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第49回名古屋リスナー会 流した曲まとめ


こんにちは!
この前「名古屋リスナー会」のオンライン開催に参加してきました!
動画共有のためのDiscord配信を担当している方が今回不在ということで、私が臨時として担当する予定・・・だったのですが、どうしてか異常に音が小さくて私が爆音で聴かなければ他の方にまともな音量で聴かせられないという謎の状態。結局ゲスト参加の方に代わっていただくという情けない流れにw

今回は「ボカコレ2023夏」の投稿曲縛りというルールでした。備忘録として自分が投げた曲たちを貼っておきます。
ではさっそく!



1.さよならボイジャー

おそらくボカコレ2023夏で一番最初にぶっ刺さった曲がこれ。
編曲に毎曲異なる著名ボカロPを招いているのが氏の特徴的なスタンスのひとつなのですが、初めて編曲も自らが手掛けた「BATTLE CRY」、そして2作目となるのがこの「さよならボイジャー」です。どちらも相当な覚悟をもって臨んだ作品だと思うのですが、「BATTLE CRY」の方は個人的にいまいち刺さりきらず・・・そして2度目にして激刺さりしたのが本曲!嬉しくて期間中何度もTwitterに貼っていた気がします。作者の本気の意思を汲み取った上で肯定できるのは、リスナー冥利に尽きるなあと感じます。



2.波

ホノさんの曲を語る時は決まって「ホノさんのミクが歌うロックが好き、早くホノさんとワンマンライブをしてくれ」になってしまいます。それくらいホノさんの楽曲たちはオンリーワンの輝きをずっと放っています。ガシガシと掻き鳴らす粗いギターサウンドの青春パンク、陰のある内省的な歌詞、そして人間らしさとは距離を置いた無機質さであるにもかかわらず、なぜだか眼前でギター片手に歌っているミクが想像できてしまう歌声。
今回の曲はそんな中でもミクのボーカルをフィーチャーした、終盤の超々ロングトーンが印象的です。リスナー会では、このロングトーンの秘密というか、作られた経緯についての話をしました。



3.やさしくしてよね

のぼる↑さんと言えば"アニソンポップ×デスメタな低音ギター"というイメージで固定されているリスナーが多いと思うのですが、実はこの方ってドラムフレーズもかなり凝っているんです。「白い雪のプリンセスは」あたりも王道そうなポップソングの顔をしていますが、コピーするとなると一筋縄ではいかないです。何が一筋縄ではいかないって、ビートが同じでもバスドラの位置が細かく変わっていて、フィルやそこに向けたリズム変化もよく練られている。自分でもドラム触ったことあるのかな、少なくともバンド経験はあるだろうなというくらいに熟れています。

という、「実はのぼる↑さんはドラムもすごい!」という話と、のぼる↑さんの曲はデスメタもそうだけど、洋楽に根ざした部分も大きいのではないか?という話をしました。



4.Natural

どんどん増えてきていますね、"自然派"の曲が。本当は次に紹介する「バベル」を流そうかと思っていたのですが、直前に流れたのが同じく自然派の曲だったのでそれに合わせた選曲をしました。もはやDJと言っても過言。
この曲を流しながら話していたのは、作中でも特徴的な冒頭と終盤前でロールのようにドラムの各楽器を叩いていくフレーズ(これ何か名前とか付いてるんですかね・・・?)です。これがダウンビートやSE的なサウンドが多く採用される自然派と非常に親和性が高い。このようなフレーズを使うのってかなり難易度が高いと思うのですが、これ以上なく魅力的に活用した素晴らしいアプローチでした。



5.バベル

「これが流行ったら褒めてください」と言いながら流した曲です。流行ったら、というのは、この曲がというよりこの曲調が。
この曲を聴いた時はトーマさんが登場した時の興奮に似た思いを覚えました。いや、感覚としては当時の"過剰"と評された変拍子ロックがさらにひとつ上のフェーズに移行したような。
正直この曲のやってることはあまりにもハイレベルすぎるので、後続が果たして現れるかというのはわかりませんが、昨今のボカロシーンを見ていると可能なんじゃないか!?と思わせてくれます。



6.アノマリーで満たして

しいかさん、最強。
最近は1分のワンコーラス尺が多かったけど、これはおそらくフル尺だし投稿作品でも最長だよねって話をしました。あとは、最強って言い続けてました。
お前は本当にぼかれびゅ部員なのか?



7.錆びつく前は

ひたすらキャッチーな曲も好きなんですが、こういった「ボーカルを引き立たせるためのオケ」といった趣の渋めな曲調もすごく好きです。
そんな中でこの曲が輝いているのは、メロディが良いというのもそうですが、オケのクオリティだと思います。オヨイダキビスさんのドラムは生演奏のような立体感があって、それでいて勝ち誇るような気取ったところがない。私がすごく好きな塩梅です。ギターは録音だと思いますが、もしかしてベースも録音してるのかな?
あとは曲の最後、いわゆる「かき回し」という部分ですが、これって打ち込みでやるのって思ってるより難しいと思います(自分で作曲したことがないので予測ですが)。ドラムのだんだん遅くなっていく部分の打ち込みは大変そうですし、特に録音と打ち込みを併用するとなるとジャーン!の部分をきっちり合わせなければなりません。
といった、かき回しのマメ知識?を披露しました。笑




おわりに

紹介曲は以上です!
かなり久々のボカロリスナー会参戦だったので、「普段と比べて多かったかどうか」もあやふやなくらいでした。7曲紹介はたぶん普段より少し多め。
自分の推してる作品を聴いてもらえる楽しみももちろんありますが、他の人のオススメをリアルタイムで反応しながら雑談できるというのがリスナー会のいいところですね!

次回も最強の曲たちを流していこうと思います!



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