舞台 千と千尋の神隠し
制作発表されてから ずっと楽しみにしていた舞台。
千と千尋の神隠し(映画) に忠実な舞台だったのが嬉しかった。
というのも、ジブリ映画を20本以上観ている私の中で殿堂入りのツートップが、千と千尋の神隠し と もののけ姫 なのだ。
2022年度の初演で、千尋・ハク・湯婆婆 いずれもダブルキャスト両方の回を観ることができた。
2022年4月15日 @梅田芸術劇場
湯婆婆役は、原作アニメで湯婆婆の声を演じている夏木マリさん御本人。本家降臨である。
2022年5月26日 @博多座
観劇のためだけに 飛行機乗って泊まりがけで遠征したのは、この日が初めて。
リン役は2回とも 妃海 風さんを拝見した。アニメからそのまんま飛び出してきたレベルで リンそのものだった。
千尋「またどこかで会える?」
ハク「うん、きっと」
この最後の別れの場面、三浦ハクと醍醐ハクとで 言い方や表情が 明確に異なっていたのが印象的だった。
三浦ハクの「うん、きっと」は 未来への約束。 不安がる千尋を安心させるよう、優しく微笑みながら。
醍醐ハクの「・・・うん、きっと」は 縋るような祈り。垣間見える葛藤。間の取り方が長く、より切なかった。
2024年8月
パディントン駅付近を歩いていたら たまたま目の前をラッピングバスが通り過ぎて行った。
ロンドン公演の大千秋楽日は2024年8月24日で、たまたま自分の帰国日と ぴったり重なった。観ようと思えば観られたが、初演で十分満足していたのでロンドン公演のチケットは取らなかった。
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