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大学生、大地に立つ #7

好きな音楽を嗜む

僕は高校一年生の時にアイドルオタクというものになりまして、今好きな曲はと聞かれれば、好きなグループの曲を答える、筋金入りです。
ただ、僕の好きなアイドルグループはそこまで認知度が高いわけではないので、友人に聞かれた時や、美容室に行った時など、教えて、と言われてピンとこられたことは一度もありません。
最近は昔と比べて音楽に触れやすくなったということもあってか、突然流行ることがしばしばあるし、誰かの熱狂的ファンだという人は少なくなってきた気がします。
サブスクの流行によって、最近の人はアルバムを聴かないとか、ギターソロを聴かなくなっただとか言われていますが、まぁ何が言いたいかって、音楽の楽しみ方って人それぞれだと思うんです。
そりゃ、アルバムを作っているアーティスト側からすれば、セトリを工夫しているわけですし、聴いて欲しいと思うのも当然のこと。
だからと言って、他人の音楽の楽しみ方を否定して良いかと言えば、そういう訳でも無い。
ちなみに僕はアルバムめっちゃ聴きますし、そもそも楽器が好きなのでギターソロも大好きです。
そして冒頭のアイドルの話に戻るのですが、世の中ではしばしばアイドルの楽曲が音楽として認められないことがあります。
アイドルなんて顔だけだと思っている人もいるのではないのかなと。
ですが実際は、アイドルにも音楽性に富んだ楽曲は沢山あるわけです。
有名どころで言えば、乃木坂46のインフルエンサーでしょうか。
あの曲は、純粋な音楽としても非常に評価が高いです。
アイドル楽曲とひとくちに言っても、ジャンルは様々で、ダンスミュージックもあれば、純粋なポップスも、ロックチューンだってある。
そして彼等は見えないところでボイトレやダンスレッスンなどとてつもない修練を積んでいます。
楽器を弾かないからだとかもうそういう次元の話ではないと思うんです、音楽って。
音楽は音を楽しむと書くように、楽しんでいたらそれはもう立派な音楽だと思うんです。
だから、アイドルだからといって敬遠して欲しくないな、とアイドルオタクの立場からは思うわけです。

文章が苦手

僕はこんな活動をしていますが、文章を書くのがとても苦手です。
お勉強の面で言えば、国語は苦手教科で、テストで良い点を取ったことは人生で一度もありません。
読解も苦手だし、書くのも苦手。
作文の宿題でも高評価を得たことがない。
そんな僕がなぜnoteを書こうという決断に至ったかという話なのですが、それが僕の恋愛話に起因します。
詳しいことは、このエッセイの5本目に書いているので大幅に省きます。
色々悲しいことがあったその一年後、自分は前を向かなくてはいけないと思いました。
そして、そのためには一度自分の気持ちをしっかりと整理して、自分が何を捨てて何を残すかを真剣に考えるべきだと。
どうしたものかと模索しているうちに、文章を書くことが一番なのではないかという結論にたどり着きました。
最初は日記のように自分完結でも良いかなと思いました。
しかし、どん底に落ちた自分のような人は、他にも沢山いるだろう、そんな人たちのために、自分が何かできることはないか、という思いが強く心にありました。
そこで、文章を公表するツールはないかと調べた結果、noteで文章を書くことにしました。
最初は自分の拙い文章を全世界に公表することや、本名を使って活動することに対しての不安がかなりありました。
しかし、投稿を続けていくごとに、スキが頂けるようになって、200人を超える方にフォローしていただき、自分のやっていることは無駄じゃないという自信が芽生えてきました。
文章で人を救う。
それはあまりにも壮大で、僕なんかに務まっている実感は全くもってありません。
ですが、実行しない後悔よりも、実行した後悔をしたい。
僕は高校2年生のあの時、noteを書く決断をした自分を褒めたいと思います。
あの時の自分が勇気を出していなかったら、多分今の僕はありません。
それほど僕にとっては重大な決断でした。
これからも、いつかの僕のようにどん底に落ちてしまった人にささやかではあるものの、手を差し伸べられるように、文章を書き続けていきたいと思います。

仮初の人間関係

クラスメイトってクラスメイトじゃないですか。
友達と言われれば友達ではないのに、何故か仲が良いのがクラスメイトですよね。
その中で友達になるまで関係を構築していくのが友人関係というやつで。
僕はクラスメイトなどの人間関係を、仮初の人間関係と呼んでいます。
例えば、バイト先なんかも良い例かもしれません。
バイト先の同年代の人と友達になるかと言われると、それはそれで違ってくるなと思っています。
そりゃ、友達になる場合だって往々にしてありますけれど、そうでない場合の方が多いんじゃないかなと。
それでもLINEやInstagramを交換したり、やり取りしたりしますよね。
バイトって図らずも協力作業ですし、絶対に人と関わらずに仕事をこなすってできないんですよね。
そう、これも仮初の人間関係だと思います。
実際ぼくは、前のバイト先の人とは連絡を取っていないですからね。
まぁ、辞めてしまったバイト先の人と連絡を取るのはそもそも至極気まずいことでしょうが。
でもこれがもし友達だったら、きっとバイトを辞めても連絡は取っていると思います。
さっきから友達という言葉を多用していますが、友達はもちろん人生にとても必要な存在です。
ですが同時に、仮初の人間関係も人生にとても重要な要素です。
クラスメイトがいなければ学校生活は成り立たないし、バイト仲間がいなければ仕事は成り立たない。
友人関係もものすごく大事だけれど、この仮初の人間関係を上手くやっていくことは、生きていく上でとっても大事だなと思います。

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