祖母の記憶
祖母の話が続きますが
祖母と映画「百花」観に行きました
先日祖母が「この映画を一緒に観て、記憶が薄れる大変さを知ってほしいんだ〜」と言ったのがきっかけです
80歳をこえた祖母
膝が悪いことを除けば年齢の割にとても元気で、ユーモアで溢れた祖母を見ているといつまでも生きてくれるのではないかと思ってしまうほどです
それでも物忘れが増え、祖母の中で不安が増しているのだと思います
そのたびに「どうなってもみんなで大事にするから大丈夫だよーー!」と伝えています
肝心な映画は、親子の繋がりにフォーカスしているので認知症の症状についてのシーンは少なめだったように思いますが、静かでいい映画でした
命を繋いでいく途中に私も生きているんだと切なく愛おしい気持ちになりました
私は大切な人への「孝行」を自分のためにしているところが大きいんです
どれだけ大切にしていても人は必ず後悔する
それでも、大好きな人が亡くなったときに「まあこれで良かったよな~」と思えるようにしておきたい(自分勝手かもしれませんが)