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"人生の不時着"「人生に起きる予期せぬこと」をのり越える方法

こんにちは。「多様な価値観をミックスする」をモットーにしている、なつみっくすです。

昨日、"人生の不時着"をテーマにイベントをしました。今日は、"人生の不時着"をどう乗り越えるか? について書いていきます。

"不時着"をご存知ない方もいらっしゃると思うので、補足させてください。

「愛の不時着」という韓国のドラマが大ヒットし、Netflixで世界190ヶ国で放送されています。

"不時着"という言葉になじみが無かったのですが、このような意味だそうです。

航空機が故障・燃料不足・悪天候などのため運航不能となり、目的地以外の場所に着陸すること。

イベントの企画をつくっているときに、アイデアのヒントにと思い、メンバーと私でそれぞれのマイブームを教え合ったんです。そこで出てきたキーワードの1つが「愛の不時着」。メンバーがちょうど、このドラマにハマっていたとのことでした。

最初このキーワードを聞いたときにはイベントの企画に使いづらいかもな、と思ったんですが、「"愛の不時着"じゃなくて、"人生の不時着"をテーマにイベントしたら楽しいんじゃない?」という話になり、テーマが決まりました。

ちなみに余談ですが、アイデアは、「既存のものの掛け合わせ」と言われますが、まさに言葉と言葉の掛け合わせから、このアイデアが生まれました。

人生を旅にたとえると、予想していない所や、目的地以外の所に着陸すること(不時着)は起こります。

コロナ禍で私たちのライフスタイルは大きく変わりました。スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論によると、キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されると言われています。

とは言え、失敗するのは怖いもの。

予想していない出来事や失敗をどう乗り越え、学びにつなげ、楽しむか?
たくさんの失敗を乗り越えて、"人生の不時着"を楽しむことが、人生を彩るのではないかと考えています。

「他人や環境のせいにしない」をマイルールに

人生を楽しんでいる人に共通するのは、「他人や環境のせいにしない」こと。

何かうまくいかないことがあった時、失敗した時、ついつい他人のせいにしてしまったり、環境のせいにしてしまったりします。

私自身の、"人生の不時着"で思い出したのは、2年前に転職活動で挫折したこと。

「この会社に入って、こんなことしたい」と夢を描いて、内定も目前に見えていたところだったのですが、結局面接で通ることができなかったんです。

そのときは、すごく悔しいし、悲しくて、「もっと面接前に、想定質問を考えておけば良かった」とか後悔もしたし、「もっと準備ができていれば」と環境のせいにしてしまったこともありました。

でも今思い返せば、この状況を受け止め、自分の悔しい気持ちに向き合い、これをパワーに変えることができた。だからこそ、そのあとコミュニティを立ち上げて、人生が180度変わる経験ができた。今となっては、コミュニティが無い自分が考えられないくらいです。この"人生の不時着"に、感謝しています。

他人や環境のせいにしても、時間のムダなだけ。

予想しないことがあっても、その状況をすべて受け止める。

そのうえで、自分ができることに集中することが大切だなと思います。

ついつい誰かのせいにした方が、気持ちがラクになるので、そっちに流れてしまう気持ちも分かります。

なので、「他人や環境のせいにしない」をマイルールにする。あらかじめ、自分のなかで決めようと思いました。

人生は「旅行」じゃなく「旅」だ

このnoteを書いていて、思い出した言葉があります。

アカツキという会社の代表をされていた塩田元規さんが、こうおっしゃっていました。

人生は「旅行」じゃなく「旅」だ

旅  → 寄り道していい。
旅行  → 目的地が決まってる。早く、安く行くことが求められる。

という違いがあるそうです。

「旅」は、寄り道を楽しむ、遠回りを楽しむということ。
旅の途中の「瞬間」をいかに味わうか、が大切になる。

この話を聞いたとき、ほんとにそうだなと思いました。

私たち人間は、なにかと人生を先回りしようとしてしまったり、「〇〇がうまくいくコツ」とか「〇〇するためのノウハウ」を手に入れて、最短距離で行こうとしてしまう。

人生は「旅」である。

そのプロセス自体を楽しむという気持ちが持てれば、"不時着"の受け止め方も変わるのかなと思いました。

ミスチルの「終わりなき旅」が、心にぐっと来ます。

胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅

-Mr.children「終わりなき旅」より


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