バトルスピリッツ復帰ログ
たまにはポケモンスリープ以外の記事を書こうという試み。
今回はバトルスピリッツ復帰までの過程を書いてみます。
noteといえばカードゲームの記事なので(?)一度書いてみたかったんですよね。
バトスピ遍歴としては転醒カード登場の直前頃にフェードアウトし、約4年ぶり(!)の復帰です。
きっかけ
何度か復帰したい気持ちはあったのですが、最終的なきっかけは以下の公式のツイートから。
もともと契約創界神のギミック自体が過去の創界神の欠点を克服できて好ましかったことと、ガイアにガイ・アスラの匂わせが面白いと思い組むことに。
まあ蓋を開けてみればガイ・アスラ要素は本当に匂わせ程度だったんですけどね。
デッキを組むまで
たたき台を組むのが一番苦労しました。
バトスピは有料note文化が根強いのかCSで結果を出す以前のものまで有料で、素人目ではイチローが書いたのが野球中継を見てるお父さんが書いたのか判断がつかないのでなかなか手が出ないですね。
「ガイア デッキ」でSNSを検索しても暗黒騎士ガイアやガイアハザード退化などあらゆるジャンルのガイアが出てくるし、「ガイア バトスピ」でもウルトラマンガイアのほうが出てくる始末。
結局公式のサンプルリストを組んでいます。
一応回している動画もありますが、これはこれでド上振れなのであまり参考にならないですね。
回した感想として、
・ガイア特有のルール自体は簡単
・テュポーデウス1枚あればとりあえずフィニッシュまで行ける
・そのぶんテュポーデウスが引けない場合が苦しく、探す手段もほぼ無い
・ネクサスがキャントリップに化けるので手札は切れない
・現状のカードプールで既にマジック、アクセル、バーストなどに強力なロックをかけて攻撃することができる
・ネクサス配置時のカウント増のみではカウント6が遠い
・序盤にネクサスを引けない場合の展開がしょっぱい
・マジック使用時に封印大地の軽減が使えないので使いたいタイミングと使えるタイミングが噛み合わない
>ガイア特有のルール自体は簡単
これが一番嬉しい。
契約カードは全般的に一部ルールの実質書き換えを行うことで個性を出しているのですが、ガイアの場合は今配置したネクサスが1枚目かそうでないかだけわかればいいので固有で覚えることが少ないのがありがたいです。
事前注目がされずパーツが安かった(ガイア本人だけ顔がいいぶんちょっと高かったかな)というのもありますが復帰にはいいデッキだったと思います。
全体的な印象としては、上手く回った場合の出力が大きいがそこまで到達するためのサポートが弱いといったところ。
また、感触としては大昔のカグツチバルガンナーで殴りながらマ・グーを立てるデッキに近い感触でした。
上記を受けて組み替えたレシピがこちら。
序盤の立ち上がりとフィニッシュルートの追加を意識しています。
ボルケーノ・ジオザードがコアを回収してくれるのでドローマジックやフラッシュで撃てる手も増量。
主な追加カード
ロック・ジオザード
以外と相手のネクサスを割る手段が少なかったので採用。
ネクサス破壊では最軽量級ながら手札が減らず、自分の神殿や火山を割ると疑似ダブルドローとしても活用できます。
式波・アスカ・ラングレー -テストスーツ
フィニッシュルートの追加。
カウント6未満でも連続攻撃ができる、ギガトンケイル単体でもフィニッシュできる、合体スピリットが除去されても顕現またはアイランド・ジオトータスで追撃できる、など。
幻惑の隠者騎士バジャーダレス、覇王爆炎撃
序盤攻撃された場合の迎撃枠。
バジャーダレスは他にも似たようなタイミングや効果のバーストは様々ありますが2枚ドローでネクサスを引けることを期待しての選択です。
アスカの軽減になることも加点要素。
覇王爆炎撃は原初のカードプールでは横並びに弱い印象だったのでそこの対応に。
手札からの誘発という選択肢も取れるのが嬉しいですね。
フォースブライトドロー
