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2016年7月-9月/映画館の記憶サルベージ
2016年の夏は、シンゴジと君の名はの夏だった。
「ONE PIECE FILM GOLD」「シン・ゴジラ」「X-MEN アポカリプス」「ゴーストバスターズ」「君の名は。」「オーバー・フェンス」
2016年7月
「ONE PIECE FILM GOLD」
「ONE PIECE FILM GOLD」、Zほどじゃないけど、まあ面白かった。後半アイデア豊富なのはいいんだけど、豊富過ぎて散漫な印象。あと15分切れればな。サボとルッチの使い方がZの青雉ほど効いてなかったのも残念。 #eiga #onepiece
— メモ8 (@nagao_memo8) July 24, 2016
あと、冒頭、せっかく満島ひかりに歌わせているのに、どうもヴォーカルが後ろに引っ込んだSEなんだよな。凄くもったいない感じ。 #eiga #onepiece
— メモ8 (@nagao_memo8) July 24, 2016
「シン・ゴジラ」
さて今日はゴジラ行くぞ。意外や評判良さげなので楽しみー。しかし、どんなプロモ観ても、樋口より庵野が前に出てるから、まーそーゆー映画なんだろーなー(ぼちぼち歓迎)。
— メモ8 (@nagao_memo8) July 30, 2016
「シン・ゴジラ」。自分はファーストをあまり評価してないんだが、控え目に言ってゴジラの最高傑作だと思うし、怪獣映画とテリトリーを広げても、ほぼトップと言える。リアルに振り切ったのが正解。結果として、311を前提とした映画は文芸映画も含めて色々観たが(続く #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) July 31, 2016
続き)最高の「311映画」になってる気がする。海外市場など考えずにあの時の日本へのオマージュ(というかリスペクト)にフォーカス当てたのが素晴らしい(多分ガイジンとガキは分からない)。今年はあまり新作映画観てないが、勿論ここまでベストワン。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) July 31, 2016
まー実際にはどういう分担なのかは知らんけど、樋口に無駄な仕事させない庵野のホンと編集が素晴らしい。人をモノ扱いして風景込みの綺麗な絵作りさせれば結構いいんだ。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) July 31, 2016
音楽の使い方は、これ以上は有り得ないベスト(伊福部リスペクト)。唯一、ちっ、となったのは、ラス前のダラダラシーン。全部切るか、せめて半分に。ああ惜しい。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) July 31, 2016
そうそう、石原さとみの英語は、そんなに酷くなく、AEONほっと肩なで下ろすの図。
— メモ8 (@nagao_memo8) July 31, 2016
俳優陣では、市川実日子と高橋一生のコンビが凄くいいんだが、市川はいつもこのくらいはいいんで、上手く当てたという感じだけど、高橋一生は意外な演技で来た。好演。あと総理は両方ともいいんだが、これも上手く当てた感。柄本(親父の方)とかは良くて当たり前だし。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) July 31, 2016
あと喜八的って指摘も見かけたが、喜八映画ほとんど観てるおれはそんなのまったく感じなかったな。大体、喜八的って何だ。沖縄決戦しか見ないで、そーゆーこと言ってはイケナイよ。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) July 31, 2016
2016年8月
「X-MEN アポカリプス」「ゴーストバスターズ」
「X-MEN アポカリプス」。いつものX-MEN。ストームは若い頃はあまり美人さんじゃないとこから始まって、プロフェッサーは何故つるっぱげになったかまでのお話。ミスティーク思ったより活躍しなかったが、し過ぎるとハンガー・ゲームと区別つかないもんな、うん。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) August 21, 2016
「ゴーストバスターズ」。やっぱこのシリーズは基本が出落ちなので、一本目以外は、意外性に欠けてイマイチなのは宿命なのかもな。ただ、エイクロイドとマーレイが顔出しして、ライミスに捧げてたから正統なリブートなので、まっいっかという感じではある。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) August 21, 2016
しかし「X-MEN」にしても「ゴーストバスターズ」にしても、相変わらず、核の扱いが軽い。アメリカ人って頭悪い(ところがまあ好きなんだが)。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) August 21, 2016
しかしゴーストバスターズが立川で3Dでしかやってなかったので、今年初めて3Dでみたが、不要としか言いようがないな。今回もまた廃れる感じ大。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) August 21, 2016
ただデジタルだと専用カメラで撮らなくても擬似3Dに簡単出来るようだし、技術は益々上がりコストは下がるんだろうから、まー続く可能性もゼロではないのかもな。上映する側も専用設備は眼鏡だけだもんな。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) August 21, 2016
2016年9月
「君の名は。」
「君の名は。」。情緒性とタテノリ、お得意の時間とすれ違い、ベッタベタの相乗効果で、時間モノには五月蝿いおれ様も納得の大傑作。しかしカット細かい。モンタージュ理論だよな。今時の就活生がアーロンチェア使ってるのだけ納得いかねー(推定14万)。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) September 5, 2016
シンゴジに続いて、またパンフが売り切れだった。あれは割り当てがあるもんなのか。つまり仕入れない劇場が悪いのか、数作れない側が悪いのか。そもそも作るのは配給なのか制作なのか。凄い販売機会の損失なのだけは間違いない。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) September 5, 2016
ここまでくると確かにシンゴジとキミノナの夏(何故略す笑)。両方バンフ売り切れ。
— メモ8 (@nagao_memo8) September 5, 2016
ただ、ちょっとだけ引っ掛かるのは、深海誠、SFの人だったのが、明らかにファンタジーの人になっちゃったよな。まー小説以上にその境は微妙なんだけどさ。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) September 5, 2016
シンゴジとキミノナが共に東宝配給でかつパンフ売り切れだったということは、実は東宝褒め材料ではなく、コンテンツの魅力を制作時点で削ぐだけでなく、既に映画どころかパンフすら作る力もない政治と配給でもってるインチキ大手でしかないというのが、この夏の邦画界の結論な気がする。 #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) September 5, 2016
SFとファンタジーの違いという意味では、むしろ半村良的なものを新海は引き継いでいるんだといえば、そうかもしれない。……半村パイセン。
— メモ8 (@nagao_memo8) September 5, 2016
「オーバー・フェンス」
「オーバー・フェンス」。個人的に蒼井優が苦手なのを差し引いてもこのヒロインはちとキツい。山下敦弘らしく丁寧に作ってるのは分かるんだが。しかしこれだけいい役者山ほど使っててガラガラだったし、たまにはコミック原作の活劇でも撮った方がいいんじゃないのか? #eiga
— メモ8 (@nagao_memo8) September 22, 2016
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