私のオススメSideM楽曲10選
こんにちは、お世話になっております。
毎夜一蘭が食べたくて発狂するすんでのところで眠りにつくも、いざ昼時になると脳と胃がしっくり来ずにいつも店先を通り過ぎています。
キョムと申します。
渋谷店っていつもえらい並んでいてすごいですね。
今日はこれをやります。
「私のオススメSideM楽曲10選」
わ〜い。
過去記事を流し見してもらえば十分に察していただけると思うんですが、幾年経とうとやかましく書き綴る性分なので選曲したものひとつひとつやかましめに語らせていただいております。
また大変恐縮ですが事務所から事務所へはしごする越境Pなので、「思い入れのあるSideM楽曲」であることは前提に他ブランドの話も少しします。ごめん。前置きはしているので目印にしてください。
やります。
※すみません、私はあとがきを書いている頃の私なんですが自制ができずにドえらい文量になりました。速読の練習教材にしてください。
はしがき
とりあえず記事を書いている人の生態について、
・北村想楽、葛之葉雨彦、天峰秀のP
・2020年くらいからSideMをちゃんと追うようになった
・聴いている分にはメロディを重視するけど、一応文字を書く端くれなので「歌詞の、ここの、このさあ〜〜〜〜〜」みたいな荒ぶり方をしがち
このあたりを今だけ頭にいれてもらえればあなたを置いていかずに書けると思います。よろしくお願いします(なに? これは)。
Symphonic Brave
SideMとの出会いは、厳密に言えばグランブルーファンタジーとのコラボイベントであった連動キャンペーンでモバエムを始めたことだったと記憶しています。
そのあと本当のモバエム中毒患者になるまで約5年を要したのですが、グラブル側のストーリーで「桜庭薫っておもしれー男」って思ったことだけなぜかずっと忘れないでいます。その後チュートリアルで選んだのは翼でした。そこは普通に好みのビジュアルで選ぶんだ。
それから2020年になり、ライブやプロミの試聴動画を観るようになって「SideM、良くね……?」と気づきます。
それから『スマイル・エンゲージ』や『Study Equal Magic!』といったSideM初等教育を受け、すくすくと育ったプレイリストを見て気づいたことがありました。
「Legendersの曲、全部あるな……」
私の性分として「胸にときめいた子がいること」がそのコンテンツにハマるきっかけの一つとしてありました。
でもSideMに関しては、一ヶ月経っても、半年経っても、円盤に手を出しても「私の担当アイドルは誰だろう」「私の担当したいユニットってどこなんだろう」とぼんやり思い続けていて。
でもSideMのことは好きで。
不思議なハマり方をしているなと思いいつつ全ユニ大好きオタクとして生涯を捧げていくのかなとか思っていたのですが、答えはプレイリストにありました。
当時他のユニットは入っていても1,2曲といったところだったんですが、Legendersだけ全曲ある。
そういえば『Symphonic Brave』めっちゃ聴いてる。
髪色が浮世離れしているから琴線に触れていないと思っていたけど北村想楽の顔、好きなんだよな…………。
心の中のギャル「えもうそれ好きってことだよ笑」
あたし「そうなのかも……(Legenders担当の名札を提げる)」
全然曲の話にいかないじゃん。一曲目からハンドルを握れてなさすぎ。しょうがねえだろ脳汁でフリック入力してんだから。
要は「Legenders担当であることを自覚したのは、『Symphonic Brave』をはじめとしたユニット曲全部が好きだと気づいたから」、選曲理由はこの66文字で済む話なんですが、それでは味気なくて。
SideMの魅力のひとつに、どうしたってフィクションだから生活そのものに干渉してくれはしないけど、曲やストーリーや彼らの生き様が次元と次元のあわいをあたたかくしてくれるというか、めちゃくちゃポエジーで抽象的なんですけど、そこに居てくれることがなにより安心するところが挙げられると思います。
この現実世界で彼らと頭を付き合わせて語らうことはこれからもきっとできないけれど、物体はなくとも「この背中を預けていていい」という信頼感が強くあって。
これはどのユニットにも抱いているんですけど、中でも私がいっとうそれを強く感じたのがLegendersだった。『Symphonic Brave』でした。
ただでは生かしてくれないこの世の中をつき進むしかないのならば、私は『Symphonic Brave』という鎧がいい。
