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右膝蓋骨粉砕骨折後の抜釘手術のお話
あれから1年、手術のことをnoteに書きもせずに過ごしていました。
1年間、私の膝には骨を止めていた金属が入って居てそれが筋肉に干渉しているらしく、階段はカクカクとなり踏ん張ると痛い、走れない、何かと痛いという日常を過ごしていました。
私の周りの友人はみな優しく、どこかに行くときには肩を貸してくれたり「足痛かったら無理しなくていいよ」と気を使ってもらいながら、それなりに遊んだり飲み歩いたりもできていました。
ただ、やっぱり痛い。違和感あるし飲むと膝周りだけ真っ赤になることもあって、なんか嫌な感じ。
1年経たずして抜釘したいんだ!なんて思っていた矢先、新型コロナウィルスがやってきました。
もともと仕事も家。動画サイトを見てれば家から出なくてもよかった生活に加え、『あつまれ!どうぶつの森』を始めた私はコロナを理由に家から全然でない日々となり、病院の月1回の検診も行かなくなっていました。
でもやっぱり、痛い。抜釘したい。と奮起したのが骨折してから丸1年後。先生には「随分ご無沙汰でしたね」なんて言われてしまいましたが(ごめんなさい)検査をして、無事に抜釘手術の日にちを決めることができました。
抜釘手術は先生から「みんな術後結構痛がるから、仕事が休めるなら大丈夫になるまで入院しててもいいけど」と言われ、前回の手術がトラウマレベルに痛かった私は、それなりの覚悟をして手術に挑みました。
まず荷物、リュックにPC、ipad、Swich、ポケットWIFI(とそれを冷やすための扇風機)娯楽道具を一式用意。下着やウエットティッシュ、カラダ拭きタオルなどをスーツケースに入れて実家に1カ月帰るくらいの装備で病院に向かいました。
今回はコロナで誰もお見舞いにも来られないのだけど、それはそれで私的には良いと思ってたし。
前回の痛みのレベルからすると1週間は入院かそれ以上が安全かも。なんて。
抜釘手術のブログとかを読み漁ると、割とみんな早期退院してるって記事が多かったけど(私は騙されない。絶対痛い)と、いろいろな想定の元、荷物多めでの入院生活が始まりました。
毎回思うんだけど、麻酔ってすごいよなあ。
私は前回同様全身麻酔希望だったので、今回も全く記憶のないまま起きたらおむつを履いて手術も終了していました。
その日の夜は、隣の人の独り言と痛みでウトウト寝たか寝てないかの境目を行ったり来たりしてたけど、想像していたよりは痛くなくて(あれ?)という思いでした。
看護師さんに手術の前、「痛がりなんで手術後にはご迷惑をかけてしまうかも」と言っていたにもかかわらず、ナースコールは痛み止め追加の2回だけ。
なんとトイレも一人でいけました。
次の日からリハビリが開始。痛い、痛いんだよ。そりゃ。でもリハビリも自分でも拍子抜けするほど膝を曲げることができちゃった。(あれ?)
さらに翌日、先生が「退院どうする?痛かったら無理しなくてもいいよ」って聞いてくれたけど、「大丈夫です。予定どうり退院できそうです」しか言えなかった。
それほどまでに、大丈夫だった。
しかも、前回手術の後は痛くて痛くて、ご飯ものどを通らなかったけど今回は手術後のご飯が待ち遠しい程お腹が空いて、出されたご飯は全部完食。入院前にもらったゼリーも入院後すぐに全部食べ切り、自動販売機で売っているお菓子に手を出すほど「病院食、全然足りない」状態。
入院前に「手術したら痛くて何も食べられないから」ってラーメンとか肉とかカロリー高いものばっかりを選んでバクバク食べてた私のヨミは完全に外れました。
1日目に90度から100度曲がったひざは2日目で130度になりました。
今日はリハビリお休みだけど、たぶんそれ以上は余裕で曲がってる。
そして動画も見飽きて病院内もウロウロし飽きて今、このnoteを更新しています。
さっき、階段も行ってきたけどもう階段も結構いける。痛いけど。
痛いんだけど、あの膝にずっとあったもったり感と違和感と痛みに比べたら全然いいのよ。手術の後は痛いけど膝はスッキリしている。
気のせいかもしれなかったけど、骨折後にひどくなっていた腰痛も心なしか良くなったような。
抜釘手術して本当に良かった。
まだ、痛いけどさこの様子だと痛みはどんどん減っていくと思う。
痛いし曲げたりしないと固まる感じあるけど、モミモミして曲げる練習は苦じゃないよ。去年の痛みに比べれば。
右膝蓋骨粉砕骨折、抜釘手術は本当にして良かった。
痛いけど、こんなの前回の時の痛みに比べれば全然まし!
明日退院できますように。