日記200818

今日はチビの機嫌が悪い。本を読んだりしている時は興味深そうにしているが、少し経つと怒って投げてしまう。知育カードも床一面に広げないと我慢ならない様子。私の頬を引っ掻き、私の眼鏡を毟って目の下に爪を立てた。うんざりして思考が回らなくなり、私はしばらく死んだふりをする。チビは起き上がった私の髪を掴んで引っ張り回した。痛みより悲しさで涙が出た。

次に暴力を振るわれたら多少力任せにでもチビを引き剥がそうと思った。もう精神がもたない。「体罰」「虐待」という言葉が頭を過ぎる。でもその直後、チビはすんなりと早めの昼寝をしてしまった。

今日は夫が急遽在宅勤務ではなくなったので、ありあわせのもので自分の昼食を作る。冷凍庫に、作り置きして時間の経ってしまった離乳食の素材がある。豚挽肉が少し、ほぐした鳥ささみが少し、ツナが少し、潰したカボチャと、角切りにした人参や大根。少量ずつでもかき集めるとちょっとした量になる。全てを鍋に入れてコンソメスープでまとめて煮込む。実家にいた時、私が苦手だった野菜スープに似ている。野菜スープに豚挽肉は余計だと思っていた。今日は不思議と美味しく感じる。適当に焼飯を作ってかき込む。

スープを飲みながら、これは全部チビに食べさせてあげられなかったものなんだなと思う。チビの機嫌が悪いのも、全部私のせいに感じる。もう今日は落ち込むところまで落ち込もう。それが私のいつものやり方。熱いスープで火傷したらしく、舌がヒリヒリとする。

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