「人生、苦しっ!(アンパンマンカレーの味つけのようにマイルドにした表現)」と思った時に防御力を上げてくれたのは、そういえばいつも『Symphonic Brave』だったな、そう思って選曲しました。長いねここまで。
余談のようで選曲理由のひとつでもあるんですが、2023年2月に八景島シーパラダイスで開催されたイルカショーに私もおりました。
「いつか生のシンブレを聴きたい!」という夢が、少し変則的ではありつつ綺麗に装飾されて叶ったのがすごく嬉しかったです。
幸せだったな。曲に合わせて泳ぐイルカたちが頭良すぎてえらすぎて泣きました。汐谷さんに椅子の暖房のことを言われるまで、客席が温かいのは興奮して自分のケツが発火しているからだと思っていた私とは大違いでした。
GOOD NEW MORNING
いきなりの個人情報なんですけど、私は北海道出身でして就職と同時に上京して一人暮らしを始めました。
就職活動をしている時は道内就職で探していたのに配属希望アンケートを出す際急に血迷って関東または関西と記入し、人事に「こいつの精神じゃ関西は無理だろ」とお情けをかけられ今に至ります。社会人も数年目となり、未だに疑わしいのですがそれなりの生活を紡げております。
今でこそ慣れましたが急に「新しい街」「新しい職場」「新しい暮らし」等々を目の前に出されると結構精神的に疲れるものですよね。
「仕事、ヤダっ(カレーの王子さまの如きまろやかな表現)」と思った時に、少し顔を上げさせてくれたのが『GOOD NEW MORNING』でした。
今でもこの曲を聴くと新卒のあの頃の情景を思い出します。
玄関から出ればまだ見慣れない街の風景、眠たい両のまなじりを焼き付けるような朝日とまだ少し冷たいままの春の風。それから前向きになれない心。
ちょっと苦い思い出になりそうなところを、DRAMATIC STARSが薄くやわらかく上書きしてくれました。
ドラスタのオレンジって、正確にはゴールドなんですけど、「真昼の太陽」あるいは「満天の星ぼし」といったうつくしいまぶしさ、ただしくある光、導く明かりだと思っています。
これはNEW STAGE EPISODEのジャケットの色味が大いに関係していると思うんですが、そのドラスタのユニットカラーが、あの日の朝日と重なって見えたんですよね。
『GOOD NEW MORNING』は抱きしめるようになぐさめてくれるわけじゃなくて、むしろ「えっ、天道輝さんがそれを歌うんですか!?」って驚くけど次第に「天道輝さんでもそうなんだな……」と落ち着ける良さがあるというか、簡単に生きていけないことを悲観せずちょうど良いあたたかさを維持したまま送り出してくれるところが、あまりにも社会を知ったドラスタで大好きです。
「今日だって 靴を履いて 鞄抱えて 飛び込んでいけ」で本当に靴を履いて鞄を肩にかけて玄関のドアを開けたりなんかしましたけど、それで飛び込めたからいいんです。
今日も一日が始まったことを告げる容赦ない光だと思っていたそれは、存外敵ではないぞと少しだけ足取りを軽くすることができたきっかけの曲でした。
PRIDE STAR
だー〜〜〜〜い好き
さっきまでの饒舌さを捨ててしまいましたが、曲も歌詞も衣装も全部好きです。
薄情なことに5thの時期は前述の「ぼんやり好き」状態だったので、初ドームでキャストがほとんど出揃っていたことへの喜びも中止になってしまったことへの悲しみも持ち合わせないまま、ぼんやり二日間の配信を観ていました。
だって、それまでの5年間を私はアイドルとも同僚のみなさんとも併走していないわけです。
だから今さら他のプロデューサーたちが大切に思っているのとおなじくらいの湿度や温度感で『PRIDE STAR』を聴くこと・大事に思うことはできなかったけれど、でもそれからの約5年間は共に歩んできました。
5年前の彼らがそう紡いだこの言葉を、同じだけの歳月をかけた今、ようやく受け止める資格を得たような気がします。
資格だの権利だのそんなものハナからない、必要ないことは分かっているんですがひとつの区切りとしてね。「ここまで来られてよかった」と歌詞に返せるまで一緒に居られたことを誇りに思いたいです。
いやてか「We're here!」ってヤバいな。
超フランクに言ってくれてますけど、この5年でというか直近の1,2年であなたたちがそこからいなくなることを何度も経験してしまったのに、なんだかんだこっちが「うん、おるね〜〜」って返せるくらいにしっかりそこに居てくれてさあ……。
愛してるよ……。
NEXT STAGE!
