簡単に顔と名前が一致する超記憶術
あなたも経験ないですか?
「この人の名前なんだっけ、、、」
「顔は覚えているのにな。」
「取引先の大事なお客様なのになんて呼んでいたか思い出せない、、」
名前と顔を一致させるのって意外と難しいですよね。
だけど「どちら様でしたっけ!あはは」で済まされる場面なんてほぼありません。
人間の脳はそもそも初期設定として情報を忘れていくようにできています。
人の名前などは言ってしまえばただの文字の羅列、意味のない記号でしかありません。
これは人間が最も忘れやすい情報の一つです。
今回はそんな人の“顔と名前”の情報を一致させる超記憶術を紹介していきます。
✨✨この記事を書いている記憶アスリートKのプロフィール✨✨
趣味、スポーツ、習い事、何をやっても中途半端。
記憶術を習得しようと思ったきっかけも、楽して魔法のように物事を覚えたいという不純なもの。
しかしそこから記憶する事の楽しさを知り本気で記憶術に打ち込み、今では人並み外れた記憶力を持つ記憶術アスリートに成長。
ここでは、その成長過程で得た気付きや、記憶術に興味がある方への疑問や悩みが解消できるような情報をお伝えしていきます❗️
1.顔と名前の記憶方法
それでは、早速、記憶力日本一の大野元郎プロが使っている、顔と名前の記憶術を紹介していきます。
たくさん人と会うパーティーや結婚式、たまにしか会わない取引先の人の名前を忘れないためにも汎用性バツグンです!
1-1.実践!顔と名前の記憶術
では実際に「顔と名前の記憶術」を使って人の名前を憶えていきましょう。
あなたであれば上記の10人の名前を覚えるときにどうしますか?
もちろん、メモなどは使わないでどう覚えるかです。
実は、やることは極めて簡単です。
覚えづらいただの文字の羅列である名前を覚えやすいイメージに変換するだけです。
言葉でそういわれてもなかなか難しいと思うので実際にこの10人を例に考えていきましょう。
まず1人目は「佐藤」さんです。
この「佐藤」さんをお砂糖にイメージ変換してしまいましょう。
頭から砂糖を被っているイメージです。
朝ごはんはショートケーキにイチゴミルク、昼ご飯はスイーツ食べ放題のお店はいって、夜寝る前はおしるこを飲んでるイメージまで刷り込んでおきます。
こんな固い感じの男性なのにスーツのポケットにまで砂糖が入ってるのか。。。
これで憶えてください。
ここでは名前の音から違う単語に関連づけてイメージしやすくしています。
この違う単語を選ぶ上での注意点は具体的にものをイメージしやすい単語に置き換えてください。
次に2人目の「斎藤」さんです。
ここでは「斎藤」さんのことをサイを十(とう)匹、飼っている斎藤さんだと覚えましょう。
こんなにきれいな女性がサイを十匹も飼ってるなんて意外過ぎますよね。
さらにサイを十匹つれてお散歩してたり際に餌をあげている情景まで想像してみてください。
これなら忘れなることはないですよね。
今回の例では「斎藤」と言う一つの言葉からは直接音変換できないので「さい」と「とう」に言葉を分解してからそれぞれを音変換してイメージしやすいようにしています。
3人目の「和田」さんは和田アキ子の弟の和田さんで覚えましょう。
ちょっとぽっちゃりしているけどそれを指摘したり、あろうことかバカにした日には和田アキ子さんがとんできてめちゃめちゃにビンタされるイメージですね!!
