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強制徴用被害者の名誉回復に弾みがつくか

第21代韓国総選挙、光州地域の当選者について分析されている記事があったので拙訳にて紹介します。
元記事 無等日報 http://m.honam.co.kr/detail/c3QycN/600953

市民団体活動中の政治家が"国会入り
ユン·ヨンドク、チョ·オソプ、イ·ヨンビン、カン·ウンミ
近代挺身隊諮問·運営委員に
ヤン·ヒャンジャ氏、昨年4月に後援開始
"戦犯企業の損害賠償"推進力に期待
市民の会側"懸案に力を合わせてほしい"

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「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」が昨年8月13日午前、光州市議会の市民疎通室で"日本による植民地時代女性勤労挺身隊被害者支援法"制定を促す記者会見を行っている。 ©️無等日報DB

日本による植民地時代強制徴用被害者の名誉回復に弾みがつく見通しだ。

韓国最高裁判所の強制動員賠償判決にもかかわらず、命令を履行しない日本の戦犯企業を相手に追加訴訟を進めている中、勤労挺身隊市民の会と苦楽をともにした彼らが、21代国会に大挙入城し、問題解決に力を貸せるという期待が大きい。

特に180議席を確保、巨大与党として誕生した共に民主党に慰安婦問題・徴用賠償問題で対日強硬論を展開している政府に力を与えるものと予想され、日本政府や三菱側で負担を感じて当面の懸案解決に積極的に乗り出して韓日関係改善に向けた足場にすることもできるという慎重な見方も出ている。

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写真左からカン·ウンミ、李ヨンビン、ユン·ヨンドク、チョ·オソプ、ヤン·ヒャンジャ第21代国会議員選挙の当選者。

19日、「勤労挺身隊ハルモニとともにする市民の会」によると、今回の第21代総選挙で当選した▲ユン·ヨンドク氏(東南甲·民主党)、▲趙五燮チョ·オソプ氏(北区甲·民主党)、▲イ·ヨンビン氏(光山甲·民主党)、▲カン·ウンミ氏(比例·正義党)の国会議員当選者は、諮問·運営委員などで市民の会苦楽を共にしてきた。 ヤン·ヒャンジャ当選者(西区乙·民主党)も昨年4月、後援行事を契機に市民の会への後援を始めた。

イ·ヨンビン、カン·ウンミ当選者は市民の会の活動を支えてきた現職諮問委員だ。 医師のイ当選者は、"10万署名運動"当時、光州家庭医学科協会を通じて署名運動に力を貸しており、梁錦徳さんなどの診療を受け持ってきた。 ハルモニたちを慰めるために招待公演を行うなど、見えないところで役目を果たした。

正義党の比例代表で21代国会入りしたカン氏は、西区議会議員だった時から勤労挺身隊問題に関心を持って活動した。 2009年地方議会初の問題解決のための三菱糾弾決議文を発表した。 光州市会議員になってからは全国で初めて"光州市女子勤労挺身隊被害者支援条例"を共同発議した。 厚生年金99円波紋など市民の会が厳しい状況に置かれた時は、東京訪問団闘争や金曜行動などに直接乗り出した。

市民の会の創立メンバーであり、元運営委員のユン·ヨンドク当選者は、三菱自動車光州展示場の前で行われた1人デモ、無等山登山路で行なわれた"10万署名運動"、10万希望リレー募金運動など、常に現場にいた。

チョ·オソプ当選者は、被害者たちと2015年に名古屋訴訟支援会が主催した行事に参加し、特にハルモニたちと東南海地震犠牲者追悼碑の現場を訪れて献花し、これを機に市民の会活動を始めた。

李国彦市民の会代表は"当選者が被害者のそばで勤労挺身隊問題を見守り、強制動員問題に対する歴史的重要性を認識しているという点で責任意識があると思う"とし"今回の総選挙結果が三菱側にも負担になるだろう。 18年の最高裁の判決から1年6ヵ月間、足踏み中の状況で、韓日問題、強制動員の賠償など、当面の懸案が多い。 解決のために力を合わせてほしい"と伝えた。

カン·ウンミ当選者は"強制徴用問題は当然、力を合わせて解決しなければならない問題だ。 引き続き関心を持って活動する"とし"日本による植民地時代強制移住など国が困難な状況で犠牲になった方々のために国会でしなければならないことが多い"と強調した。

一方、昨年4月に始まった強制徴用被害者の追加損害賠償訴訟は、1年間足踏み状態だ。

翻訳:Kitamura Megumi

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