が配信されるらしい。

観終わった後でテレビを点けたら、アナザースカイをやっていて、アンタッチャブル柴田が出ていた。
スタジオは、ソーシャルディスタンスを意識したのか、出演者間がとても広く取られ、また空間自体も非常に開けたものになっていた。
あの、どことなくおしゃれな「いけすかない」感がパワーアップしていて、少々笑ってしまった。

そんなこんなで、テレビ放送されていたらしいバック・トゥ・ザ・フューチャーは観ていない。面白いとは聞くから、いずれ観てみたいのだけれど。
いつもエッセイでやっている「今回の一曲」ではないけれど、今日ばかりはこの曲を貼ってもいいだろう。藤
岡みなみ&ザ・モローンズで「デロリアンで待ってて」。


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