このように実際の名前からの音変換以外にも実際に同じ名前の自分の友人や芸能人と関連づけて記憶するのも効果的なやり方です。
続いて4人目の「飯島」さんです。
ご飯でできた島に住んでいる飯島さんです。
島の海岸は真っ白な白米のご飯で陸地は玄米のご飯で茶色くて岩場の方にいくと五穀米のご飯で赤っぽくなる。
そんなご飯の島で食べざかりのこの若者はそだっているのか!!どおりでこの笑顔!このイメージです。
今回は名前の漢字からイメージ変換する方法を使いました。
「飯島」の「飯」を「ご飯」に変えました。
音は変わってしまいますが漢字から名前を連想できるので問題ありません。
基本的に使われる変換パターンは上記の4人で使った変換方法です。
それでは残り6人もどんどんイメージ化していきましょう。
5人目は「小山」さんです。
ここでは「小さな山」で変換しても問題はないのですが「小さな山」だと少しイメージしづらいのと、あまり印象的ではないので「こびと(小人)」と「山」でいきましょう。
こびとと山で2人で暮らしています。
こびととお揃いの眼鏡なんてかけちゃって「白雪姫」の7人のこびとをイメージするとかなり印象づきますね。
6人目は大野元郎プロの名前でもある「大野」さんです。
この「おおの」は名前の音の響きから大きい脳にイメージ化していきます。
実は大学は東京大学をでていてしかも首席で入学までしていたなんて、、、さすが大きな脳を持つ「大野」さん!
これもかなり記憶に残りますよね。
7人目は「奥田」さんです。
「奥田」さんは脱税して一億円を手にしたので田んぼを購入してこれからは都会を離れてゆっくりスローライフを満喫するそうです。
このイメージで覚えてみてください。
8人目は「酒井」さんです。
酒井さんはもうお酒が大好きで大好きで家にお酒が出てくる井戸があります。
日々の仕事で疲れていて趣味はお酒なんでしょうね。
ここまでイメージ変換してきて大体のやりかたは掴めてきたと思います。
なので9人目の「浜野」さんと
10人目の「安藤」さんはあなたが実際に考えてイメージ化してみてください。
2.イメージ変換のポイントと注意点
イメージ変換していく上で3つのポイントと2つの注意点があります。
これを抑えていくと記憶もはかどると思うので覚えてください。
2-1.イメージ変換の3つのポイント
ポイント①:鮮明なイメージをストーリー化
1つ目のポイントはかなり鮮明にイメージできるイメージにすることです。
抽象的なイメージでは思い浮かべることができません。
名前をイメージしやすい単語に変換したらその単語からストーリーを作ることで記憶に定着させましょう。
ポイント②:常識から外れる
名前をイメージ変換する上でそのイメージを現実地添わせる必要はありません。
むしろ常識の範疇でのイメージ変換では印象にのこらず忘れやすいのでよくないです。
常識から外れていたり、多少なら非道徳な言葉は人間の頭に残るものです。
「サイを十匹飼っている斎藤さん」や「脱税した1億で田んぼを買った奥田さん」などの表現はかなり頭に残っていますよね。
ポイント③:さらに情報を加えて相手のことを理解する
相手の下の名前や、やっている仕事の内容などまで覚えていることが出来ればあなたはますます人に好かれます。
もちろんそういった情報も記憶することができます。
例えば先ほどの斎藤さんが整骨院を経営されているとしたら、サイが十匹整骨院にいてサイがお客さんの背中に乗ってマッサージしている情景をイメージできます。
佐藤さんが学校の先生なら子供に砂糖(またはケーキ屋やスイーツ)を上げすぎて生徒がみんな太っている情景のイメージです。
2-2.イメージ変換の2つの注意点
注意点①:イメージから名前への変換
名前をイメージ変換する上で今度はイメージから名前に変換するときに間違いないことです。
例えば先ほどの飯島さんのことをご飯のお米のイメージから名前に戻してしまって「米島さん」と呼んでしまうということです。
せっかく憶えているのにここで間違えてしまってはもったいないです。
なので「飯島さん」と「米島さん」などの名前は変換イメージを分けるようにしましょう。
注意点②:変換イメージとその人の印象を分ける
