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アナログ台のススメ

今回はパチンコのアナログ台(羽根物、一発台)について基本的なことを中心に書いていきたいと思います。

そもそもアナログ台を全く触ったことが無い方からすると少し敷居が高いように感じるかもしれませんが、昔はどのお店にも島単位で設置してありメジャーな扱いでした。

定量制(4000発交換など)も一般的で「2箱積んだら帰ろう」など気軽に遊べる機種も多めでした。5千円あったらそこそこ遊べた気がします。

止め打ちやストロークの調整など技術介入要素も豊富で高齢者から若い方まで色々な方が触っていましたね(*´ω`)

アナログ台をすごく簡単に説明すると、基本的には役物内のVに入れば大当たりで、羽根物(トキオSPなど)なら自力でラウンド継続するか振り分けに応じてラウンドを決定する機種があります。一発台(天下一閃など)は一回で取れる当たり個数が決まっています。

アナログとデジタルで大きく違う部分は【当たりを乱数で決めるか、役物で決めるか】になります。

デジタル機種はジャグラーと同じように毎ゲーム乱数を取得し、当たり乱数を引けば大当たりとなります。

アナログ台はVに玉が入れば確定なため物理的な要素が影響してきます。

具体的には①役物のデキ②台のネカセ③役物への入射速度が挙げられます。

少し細かく説明していきます。


①役物のデキについて

アナログ台には必ず役物が付いています。天下一閃だとこの部分になります。

最近の台は個体差少なめですが、それでも多少は役物のデキで当たり確率が変わってきます。

②に書いた台のネカセとも関係する部分ですが、アナログ台は全ての台を均一に作ることは不可能で、ある程度誤差がでます。傾斜がわずかにきつかったり、少し隆起があるだけで球の軌道は変わります。試行を重ねるにつれて良い台悪い台の差は大きく開いていきます。デキの良い台は少し調整した程度では出玉を吐いてしまうので釘で調整することが多いです。反対にデキの悪い台は釘を開けてます。釘が開いていると思って安易に飛びつくと、役物に殺されることがあるので要注意なのです(*´ω`*)

一般的にアナログ台は縦の釘といって、前日との違いを比較して開け閉めを判断していきます。横の釘は隣同士の釘の違いですね(;^ω^)

アナログ台に横の釘は通用しないので注意してください(; ・`д・´)


②台のネカセについて

パチンコ台はスロットと違い台に角度を付けることが出来ます。約1度ほど奥に寝かせるのが一般的と言われています。デジタル台においても傾斜によって入賞率は変化しますがステージからの入賞率が変わる程度で出玉に大きく影響することは稀です。

一方アナログ台は傾斜を変えることで出玉に影響することが多々あります。現行であればトキオSPは手前ネカセが良いと言われており、タワーの通過率が上昇しSPルートへの突入率が上がるためです。ビッグシューターは手前ネカセ、デビルマン倶楽部αは奥ネカセが良いと言われており、機種によって良い寝かせ方は変わってきます。役物の作りから一般的な良いネカセはありますが、先ほど述べた役物のデキにもよるので、ネカセが変わると玉の動きも変わるため正解はありません。前日良かった台の釘が動かず、入賞率が著明に低下した場合、ネカセを変えられた可能性もあります。すごく手間なので一般的には釘で調整しますが、ホールによっては変えてくることもあるので注意しましょう(^^♪

ちょっとした小ネタとして、手前ネカセが強い場合は玉がガラス面に当たりガラスを叩く音が聞こえることがあります。この音が鳴ると確実に0°以上手前に起こしてあるので打ちながら確認してみましょう(^_^)


③役物への入射速度について

役物内に玉が入った後は技術介入ができません。当たり前ですが(笑)出来ることと言えば羽根の開放タイミングに合わせて球を飛ばすか、ストローク(球を打つ場所)を調整することくらいです。ただ、最近の台は羽根の開放タイミングを数種類に分けており、セグを見て打ち込んでも間に合わないことがあるので、タイミング打ちは困難となりました。しかし、ストロークを調整し役物内へ入る玉の速度を調整することで入賞率を上げることは可能です。最近の台だとトキオやサブちゃんなどは入射速度が速いとSPルートの突入率が上がります。問題は拾い率を大幅に下げないよう注意しないと、逆効果なこともあるのでお気をつけください(; ・`д・´)


写真取れたので天龍の釘解説も少し。。。

ストロークは3種類ありますが、赤と緑の矢印が一般的です。

恐らく赤丸の釘を見ている方は多いと思いますが、緑、黄色の釘も重要となります。この台は右から三番目の黄色釘が1mm程度右へ打ってあり、右上の緑丸の釘がやや左下へ下げてあったので青丸の間を通すように緑のストロークで打ち込みました。

左端の緑丸の釘はやや左に打ってあり左三本の黄色釘も少しマイナスなので少し右に溢してもやや右へ寄せるのが正解かと思われます。

天龍は風車が無い分素直な動きをすることが多いイメージです。

アナログ台はヘソ以外にも見るポイントが多く、ストローク次第で回りも大きく変わるので上記のように釘の動きから効率的なストロークを探してみてください。


長くなってしまったのでここまで(;´・ω・)

おしまい。。。

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