Off Topic #187 Twitter買収から1年後、結局どうだった?
こんにちは。このnoteは、個人的にOff Topicのまとめをしているmemofleetが書いてます。
今回はOff Topic #187 「Twitter買収から1年後、結局どうだった?」のまとめになります。
ポッドキャストはこちらです。
Twitter買収から1年後、結局どうだった?
グラフィックについて
今回のグラフィックは以下の5つのブロックで構成しました。
買収までのタイムライン
カルチャーが変わった
慣性で動くSNS
Twitterの良かったところ
イーロン・マスクの計画
買収までのタイムライン
2022年1月から10月まで一連の動きをまとめています。
このころは毎日のようにイーロン・マスクのニュースを読んでいた気がします。Off TopicもTwitter買収だけで週に2回更新された異例の動きがありました。
これはその時のグラフィックです(Off Topic#110 / #111)。
2回連続でTwitterだったので、Twitterカラーパレットを使い倒した2枚になってます。Twitterのグレーの使い方は好きです。
ポイズン・ピル、ホワイト・ナイトなどの証券用語がいろいろ出てきたのも面白かったです。
カルチャーが変わった
Esther Crawfordさんの長文ツイートを見ると、旧Twitterの組織体制はとても官僚的でイノベーティブではなかった面が具体的に書かれています。
そこへイーロン・マスク氏が参画して、古い建物を解体するように体制を変えていったということです。
たしかにイーロン・マスク体制になってからすごいスピードでプラットフォームに変化が起きていますが、会議や承認プロセスを何度も重ねていたらこれはできなかったと思います。
一時期、Twitter本社ビルの屋上にXのオブジェクトが立てられていました。旧ロゴをあしらった数々のオブジェはオークションに出されてましたが、イーロン・マスク氏がTwitter本社で「鳥を見すぎた」というのと相まって面白かったです。
慣性で動くSNS
今回はEugene Weiさんの「Remains of the Day」からの引用が多いです。
慣性の法則のように、SNSも一度軌道に乗ったらすぐには止まらないといいます。
そのほかにも、「Twitterは現実世界では内向的だが、テキストでは外向的な人々のための24時間365日のナイトクラブ」「アルゴリズムは社会制度」などの言葉がたくさんあって、面白く読みました。
Twitterの良かったところ
@メンション、ハッシュタグ、リツイートはユーザーコミュニティから発案されて、Twitterが実装した経緯があり、この共創的な関係性は良いものだと思いました。
Off Topicでは過去のエピソードでも、Twitter内には敵がいて口論の場にもなっているところが独特で、後発のSNSでは再現できないユーザーグラフだと捉えています。(Off Topic #169 次世代SNSの作り方)
こういった、「テキスト上では外向的な人々」の集まり方も結果的にはTwitterの魅力となっていると思います。
イーロン・マスクの計画
TwitterはXとして生まれ変わり、あたらしいユーザーを増やしていくためには旧来のユーザーが好んでいたものを変えていく判断もあるのかと思います。そのうえで、ほんとうに10億のユーザーを集められるのか気になりますね。
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。