SBでの戦い方の基本(10NLF,40NLFを攻略するために。)
みなさん、こんにちはこんばんはメモです。
今日はSB(Small blind)というポーカーにおける一番難しいポジションでの立ち回りについて自分の考えを整理するという意味でも書いていきたいなぁ〜と思いペンならぬキーボードを動かします。
①基本的にコールドコール(以下cc)はできるだけ避け、3ベットをしましょう。
SBというポジションはプリフロップ以降最初にアクションをする(いわゆるポジションがない)ため、UTG〜BTNのオープンに対してコールドコールをすることは推奨されていません。3ベットして、レンジアドバンテージを取って戦うことをお勧めしたいと思います。マサキングチャンネルに出演した堀内正人さんも、SBは勉強している人は3ベットから入ると言っていましたね!
以下にUTG〜BTNがオープンしている際のレンジを貼り付けます。(黄色は3ベット、緑はコール、青はフォールド)
VS UTG
VS HJ
VS CO
VS BTN
みていただくとわかる通り、かなりの頻度で3ベットを入れます。なぜ3ベットをここまで入れるのかというと、コールをしないことで自分の手が強いことをアピールして相手に脅しを入れること(レンジアドバンテージを持って戦う)、ポットを大きくしてバリューを稼ぐことが理由として挙げられます。
最初はハンドとカードが絡まないと難しいかもしれませんが、WizardやSnowieで練習することである程度できるようになってくると思います。
②BTNまでに3ベットが来た時の対応を覚えましょう。
たまに、3ベットが入っている時にSBでコールをする方がいらっしゃいますが、アドバンテージが持てないこと、オリジナルレイザーから4ベット来た際に対応が難しいので、横コールは基本的にはやめましょう。
下のレンジはUTGオープンのBTN3ベットした際のSBのレンジですが、フラッシュはブラフが少なめなのでQQ+,AKで4ベットして、他フォールドのイメージで大丈夫です。JJだろうとフォールドするべきです。
③ブラインドヘッズはポストフロップに自信つくまでは狭いレンジがおすすめです。
オープンサイズについては、ブラインド対決はSBは3BB〜4BBオープンするべきと考えます。理由としては、
SBまでフォールドで回ってきた時に、BBをフォールドさせられると簡単にポットを獲得することができます。しかし、コールされた場合にマージナルなハンドだと戦うのがしんどいこともあると思います。そこで、以下のタイトレンジで戦うといいのではないかなと思います。
境界線のハンドについては、入っても入らなくてもEV的に±0になるので、あまりに気にしなくてよいようです。
(入ってフォールドしたらいいけど、コールされたり3ベットされることを考えると、利益的になりにくいハンドなので。)
ただし、相手がタイトだと分かっている場合はレンジを広げてスチールを狙うことも重要だと思いますので、柔軟にやることが大切です。
④3ベットをする場合と4ベットする場合のポット額について
通常のキャッシュゲームの場合、100BB持ちで3ベットをする場合はオリジナルレイザーの4〜5倍のBB数をして、4ベットする場合は3倍前後のBB数でやることが多いかなと思います。
例1)UTG2.5BB→SB11BB
例2)UTG2.5BB→BTN7.5BB→SB22BB
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