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【Cygamesの勢いが凄い!】ウマ娘×ゾンビランドサガ #7 -キタウラ

はじめに『最恐の食べ合わせ』

この記事を書くにあたって掛け合わせる事について多く書く事になりそうなので『○○○×○○○』微妙そうだけど意外とイケたりするのではないか、という食事をしてみながら書くか、と思い『赤ワイン×ホルモン』の食べ合わせを試してみている。

すまん、意外と美味い。

初めまして!そうでない方も改めまして!日常をウルトラーでスーパーにすべくお送りしている妄想カルチャーラジオ(podcast)『ULTRA SUPER RADIO』こと『ウルスパ!』のパーソナリティの1人、キタウラです! ひとつよしなに。

ウマ娘×ゾンサガの話『Cygamesが最近凄いぞ!』


『ウマ娘 プリティダービー』初めてのコラボが『ゾンビランドサガ』に決まったとの事。

………最高おおお!!!!

中学生の頃に『パズドラ』にハマって以来、まともに『ソシャゲ』というコンテンツに触れていなかった私であるが、今回のコラボ発表で、イベント情報にワクワクし、情報解禁がされるや否や、Twitterで賛否両論も含め、楽しんでいる人達の気持ちが少し分かった気がして、何だか新鮮で嬉しい気持ちだ。

コンテンツが持ち合わせる大好きな要素が二重、三重と重なれば、重なるほどコンテンツ消費の喜びという頂への標高が高くなり、脈々と駆け上がった末に、昇天してしまうのはオタクの“サガ”では無いだろうか。

今回のコラボでサウナの如く、喜びで恍惚感に浸っていると、ふと思った事がある。

『Cygames』最近アツくね!!??

それに気づいた瞬間、みるみると色んな要素が点と点で繋がり、これは語らざるを得ない!!と思ってしまったので、今回のnoteは『ウマ娘』と『ゾンビランドサガ』からみる『Cygames』の凄さや戦略術についての考察や予想を素人ながら書きたいと思う。

続き①『アイドル×○○○の天才!?』

2021年1月にTVアニメ『ウマ娘 season2』が放映され、各所で高評価と絶賛の嵐が巻き起こっている中、今回のコラボアニメであるTVアニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』が2021年4月から放映されおり、いわば今季のCygamesのアニメ作品という訳である。

まず、各アニメ作品の紹介をここでしておきたい。

【ウマ娘 プリティーダービー】

『あらすじ』

これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。田舎から都会のトレセン学園に転校してきたウマ娘・スペシャルウィークは、チームメイトたちと切磋琢磨しながら「日本一のウマ娘」の称号をかけて <トゥインクル・シリーズ>での勝利をめざす!


【ゾンビランドサガ】

『あらすじ』

ある日の朝、源さくらは不慮の事故で息絶えてしまう。

10年後――

とある洋館で目覚めたさくらは、謎のアイドルプロデューサー・巽幸太郎に「伝説の少女たちと共にアイドルになって佐賀を救うんだ」と告げられる。アイドルグループ「フランシュシュ」として、7人の少女たちは存在が風前の灯火と化した佐賀県を救うべく、活動を開始した。

年齢、時代の違いで起こるトラブルを乗り越えて、ゾンビという不死身の身体でアイドルの常識を覆していく。そして、平成最後の冬に唐津市ふるさと会館アルピノで初の単独ライブを成功させ、伝説への一歩を踏み出した。

PVのみでは中々分かりにくかった所ではあるが、この2つのアニメは『アイドル×○○○』というメディアミックス系アイドルアニメ作品である、まぁでも両者とも最悪の掛け合わせなのでは無いか?と一瞬目を疑ってしまう様な、メディアミックスである。(厳密には『競馬×アイドル』と言うより、出走後に行われる『ウイニングライブ』をアイドル的要素と汲み取り『競馬×アイドル』と表記させて頂いている)

『競馬×アイドル』『ゾンビ×アイドル』

『食戟のソーマ』というジャンプの料理系漫画では『ゲソ×ピーナッツバター』で出来た『ゲソピー』という食べ物が、作中で罰ゲーム的な要素でよく登場するのだが、引けを取らないほどに、この2作品も字面は罰ゲームさながらである。

『アイドル×競馬』は、ベロベロに酔ってしまい、悪ノリになった3次会のカラオケなどで行われそうな地獄絵図を思わず連想してしまう

悪ノリA) おい、おまえさ、この馬のお面被って、A○B48の曲歌えよ〜www

悪ノリB) えええ…嫌っすよ〜 誰がそんな馬の仮面被って、“ポニー”ローテーションなんつって、歌う訳ないでしょ!!…

悪ノリC) おいおい、これはファンファーレなのか…出走しちゃうんですかああ!?

