比較
Hallo Leute! みなさん元気ですか?今週もあともう少し、頑張りましょう!
さて、今日は少しお久しぶりになってしまいましたが、B2文法をまとめたいと思います。タイトルにある通り、今日は比較の表現についてです。日常でもよく使うので、是非この記事を読んで整理して覚えてもらえれば嬉しいです。
それでは、los geht's!
wieとals
何かを比較する時には、wieを用いた言い方と、als を用いた言い方がありますが、この2つの用法、使い方を整理してみましょう。
<共通点>
🍉どちらも副文を作り、動詞は最後に置かれます。
🍉どちらもその前の形容詞をより詳しく説明する用途で用いられます。例えば、
Im Fremdsprachenunterricht sollte man die nonverbale Kommunikation stärker berücksichtigen, als man das bisher getan hat.
この文の主文は、「外国語の授業では、言葉を用いないコミュニケーションを強く尊重するべきだ。」という意味で、この「強く」がどれくらいかというと、副文の部分、「今までしてきた以上に」ということですね。
<相違点>
🍉wieは比較した上で、「同じ」であることを表すのに対し、alsは同じではないことを表します。例えば、
Die Gestik und Mimik des Gesprächspartners zu verstehen ist tatsächlich so wichtig, wie von Experten behauptet wird.
この文の主文は、「会話するパートナーのジェスチャーと身振りを理解することは、事実とても大事です。」という意味ですね。そして、どれくらい大事かというと副文の部分、「専門家に主張されているように」。ここでは"wie"が使われていますので、事実と専門家の主張は同じだ、ということですね。
では次に"als"を使った文章を見てみましょう。
Die Körpersprache spielt beim Verstehen anderer Menschen eine größere Rolle, als ich gedacht habe.
主文は、「ボディーランゲージは他の人を理解するのに大きな役割を果たしている。」そして、どれくらい大きな役割だったのかというと、副文、「私が思っていて以上に」つまり、私が思っていた役割よりも実際は大きかった、同じではなかったということですね。
そして、上記の例文からもわかるように、この2つは用法が異なりますので、まとめてみます。
🍉so/genauso + 形容詞の原型 + wie
"als"に関しては3つ言い方があります!
🍉形容詞の比較級 + als
🍉anders + als (andersというのはまさに「異なる」という意味ですので、比較しているのは一目瞭然ですね。)
🍉etwas/nichts anderes + als
anders + alsは例文を挙げておくので、参考にしてみてください。
Körpersignale aus anderen Kulturen bedeuten also oft etwas anders, als wir gesprochene Sprache aufnehmen.
je..., desto/umso...
これは、「〜すればするほど」という意味を表します。日常会話ではあまり使用頻度は高くありませんが、文章などで目にした時にわかるように、是非チェックしておきましょう!
まずは例文を出します。
Je länger eine Person spricht, desto/umso deutlicher verrät sie ihre Emotionen.
人が長く話せば話すほど、彼女は感情をより明確に出す。
ポイントは、
🍉Jeの文が副文となり、動詞が最後に置かれ、desto/umsoの文が主文となる。
🍉jeの後も、desto/umsoの後も形容詞の比較級が置かれる。つまり、desto/umsoの文はdesto/umso + 形容詞の比較級 + 動詞 + 主語 の語順となります。
🍉この文は、よく条件を示す意味で使われる。例えば、上の例文は、こうも言い換えられますね。
Wenn eine Person lange spricht, (dann) verrät sie ihre Emotionen.
🍉destoとumsoは全く違いがありませんので、どちらを使っても大丈夫です!
おわりに
さて、今日はこれで以上です。比較の表現、少しスッキリしましたか?皆さんの勉強の参考になっていれば、とても嬉しいです。
それでは今日はここまで。最後まで読んで頂き、有難うございました!💃💃
Ciao :)
*記事の中で使用した例文は全て、Ernst Klett Sprachen GmbH, Stuttgartの "Aspekte neu Mittelstufe Deutsch" より引用しています。