序盤にネクサスを引きに行くカードとして。
ダブルドロー互換なら何でもいいのですがドロー枚数など一番バランスがいい気がしたので採用。バジャーダレスと同じ箱に入ってたしね
ここから更にいくつかのタイプのデッキと立ち合って組み替え。
少し早いですが既にLtが入る気でいます。
ピン投だらけになってきました。
枠をちょっとずつグラデーションさせていったらこうなった感じ。
デュエルマスターズでもツインパクトカードが好き。
赤いデッキはダブルドロー互換を標準装備しているのでこういった構築も許容してくれるのが魅力です。
主に抜けていったカード
ロック・ジオザード
あまりメインステップで自分のネクサスを割りたいタイミングが無く、結局従来のネクサス破壊カードと同様に相手がネクサスで足場を組むか依存になってしまいました。
やはり自分のネクサスはフィニッシュシーンでのシンボル追加や相手のアタックに合わせて割りたい。
迎撃のためにネクサスを割るシーンが意外と多く、更にデッキを掘るためにネクサスを割るとフィニッシュシーンにネクサスが足りなくなる事情もあります。
軽さは強さなので原初ネクサスが追加されたりもう少し取り回しが良くなれば復帰する余地はあります。
式波・アスカ・ラングレー -テストスーツ
そもそもうまく回っていると相手の盤面はほぼ更地で回復効果を使う機会が無く、回っていなかったらそもそもフィニッシュに行けないですね。
もう少し軽くていい落としどころを探りたく他のブレイヴと入れ替えです。
幻惑の隠者騎士バジャーダレス、覇王爆炎撃
悪くは無いカードです。
他のカードの兼ね合いでトレードされたという感じなのでアスカ同様に枠自体は必要ではあります。
主な追加カード
ロック・ジオソルジャー
能動的に使いたい機会があまり無いなと思い抜いたのですが確実に必要な場面はあるのでサンプル構築から復活。
やはり最速ムーブよりもある程度貯めに入ったほうが却って安定感は増しますね。
原初巨神ブロンテス
バースト枠の入れ替えで。
横並びへの対応は欲しいが非神託対象が少なくなってきたのでサンプル構築から復活。
アタック時の疑似ガイアドローをレベル1から使えると手打ちでも優秀なのですが。
地獄金棒ゴクソツ、バスタースピア
ロック・ジオザードが抜けた枠で相手のネクサスを割る枠。
ゴクソツはフィニッシュ時にブレイヴして圧をかけながらテュポーデウスで配置するネクサスを探す役割も期待です。
アイランド・ジオトータスと合わせてBPが11000上昇するので大型の耐性持ちへの回答になり得るのがおもしろい。
バスタースピアはガイアクラッシュ枠も意識ですね。
どちらにせよオープンや神託で回収できないのは変わらないので誤差です。
ヴィクトリーファイアなど
ブロンテスと合わせて6枚になるようにしています。
シャイニングソードはブレイヴの3枚目、スパイラルドローはダブルドロー枠の5枚目を兼ねるようにして、他の枠を侵さず重複して引いても役割を持たせられるようにしています。
全体まとめ
やはり復帰までのハードルはめちゃくちゃ高いですね。
他人の集合知があまり使えず基本ルートが公式のサンプルデッキからの自力改造なのはやはり厳しいです。
メガデッキニコイチから始めるという手もありますが過去テーマのリバイバル要素を含むと結局過去のカードまで集める必要が出てきます。
全体のパイが少ないうえ再録もほぼ無いので、気づいたころにはカードが枯れていて検討すらできないのはやはり苦しい。
今回のガイアはサブ系統が爬獣という過去の資産があってないようなものだったので助かりましたが、ケロロ軍曹目当てでヘルメスを選択したらかなり苦労していたんじゃと思うところはあります。
とりあえず今回はここまで。
全天の覇神がリリースされてまだガイアに飽きてなかったらまたそのうちやるかもですね。
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