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石田三成と柿

諸説有りの三成の最期。処刑の直前喉が渇き水を所望した所、用意がなかったため木になっている柿を(干柿と言う説もあり)渡したら「肝に悪い」と断った。今から死ぬ者が何を気にするかと笑われた。と言う逸話が残っている。死を目前にしても生き抜く事を考えていたからだと分析していた記事を見たけど違うだろーなー。と思った。
以前切腹の心得の記事を読んだ事がある。命ぜられると逃げられない。家族や部下に迷惑をかけぬ様、立派だったと語られる為に如何に死にゆくかを考える。その時恐怖で腰を抜かしたり、青ざめて震えるなど情けなく、また最期の時に嘔吐や下痢で辺りを汚すような恥ずべき事の無い様に身体を清めるのだと書かれていた。
先日、空腹時に柿を一つペロリと食べたら胃がシクシク痛みだし、数時間後にトイレに駆け込んだ。あー、柿はお腹を冷やすって言ってたなー。石田三成が柿を断ったのはこれじゃ無いかー?とその時思った。
ハラキリとか切腹とかって、西洋人には理解出来ない日本の風習だけど、現代日本人にも理解出来ませんから!残念。
秋の果物は身体を冷やす。りんごも梨も葡萄も柿もなるべく加熱して、生なら空腹時を避けて頂きたい。

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