アイドルのみんな「ずっとこの時待ってたぜ!」
俺「俺も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜泣泣」
↑理由、これです。
オタク六法全書には「アイドルが傘を忘れてきたと申告した際に己も忘れてきたと虚偽の申告をしてはならず、これを犯した場合極刑」とありますが、「『NEXT STAGE!』においては俺もずっと待っていたんだから泣き崩れてよし」とされています。
私にとって初めての現地が6thだったので余計思い入れがあるのかもしれません。
歌詞一つ一つがかわいらしくて、49人もの男性が歌っていることを完全に忘れる。
だってデカい大人が何人もいるのに「秘密の大作戦しよう!」って言ってくるって何事?
新雪よりも純粋。さすがの柴犬も顔ズボするのを躊躇う。
「お任せあれ♥」を知った時なんておったまげました。
幼い頃から優しくしてくれる隣の家のお姉さんが共働きの両親の代わりに俺くんのために夕飯を作ってくれることになった時に腕まくりしながら言ってくる台詞ですよこれは。アイドルマスターSideMからギャルゲーの幻覚に繋げないでください。
「とにかく会いたかった!」とはやる気持ちが双方から溢れてとんでもなくハッピーな空間にさせてくれる大好きな曲です。いつでもやってくれ。
Happy's Birthday
いつものS.E.Mらしい良い曲だと思っていました、6thライブで披露されるまで。
ここで泣きました。
泣きながら、なんでよく分からんターンをしている人たちにこんな良いことを言われなければならないんだと思っていました。失礼だな〜。
ライブの時って、この時は特に初参戦だったからステージをよく観るとか、ペンライトを変えたり振ったりすることに意識を傾けすぎてしまってそのまま飲み込んでしまいがちだったんですが、この曲だけ、この歌詞が、言葉通り頭の中に入ってきてウワッて泣いてしまいました。
単純だなあって思うんですがこれのあと他ブランドのライブで披露された曲でも似たような「泣き」をしていて、「私そのものを肯定してくれる」「私個人を見て語りかけてくれる」歌詞に弱いのだと気づきました。
あと歌詞を改めて読み直して思ったんですけど、ホイッスルの軽快な音やいつも通りの特徴的な振り付け、コミカルな掛け声に惑わされているけどこれめちゃくちゃ私の人生そのものにプロポーズしていませんかね? いや……本当に……。
これほどまでに愛のみで構成されながらも楽しい曲というのが初めてで、しかもそこに込められた愛情を一度きりのライブ会場で気づくことができた、ということで思い出深い一曲です。
Reason!!
「過去が未来を輝かせていく」、良すぎる――。
そろそろ越境Pとしての自我を出していこうと思いますが、『Reason!!』のタイトルがアニメアイドルマスターOP『READY!!』からきているのは割と有名な話です。そうだよな?
二つを並べてみると歌詞のテンションが似ていてかわいい。
あと『READY!!』は「ALREADY」と「ALL LADY」をかけていて、『Reason!!』の「さぁ、行こう!」は「最高!」とかけていたり。
でもオタクが大好きなところは、ここです。
「Reason!!」は当たり前にこの曲のタイトルですが、
「shines」はアニメシンデレラガールズOPの『Shine!!』、
「future」はミリオンスターズのセンター春日未来の「未来」、
「CHANGE」はアニメアイドルマスター2期のOP『CHANGE!!!!』、
そして、「輝きの向こう側へ」は、劇場版アイドルマスターのタイトルから取られています。
これをよ、初めて、聴いて、知ったオタクの気持ちが、分かるか?
ここでアニマスやデレアニの内容にまで振れるのはまったく本質ではないので頑張って口を押えますが、「公式がこんなことしていいんだ」と思いました。もちろん良い意味で。やりやがったなという意味も込めて。
こんな特大ご褒美、合宿所の色紙だけでも十分だと思っていたのに、テレビサイズでは聴けないところにも置いてもらえて……。拝んじゃうね、松井洋平を……。
ちなみに「輝きの向こう側へ」、2024年の今日で10周年だそうです。
とんでもないですね。
さてそんな粋な仕掛けの施された『Reason!!』ですが、2023年のとある場所で披露されました。
そうですね、THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023ですね。
765プロオールスターズの皆さんがカバーしてくれましたね…………。
なんと該当箇所を歌唱しているシーンが試聴で観られる。金取れ。3:23〜
あの〜〜、嬉しすぎてなにも語れなくなっちゃった。
もう1年が経とうとしているのに、どんな感想よりも先に「嬉しい」が来ます。
当時はまさか2023年にもなって『Reason!!』に心をかき乱されるとは思ってもいませんでした。
この曲を大切に思う理由がひとつ増えた、ということで選曲しました。ありがとうMOIW2023、みんなも買おうMOIW2023。
True Horizon
普通やると思うか?
