![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34336124/rectangle_large_type_2_aa93d9e201b9a8e41a13aa9812b328b3.jpeg?width=1200)
大切なのは”愛”と”戦闘力”
こんばんは、ユコーンです。
本日、マイナビ転職オンラインセミナーでWEIN溝口さんとSHOWROOM前田さんの対談が行われました。
1時間という短い時間だったものの、ベンチャー企業や採用に関する濃密なお話しを伺うことができました!
中でも印象的だったのが、前田さんの「大切なのは愛と戦闘力」という言葉です。
特に仕事においては愛や心の繋がりはとても大切だけど、それだけでは戦うことができません。
もちろん、ベースにあるのは愛。
だからこそ、前田さんは「この人の戦闘力を上げなきゃ」と思ったら厳しい言葉や態度も取るそう。
「なんでもいいよ〜」という愛だけだと、逆に愛がないのと同じです。
例え話として出てきたマンガが二つあります。
❶前田さんから出てきたのはドラゴンボール。
クリリンがカメハメ波を打てないのに、「一緒に天上界で戦おうぜ!」というのは可哀想ですよね?
「飛び道具打てなくてもいいよ!お前いいやつだもん!」では無責任で、一緒に戦うなら戦闘力がないと。
❷溝口さんから出てきたのはワンピース。
知識や知恵がない故に、相手を思ってボロボロになって取ってきたキノコで作った猛毒のスープを飲ませてしまったチョッパー。
チョッパーに対するドクトリーヌの言葉に「優しいだけじゃ人は救えない。大切な人を救いたいなら知識をつけないと」というニュアンスの内容があります。
どちらからも分かるように、戦闘力や知識や知恵が足りない状態で戦おうとすると自分だけではなく仲間にも傷を負わせてしまう可能性があります。
連帯責任にもなりかねません。
では、戦闘力はどうすれば上げられるのか?
前田さんの考えでは二つあって、「締め切り効果」と「期待値効果」というもの。
人間の力は締め切りと期待で引き上げられることがあるから、「信頼してるよ」より「今夜12時までに頼むよ」という声掛けが必要な場合がある。
明確な期限と、「この期待を超えたい」と思ってストレッチして成長していくものだから、と。
そもそものお話で、そのベースには愛があるから頑張れる。
-------------------------------------------------------------------------
ここまで聞きながら、自分のいるコミュニティで考えてもまさにその通りだなと思って画面越しに頷くばかりでした。
愛は大事です。「そのままでいいよ」という大きな器も必要です。
でも、その場において必要な戦闘力がないといけないなと自分自身が痛感しているところでした。
私が完全に愛だけの人間なので痛いぐらいめちゃくちゃ刺さっています(笑)。
どんな時間を過ごすことが自分の求める戦闘力アップにつながるのか、きちんと見極めたいです。
優しさや愛自体ももっと深めたいと思いました。
誰にでもできる一見優しそうなこと(=浅い)ではなく、大きな意味で相手のためになる優しさ(=すぐに伝わらないぐらい深い)を身につけたい。
---------------------------------------------------------------------------
最後にお二人が話してくださった「伝えたいメッセージ」がとても印象的だったのでご紹介します。
溝口さん「人生は選択の総和」
よく伝えるのが、「2の10乗」という言葉。これは”10回選択すると1024の道がある”ということを意味します。
選択の誤りは決して無意識ではなく、ちょっとした惰性や妥協で自ら行っているもの。
全ての選択において聖人君主になれというわけではなく、「ここぞ!」という時に「人生は選択の総和」という言葉を頭の片隅に置いて欲しい。
前田さん「解釈力」
解釈の力があれば、どんな選択をしても絶対正解だったと思えるから。
意思決定の後に解釈が続くから後悔はない。
正解だと思える未来を創っていける。
---------------------------------------------------------------------------
久しぶりにじっくり聞けた前田さんと、初めての溝口さんのお話しにわくわくが止まりませんでした。
自分の想いも熱が冷めぬうちにメモに落とし込まなきゃ!
書けていない素敵なお話しがまだまだあります。
感性を大事にしたいという前田さんの話が刺さりすぎてそれだけでまた記事が書けそうです。
アーカイブが残るそうなので、見れるようになったらまたこちらでシェアさせていただきたいと思います。
とても刺激をいただけた対談でした!
溝口さん、前田さん、ありがとうございました!!