6/17 幕張漫才リーグ('24-25 第3節)
【双子坂38】vs【売れてるーズ】
105 9番街レトロ ● ○ バビロン 27
119 ダイタク ○ ● ぱろぱろ -6(-20)
121 ブラゴーリ ● ○ 鶴亀 15
85 キンボシ ● ○ ゆにばーす 51
106 シシガシラ ○ ● ぱろぱろ 31
先攻:売れてるーズ 後攻:双子坂38
売れてるーズは、真に売れていてスケジュールを押さえられないメンバーを放出したはずだったが、今シーズンも人が揃わずに今回は4組のエントリーのみ。前シーズンまでメンバーだったくらげを出そうと川瀬キャプテンは掛け合ったが、運営に受け入れられなかったとのことで、ぱろぱろが2回漫才を披露した。
そして1回目のぱろぱろは、タイムオーバーにより史上初のマイナスを叩いたのであった。
普段よりは若干遅い時間で、リアルタイムで視聴できた。同時接続で最大29人までは確認した。
得票数からしても現地も多くの観客がいたようで、「これくらいいたら盛り上がる」とは拓さんの弁だ。
しかしながら、その客数が悲劇を招いた。
双子坂のTシャツが23枚しか用意できておらず、当日の物販で欠品となるのは、火を見るよりも明らかだった。
「今日は揉めるから、販売を中止して通販すればいい」と言う拓さんに対して、「女子って手間かかっても直接買いたいんだよ」と、キンボシのネタを踏まえて言う大さん。大さんわかってるー……と思うも、結局売らないこととなった。
やるせない。
殺伐を回避するために中止にした判断もわかるし、でも、劇場SNSで「手売りします」と告知されてそれを楽しみに来場した人もいるだろう。せめて、お見送りとかハイタッチとかやってくれていればなあ(元俳優沼の住人より)。芸人は日常的に劇場にいるけど、客にとっては劇場は非日常なんだよなあ。
この日はまた劇場では投票がうまくできないトラブルもあったようで(ライブは30分延びた)、自分が現地にいたらと思うとぐったりする。
物販中止も、Tシャツの枚数が少なすぎたのがそもそもの原因であるし、運営にはしっかりしてほしい。ダイタクの決断は立派だけれど、芸人に判断の責任を負わせるのは、そもそもどうかしているんじゃないか。主催ライブでもないのに。劇場は芸人を守る立場であってほしかったと思った(でもこれは私の思い込み、知識不足なのかも。わからない)。
その問題のTシャツだが、双子坂は全員がチームTシャツを着用していた。だからかわからないが、ダイタクがとてもよく似ている日だった。そっくりな双子が見られてご機嫌なスタートだった(のに)。
売れてるーズもほとんどのメンバーがTシャツを着ていて、はらさんがワンピースの上から無理やり着ていたのはかわいかった。ゆにばーすはめずらしくポップでメタなネタだったが、キャプテンすら振るわずチームは惨敗だった。