すみません、この命はMOIW2023の提供で生かされているのでしばらくMOIW2023の話題が続きます。
確かにDAY1には歌唱メンバーが揃っていました。
だけどオタクたちは最初のブロックの『ビーチブレイバー』でデータをかなぐり捨てているんですよ。わかるわけないだろ。
MOIW2023の構成として、ユニット曲を歌唱→途中から他ブランドのアイドルが登場しコラボする、あるいは他ブランドの曲をカバーするという流れがメインでした。
自ブランドの持ち曲を最後までコラボなく披露したのは、最初のブランド紹介的メドレーを除けばDAY1の『True Horizon』とDAY2の『アライアンス・スターダスト』『Destiny』の3曲しかないはずです。
『アライアンス・スターダスト』を披露したZWEIGLANZは961プロからのゲスト枠なので特殊な扱いになるのも分かります。
『Destiny』は過去のMOIW2015の再演といいますか、あの日出演しなかったASのメンバーから歌唱が始まって少しずつ仲間が増えてゆき、最後は2023未出演のふたりの歌声を重ねて8年越しに“13人での『Destiny』”を回収したんです。
正に、トリに置くに相応しい選曲でした。
その2曲と、とりわけ『Destiny』と並んでいるんです、『True Horizon』。
セトリの立ち位置としても変則的で、そのブランドの出演者全員がトロッコに乗ってカバー曲を歌う、というのが1ブロックの区切りの合図でした。
だからシャイニーカラーズによる『ハイファイ☆デイズ』か終わった時は本当に油断していました。というか放心してました。人間山火事だからさアレって。
これ今でも攻めた選曲とセットリストだなと思っていて。
・『ハイファイ☆デイズ』でUOを折りまくりもはや怒声のようなコールをしまくっている
・これまでの傾向から次はMCが来ると思っている
『ハイファイ☆デイズ』直後の観客ってみんなこうだったと思います。
この達成感と疲弊と油断が混ざった中に、決してアガる曲ではないこの曲をぶっ込む采配、普通できないです。おかしいよ。
しかも『True Horizon』って当時はサイスタのメインストーリー1章を開放していないとゲーム内では聴けないわけで。
認知度もまだ高くないだろうに、それでも「ここでやろう」と決断してくれたんですよね。
先程貼った視聴動画の8:30あたりからちょこっとだけ確認することができますが、ここだけ急にバック映像の質感が実家になります。つい二ヶ月くらい前にも観たな、みたいな……。
この映像ですが、最後のほうで色とりどりの星が浮かび上がるんです。
ひとつとして同じ色はない、16の星々です。
二日間開催された中で、SideMから出演したユニットは半分の8つに留まりました。
それが多いのか少ないのかは裏側を知りえない私たちが論じることではないのですが、16の鮮やかな星たちを背負いながら「自分は自分のままに」「変わらないままでいい」「だから明日へ行ける」と歌い上げるセンター三人の姿を見させてくれたことは、本当にぜいたくなことだと思いましたし、愛を感じられました。
なんだろうな〜、尊重されているというか。それが嬉しかったです。
Bet Your Intuition!
すまん自慢するけどええか!!??!?
この曲はライブで2回披露されています。
6thライブ東京公演DAY2と、MOIW2023DAY2です。
すみませんわたくしどちらも生で鑑賞させていただいておりましてどちらも担当がいました(早口)
MOIW2023で歌唱メンバーにいたFlamme Martiniの藤原肇は私がアイドルマスターで初めて担当したアイドルなんですよ。
その藤原肇が、立ってるんですよ、葛之葉雨彦の立ち位置に……。
6thライブの『Bet your Intuition!』は予測していましたし、メインステージに近いスタンドだったので前曲の終わりかけでせり上がる9人が見えてしまっていたので気づいていた、というか心の覚悟ができていました。
けどなんだよMOIWのあれは……。
膝ないなりました。初めから終わりまでずっと嗚咽漏らしてました。汚らしい……。
かろうじてできたことといえばミックスペンラをブルーグレーに灯したことくらいです。持ってきてたのに、レジェのユニットペンラ。
顔面ぐしゃぐしゃにしながら「生きてて良かった〜〜〜〜〜〜〜泣」って思いました。ベッチュアは泣き曲です。
これ面白いんですけどフォロワーの雨彦P数人もMOIWの歌唱メンバーに担当アイドルがいて被弾しているんですよね。我々は監視されている?
