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50代 人によって態度を変えない事で、結果、自分が救われる



忖度だらけの世の中で生きてきたアラフィフの私達へ


皆さんこんにちは。


今日は「50代 人によって態度を変えないことで結果、
自分が救われる」
というテーマで綴ってみたいと思います。


一昔前までは、

「忖度」ってかなりありましたよね。
流行語大賞にもノミネートされてましたっけ。

私は子供の頃から、
それが嫌で嫌でたまりませんでした。

特に嫌だったのは、
下の立場の人間が、
上の立場の人に「物」を贈って媚びていた姿です。


私の親も、
「年長者にお中元、お歳暮は絶対だ」と、

お盆や年末年始に、
殺気立って何か贈り物を選んでいる様子に、
違和感を覚えていました。


ところが自分には、
誕生日に「おめでとう」すらなく、


そんな親を見て、
この人達は自分よりも世間が大事なんだと、

深い悲しみを感じていたのでした。


しかし、なぜそんなにまでして、
世に忖度があったかというと、


江戸時代の「村八分」という、
慣習の名残があったからだと思われます。


それは集団生活を生き残るための手段でした。



「村八分」とは

江戸時代の「村八分」は、村落共同体における強力な社会規制の一つでした。
村の掟を破ったり秩序を乱したりした者に対して、村全体がその者を仲間外れにするという、厳しい制裁です。一切の交流を絶たれた者は、村社会の生活が極めて困難になりました。




※昭和の村八分と忖度

昭和に入っても、「村八分」の名残は様々な形で見られました。特に地方の閉鎖的な地域や、企業などの組織内において、異端な意見を持つものや、組織のルールに合わない行動を取る者が排斥されるようなこともありました。

社会全体も閉鎖的で人間関係も狭く、情報も限られていたため、そこから離脱することが簡単にできないという環境にありました。

そのような集団の中で、生き残る手段として「忖度」は行われていったと思われます。




昔は、狭小なコミュニティの中で、
自分たちが生き残る手段として、
「忖度」は行われていたのです。

私も子供心に、
大人たちがすごく年長者に媚びているよう見えていました。


それは仕方なかったものの、

いまだに忖度をしている人達を見ると、
何となく嫌悪してしまうのです。



数年前の話です。

以前働いていた職場で、
ある年配のパートの方は、
頻繁にリーダーにお菓子などを差し入れしていました。

「〇〇さん、どうぞ良かったら食べてください♡」
のような感じです。


そして近くにたまたまいた、
肩書のない私には、

「あんたも食べたきゃ食べれば???」と、
くれてやったという横柄な態度で乱暴に渡してきました。

要らないんですけどね。


このように肩書がある、ないだけで、
態度を変えて接してしまう人、
まだまだ見受けられます


しかし令和に入って来て、
いよいよそういった乱暴なやり方は、
通用しなくなってきていると感じます。


現代では、
一つのコミュニティだけで一生を終えるという事は、
ほとんどなくなりましたし、

個人が自由にコミュニティを選べる時代です。

辛かったら逃げるという事も出来ます。


そんな時代だからこそ、
人によって態度を変えて接すれば、
あっという間に嫌われ
信用を無くすことでしょう。





ところで、
実は、世の中の80%近くの人は
「良い人」なんだそうです。


そういった事を知ると、
人に恐怖心を抱いたり
媚びたり疑ったりする必要もないことがわかります。

そのように良い情報や知識を得ることで、
自己肯定感を高め、自分を信じることができるようになってくると、


むやみやたらと忖度する必要もないと思えてくることでしょう。




最後に…。

昭和の狭いコミュニティを必死に生きたあなた(私)へ…。


本当の自分の感情がわからないまま、
誰を信じて良いかわからないまま、

世間に合わせて生きてきて、
苦しかったことでしょう。


だからこそまずは自分が、
どんな人にも同じように、
自分のありのままで接してみましょう。

それは実は、
自分が嫌なことは人にしない(忖度しない)
という事でもあるのです。

それが
いつの間にか嘘のない人だと、
多くの人に信頼されていくこととなるのです。

あなたは今日まで頑張って生きてきました。

だからそんな自分を、
もっともっと信じて大丈夫なのです。

自分を信じられれば、
いつの間にか無意識で、

誰に対しても変わらない態度でいられることでしょう。



そうすることで、
何よりも自分自身が、
辛い人間関係から救われることになるでしょう。




それでは今日も皆さんにとって良い一日となりますように🍀









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