あなたが脳内で行っている変換したその人のイメージと実際のその人の性格はかけ離れていることは多いです。
もし頭の中で少し変なイメージ変換をしていたとしてもその人の印象とは干渉させずに人間関係を構築するようにしてください。
自分で変なイメージづけをしてその人のことを勝手に嫌になってしまえば名前を憶えていないよりも遥かに失礼なことをすることになります。
3.どうしても思い出せなった時の対処法
どんなに優れた記憶術を使っていても時にはど忘れをしてしまったり、記憶術を使い始める以前に出会った人だったりでどうしても名前を思い出せない時があると思います。
そんな時に知っておくと便利な対処法です。
3-1.紐づいているフックを探す
記憶は様々な情報と紐づいて繋がっていることが多いです。
そしてその紐づいた先の情報を思い出すことが出来れば一緒に思い出せない記憶も思い出すことが出来ます。
なので名前が出てこない時には
「その時他に誰がいたか」
「どこであった人か」
「なんの用事であったのか」
「いつ頃あったのか」
「どんな状況であったのか」
などあった時の周辺の記憶を頭の中から探し出してみてください。
自分に質問しながら答えを探してください。
3-2.チャンスを待つ
これは三人以上でいるときに使える方法です。
タイトルにもあるように「チャンスを待つ」のです。
とりあえず名前を知っているふりをして会話をすすめながら第三者がその人の名前を言ってくれるのを待ち続ける方法です。
3-3.名刺、もしくはSNSを交換する
あえて、もう一度名刺交換、またはSNSの交換をします。
最近ではFacebookやLINEなどのSNSをやっている人もかなり増えてきました。
名刺交換はもう終わっているけどFacebookやLINEもしくは他の交換していないSNSがあれば教えてもらうことで自然に相手の名前も知ることができます。
SNSを使えない局面であれば
「自分の肩書がかわったので。」
「名刺のデザイン新しくなったんです。」
「メールアドレスがかわったので。」
「住所が、電話番号がかわったので。」
などと言って強引にでも名刺交換を行いましょう。
3-4.正直に聞いてみる
やはり素直に聞いてみるのが一番早く確実な手です。
第三者がいる局面であればその方に「あの人の名前なんだっけ」と聞いてみるのもありです。
基本的に人の顔と名前を一致させて覚えることが苦手な人の方が遥かに多いです。
相手もあなたの名前を思い出せずに困っていたなんてことも結構あります。
ただ、こちら側が名前を忘れてしまっているので真摯な態度で聞きましょう。
「聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。勇気をもって聞いてみましょう。
4.確認テスト
それでは!!
ここまで文章を読んで少し記憶も飛んだと思うので改めて先ほどの10人の顔と名前が一致するかテストしていきましょう。
では10人全員の名前を答えてください。順番はランダムにしてあります。
どうでしたか。
あなたは想像以上に名前を憶えていることにびっくりしていると思います。
正解はこちら↓↓↓
先ほど8人目だった「浜野」さんと9人目だった「安藤」さんはどうでしたか。
あなたが記憶することができているのあればそのイメージ変換は正解です。
ちなみに僕は「浜野」さんは普段からハンマーで脳をたたいており、昨日の夕飯も一切覚えていないイメージ変換をします。
「安藤」さんはフラフープみたいに腰でアンドーナッツを回しながらさらにアンドーナッツを食べているイメージ変換で記憶しました。
5.まとめ
いかがでしたか。
あなたもこれで人の名前を憶えられるようになれそうですか。
ここで書いてきた情報はあくまで理論であり、やり方です。
そして一番大切なことは練習と実践です。
自転車に乗るのと同じように繰り返し練習することが大切です。
使えば使うほどイメージ変換を素早くできるようになり、使えば使うほど頭に情報を焼き付つけやすくもなります。
慣れてくればフルネーム+職業などの追加情報まで憶えられるようになります。
人の名前を憶えて信用を手にして、人から好かれるようになりましょう。