これからも数少ないベッチュアフルコンプオタクとして誇り高くいたいと思います。
you're
担当が多いもので、担当のソロ曲発売に居合わせるという経験はありがたいことに何度かあります。
49 ELEMENTSシリーズのソロ曲はかなり攻めつつも完成度の高いものしかありませんでしたから、相当な覚悟を決めて試聴解禁を待っていました。
ラスサビの北村「覚悟はいい?」
あたし「ごめん全然無理だった………………」
すみません、無言でモバエムアーカイブ2種とファンコンストーリーを貼ってしまいました。
モバエムで展開された通称ペンギンと七夕のストーリーを知っていると違う味がするというか。
とにかくストーリーを追ってからまた聴いてみてほしいです。アーカイブだけでも。頼む。
頼むて。
頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む。
あとはそう、歌詞に『おくのほそ道』の序文がオマージュされているのもいいですよね。
曲としても、「心を交わすのは」「精一杯着飾ったカタチじゃない」としてから、「その奥の本当のジブンでさ」の「ジブン」を地声ともとれるような裏声とも取れるような歌い方で押し出しているのが良いなって思います。
さらにそこまでは低い声の下ハモなんですけど、「魅せていきたいよね」からは高い声の上ハモなんですよね。
そういったところにも、北村のテーマとして一貫している「表と裏」を表現していそうとかいなさそうとか。
オッシャレな曲調だけど、言っていることはやっぱり年相応でそこが愛おしいです、北村想楽。アイマスの19歳の味がする。
ちなみにクラファ側のファンコンストーリーではクソ大人げがない北村が出てきて最高なのでそっちも観てください。なんで北村が天峰を構いたがるのかが分かります。多分。
Trust me now
オリジナルももちろん好きなんですけど、今回はLegendersがカバーした『Trust me now』について触れていきます。
音源はまだ販売されていないので試聴はオリジナルのほうで。
まずこれ見てください。
予言者の方?
はい。こんにちは、予言者の方です。
ストーリーの文脈的にこれしかないだろうと思っていたんですが、雨彦の取るカウントが『Trust me now』のテンポに近かったのが一番の決め手です。気持ちの悪い確信をお持ちでいらっしゃる。
ドラスタとSEMの交換曲はそれぞれの立ち位置のままカバーしていたので、本当にLegendersが『Trust me now』をカバーするとしても雨彦が百々人、クリスが眉見のパートだろうと思っていました。
雨彦に「悪気のない誘いが〜」や「雨が降っても〜」といった眉見のパートが合いそうなんだけどな〜とか思ってたのですが、運営も同じこと考えてたみたい…………(感謝)
Legendersの『Trust me now』は北村が天峰、雨彦が眉見、クリスが百々人のパートを振られていました。
この歌割りはC.FIRSTによる『Make New Legend』も同じで、ソロ曲メドレーの順番やストーリー上の絡みでも一貫して上記のペアで扱っているんですよね。
これ、二つのユニットが向かい合った時に正面にいる人物の組み合わせなんですよ。
それぞれが鏡合わせの自分、という風にも取れる。
実際、北村も天峰も自分の発言が発端で友人と疎遠になってしまっているし、雨彦と眉見は来月の天地四心伝で同じ人物の未来と過去を演じることになっています。
クリスと百々人だけまだ大きな絡みこそありませんが、自身の家庭環境においては対称的な位置にいると思います。
向かい合った先、鏡の中のもうひとりのアイドル。
それを頭に入れた状態でC.FIRSTの『Make New Legend』を聴くとどうですか、頭がおかしくなりませんか?
ここの沁み方が違ってくるんだよなあ……。
このままだと11選になるな。口をつぐみます。
ファンコンの音源待ち遠しいですね。
あとがき
はい。
ここまで9600字くらいあります。アホすぎ!
要約する能力がないとこうなります。お詫びにタイムスリップして冒頭に注意書きを入れておきました。
未来改変したのでここまで読まれた方は覚悟の上だったかと思います。ありがとうございます。
最後になりますが主催のお二方、素敵な企画をありがとうございました! 楽しかったです。
このあとはタグ巡回をして色々な方の推薦文を読んで栄養に変えたいと思います。
おしまい。
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