ChatGPT:MindMap化
overview
以下の投稿では、ChatGPTに、与えた主題 subject に対して、自動で、説明の概要ポイント viewpoint を作成させた。
本投稿では、ChatGPTとMindMap化について、どのようなツールが利用可能か等を、簡単に整理する。
orientation
ChatGPTで、論点のviewpointをNodeとしてマップしたデータをつくり、Visualizeするツールとして、以下のMindMapツールが利用できると判断する。
1.Markdown形式のテキストをImport可能なMindMapツール
Markdown SyntaxをベースにしたTextをImport可能
2.Markdown以外の形式のテキストでImport可能なMindMapツール
Markdown Syntaxはそのまま読み込めないが、指定のFormatにしたTextをImport可能
以下のMindMapツールにて、実際に表示ができた。(Engineerの観点で抽出しています)
1.Markdown形式のテキストをImport可能なMindMapツール
XMind
MarkMap
https://markmap.js.org/repl
2.Markdown以外の形式のテキストでImport可能なMindMapツール
PlantUML
Mermaid
ChatGPTからResponse (Outcome) のFormattingを指定する
ChatGPTに、Queryを投げる際に、どのようなOutcomeが欲しいのかを、Formattingもあわせて、指定することで、想定する出力フォーマットでResponseを返してくれる。
この出力フォーマットのformattingを指定することで、Table形式、JSON形式、XML形式、等の形式も、Responseをもとに、作成可能である。これにより、他のDigitalな仕組みと連携させることを検討できる。(別途、考察したい)
本投稿では、Markdown形式、もしくは、MindMap化に適した出力形式を指定することで、MindMapを描くように、検討をまとめる。
MindMapに適した出力形式
XMind用 example
# <subject>
## <header>
- <keyword>
- <keyword>
## 賃金収入と家計消費
- 消費と投資
- 需要不足
PlantUML用 example
@startmindmap
+ <subject>
++ <header>
+++ <keyword>
+++ <keyword>
++ 賃金収入と家計消費
+++ 消費と投資
+++ 需要不足
@endmindmap
Mermaid用 example
mindmap
root((<subject>))
<header>
<keyword>
<keyword>
賃金収入と家計消費
消費と投資
需要不足
Query structures
Domain Spaceの明示
対象分野(Domain Space)を、提示する。
Windows 11のChatGPT Desktop版で、ChatGPTを使う場合、QueryのResultを、ChatGPTで作るが、その際のChattingの結果を、あとで参照しやすいように、この行では、<variable>の形式で指定した変数は使わないことにする。
Query directive
Queryのメインとなる命令
Outcomeの定義
Responseを、どのような目的、形式で出力するかの内容(Outcome)を、提示する。
variables
subject: 質問の主題、テーマ
keywords: 指定するキーワード
header: MindMapのNode (<h2>相当)
keyword: MindMapのNode (<li>相当)
role: ChatGPTのplayするrole
channel: Responseを公開、説明するチャンネル(ex. blog, etc)
mindmap tool; 利用するMindMapツール
example format: 利用するフォーマットの例示
Query - MindMap 例
XMind用
ケインズ経済学の概要の論点ポイントを提示を、提供ください。
あなたは <role>として、端的に<channel>にて説明するための<header>と<keyword>を選んでください。<header>は5個以上で、<keyword>は、<keywords>の内容を加味して抽出ください。
<mindmap tool>を利用して、<subject> について、Mindmapを作ります。<mindmap tool>と互換性のある情報を、出力サンプルである<example format>を参考にして、Text RAW形式で出力しなさい。
### subject: ケインズ経済学
### role: 経済学の教師
### channel: blog
### keywords
需要不足, 貯蓄過剰, 財政支出, 失業対策
### mindmap tool: XMind
### example format
Example
~~~
# <subject> as <role>
## <header>
- <keyword>
- <keyword>
## 賃金収入と家計消費
- 消費と投資
- 需要不足
PlantUML用
ケインズ経済学の概要の論点ポイントを提示を、提供ください。
あなたは <role>として、端的に<channel>にて説明するための<header>と<keyword>を選んでください。<header>は5個以上で、<keyword>は、<keywords>の内容を加味して抽出ください。
<mindmap tool>を利用して、<subject> について、Mindmapを作ります。<mindmap tool>と互換性のある情報を、出力サンプルである<example format>を参考にして、Text RAW形式で出力しなさい。
### subject: ケインズ経済学
### role: 経済学の教師
### channel: blog
### keywords
需要不足, 貯蓄過剰, 財政支出, 失業対策
### mindmap tool: PlantUML
### example format
Example
~~~
```
@startmindmap
+ <subject> as <role>
++ <header>
+++ <keyword>
+++ <keyword>
++ 賃金収入と家計消費
+++ 消費と投資
+++ 需要不足
@endmindmap
```
Mermaid用
ケインズ経済学の概要の論点ポイントを提示を、提供ください。
あなたは <role>として、端的に<channel>にて説明するための<header>と<keyword>を選んでください。<header>は5個以上で、<keyword>は、<keywords>の内容を加味して抽出ください。
<mindmap tool>を利用して、<subject> について、Mindmapを作ります。<mindmap tool>と互換性のある情報を、出力サンプルである<example format>を参考にして、Text RAW形式で出力しなさい。
### subject: ケインズ経済学
### role: 経済学の教師
### channel: blog
### keywords
需要不足, 貯蓄過剰, 財政支出, 失業対策
### mindmap tool: Mermaid
### example format
Example
```
mindmap
root((<subject>))
<header>
<keyword>
<keyword>
賃金収入と家計消費
消費と投資
需要不足
```
conclusion
ChatGPTを使って、Mindmapツールに取り込める形式のRAWテキスト・データを生成してみた。
Keywordsを4つ、提示しているが、ChatGPTがノードをそのまま4つのみ、出力することが多く。表現方法を変えるべき。。。だが、方法が不明なので、Regenerateで、ノードが複数出るまで、何度か出力させた場合もあり。
次回は、やっと、生成されたMindmapデータを加工して、論述を整理し、変更したMindMapデータをもとに、ChatGPTにて、論述させてみる。
以上
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