ChatGPT:為替と物価の関係を答えてみる(Q-知恵袋)①_2306
ChatGPTを使うのに、慣れるために、「知恵袋」というサイトの質問の回答を作っている。
以下の質問に対する回答を、検討してみた。
overview
「知恵袋」サイトの本質問は、結構、難しい質問で、様々な回答が想定されます。
「知恵袋」では、回答者が、定説から、異説まで、さまざま返答するし、冷やかし、煽り的な回答も多い。
ChatGPTは、基本、定説しか返してこないので、「知恵袋」的な人的QAは残るようにも思われる。
以下の手順で、検証する。
1. 自分のOriginalな回答を作成する
2. 自分のOriginalな回答から、ChatGPTに論点を抽出させる
3. 自分のOriginalな回答から漏れている論点を、ChatGPTに論点を追加させる。
4. 他の回答の論点も踏まえて、ChatGPTに論述させる。
Q: 与えられた文章をもとに論点を整理してください。
ChatGPT extracted viewpoints
こちらの提示したOriginalな回答から、適切に、論点が引き出された。
が、数値等の情報を省いて、一般化された記述となり、やはり、記述に、信ぴょう性がない、あやふやな印象となる。
以下、ChatGPTがOriginalな回答から、抜き出した論点
為替の価値が決定される仕組みに関する論点
為替レートは交換量によって決定される
貿易量による為替の交換量
資本取引による影響
金利の影響
マネーの供給量と為替レート
その他の要因
資源の輸出による安定
Q: 他に、考慮するべき点があれば、補足してください。
以下、ChatGPTがOriginalな回答から、抜き出した論点
為替の価値が決定される仕組みに関する追加する考慮点
経済指標
政治的な要素
中央銀行の金融政策
投資家の心理
自然災害や災害リスク
discussion
それなりに適切に論点が整理されていると、判断される。
ついでに、この論点をもとに、ChatGPTに論述させてみた。
conclusion
本投稿では、まずは、為替レートの決定について、ChatGPTを使って、整理した。次回以降、以下についても展開する。
◆済:1.国家間の為替レートの決定について
◇未:2.国家内の物価水準の決定について
◇未:3.為替レートと物価の関係について
ChatGPTで、「国家間の為替レートの決定について」について、論述させてみました。
①Original文章:1123文字
②ChatGPTの論点抽出:1002文字
③ChatGPTの論点追加:730文字
④ChatGPTに論点を与えて論述生成:1358文字
⑤ChatGPTによる事例生成:1035文字
以下の手順で実施しましたが、上記の④⑤と、①をベースに記述を見直せば、2000文字くらいの論述文は、直ぐにでも書けそうです。
なお、以下も手順に追加すると良いです。
5. ChatGPTの論述に、ChatGPTに「事例」を追加させる。
以下、課題点がありました。
ChatGPTの回答では、こちらの提示した固有名詞、年号とか数字とかが省かれ、論述に、数字によるEvidenceやBackingがなく、信ぴょう性が弱まっていると感じる。
提示した年号、数字
日本円、アメリカドル、ロシアルーブル、1980年代、インフレ率8%のアメリカ、インフレ率3%の日本、資本取引が貿易取引の10倍
ChatGPTに数字を出させると、間違った数字を出してくる可能性も高く、数字などを加えて、論述に信ぴょう性を加えるのは、書き手がやるべきと判断されます。
以上