手当て(看護師の仕事を通して)
みなさん、こんにちは。目に留めていただきありがとうございます。
看護師として臨床に出てから10年以上が経過しました。
まだまだひよっこです。
新型コロナウイルス流行に伴い、面会制限がなされています。
〝会いたい人に会えない“
日常の中で当たり前にできていたことが、できなくなっている世の中だと思います。
「どうしようもなく会いたい、寂しい、辛い、苦しい、助けて」
そんな負の感情に支配されてしまう事も多いと思います。
「どうして会えないの?家族だからいいじゃないか!」そう言ったお声も頂戴します。
「ごめんなさい、会いたいですよね」
できることなら直接会わせてあげたい。心が張り裂けそうなほど毎日思っています。
そんな私に今できること
〝患者さんの立場に立ち、思いを馳せ、寄り添うこと。手に、背中に、心に手を添えること“
入院期間は身体も心も弱り蝕まれます。
目に見える傷を治療することだけが手当ではないと思っています。
なんで私だけ、僕だけこんな目に…心も身体も健康だったならどんなによかっただろう。
私もたくさん病気をしてきました。
だから解るとは言いません。人の心はそれほどに単純なものではないからです。
ですが、
考えることはできる。知ろうとする努力はできる。目線を合わせ、話し、傷ついた心に、身体に手を添えることはできる。
今孤独の坩堝にいると、独りだと感じている方がいるとしたら、自分の手を胸に当てて、自分の聲を聴いてみてください。あなたの本当の気持ちと向き合い、あなた自身を大切にしてあげてください。
泣いたっていい、怒ったっていい
たくさんの困難と不条理と苛立ちにまみれてしまったとしても、あなたを見つけてくれるのはあなた自身で、あなたが自分を見つけて視野が拡がればあなたを想ってくれている人に気づくことができると私は思います。
私もまだまだ発展途上ですが、たくさんの人と出会い、大切にしたいと思いながら言葉を伝えています。
会いたい、届けたい人がいるのであれば、惜しみなく相手を想い、聲を届けてほしいです。
〝時間は無限ではない“
どうか届きますように。これを読んでくださっているあなたの心が泣き止みますように。
さらに幸せで溢れますように。
こちらのnoteも私が書きました。ご一読いただければ幸いです✨
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