悪ノリB お面を被る音) いやいや〜そんなわけ、なぁぃぅ……ごそごそ、かぽっ!

ミュージックスタート) ♪〜

悪ノリB 歌い出し)出生中〜〜 爆走中〜〜 頭の中〜♪ ガンガン鳴ってるファンファーレ〜♪ ポニーローテーション!

馬鹿一同)ガハハハハwwwwww

おっと、失礼致しました。

よは、字面では地雷感しか無いですよね?って言う事が、お伝えしたかった事です。

しかし!本題はここから!!!!
この異色なミックス、はたまた地雷のこれら『アイドル×○○○』を素晴らしい作品として乗りこなしてしまっているのが、そう!『Cygames』なのである!!

続き②『なぜ凄いのかを証明する3要素』

ここからは真面目に、時にアツく解説して行ければと思っているのでヨロシクです。

・①キャラ背景のストーリーへの組み込み方が素晴らしい。

『ウマ娘』の何が良いのかを多くの愛好家に聴いてみると

・実在する競走馬の史実を元に作られてるから、ライバル関係とか親子関係とかの要素も垣間見れるのが良いんだよ。

・外見とか性格も本物の競走馬に忠実だから、もし人間だったら確かにこんな感じなのかもって感じるところが良いね〜

・実際は負け続けの競走馬もゲームだったら夢の舞台で優勝する事も出来るから、これまた泣けるのよ。

などなど、簡単に要約してしまうと『元ネタ』に忠実である所が良い!という事ではないだろうか、それだけで無く、ifストーリーも楽しめるという要素がこれらから分かる。

更に言えば、競馬は言ってしまえば『ギャンブル』であるが、元ネタに忠実に擬人化された少女達は「夢を掴む為」「ライバルに勝つ為」「仲間の為」「自分自身に打ち勝つ為」それぞれが葛藤や希望を抱え、勝利を目指していくという、スポ根漫画さながらの超青春譚で表現されているという、作品の爽やかさにも感動してしまう。

私自身、競馬自体も少しだが嗜み『ウマ娘』のアニメを視聴しゲームや音楽もしゃぶり尽くして楽しんでいるが、全て頷ける内容である。

『ゾンビランドサガ』の場合は『ゾンビ』なので、競走ゾンビや伝説ゾンビ、名ゾンビなどがいる訳でも無く、ゾンビの存在自体がファンタジーであるから『ウマ娘』の様には行かない。

所がどっこい『ゾンビランドサガ』では実際作中で生きていた、人間を復活させアイドル活動をするというものであるので、その前世の人間自体に盛り盛りの要素を詰め込んだのである。巧妙だ。

「伝説の平成アイドル」「伝説の昭和アイドル」「伝説の子役」「伝説の暴走族」「伝説の花魁」などなど、キャラ自体に特性を入れる事で、過去の後悔や自分と向き合い方や、世代が違う為、価値観の違いから生まれる葛藤や、ゾンビでありながら生き生きと仲間と共にアイドルで頂点を目指していこうというのだ。

実にこちらの作品も清々しいストーリーに仕立てられている。

キャラのバックボーン、背景を視聴者に対し違和感なく、メインストーリーに迎合させるという設定の妙が、このニ作品の面白さ、作品の濃さというものに大きく影響している要素の1つであると考えられる。

うん、最高、痺れるぜ。

・②巧妙でマルチなメディア展開に脱帽!?


『アイドル×○○○』の○○○の要素についてを①では述べてきたが、逆に○○○にアイドルを掛け合わせるという事で生まれる、付加価値を見落としていないだろうか、ここにも制作者側の巧妙な仕掛けを窺える。

アイドルを掛け合わせる事で『ゾンビ』『ギャンブル』と言った少し重たい要素が前面に出てしまいがちな所を「ユーモア」や「ロマン」に昇華させるだけにあらず、アイドルという要素によって『楽曲』『音楽ライブ』という現実でも大衆娯楽として最高に楽しめてしまうという訳だ。

音楽だけにとどまらず『ウマ娘』による経済効果で『競馬場』の来場者数が大幅に上がったという相乗効果を生み出している実績は勿論『ゾンビランドサガ』では「佐賀県を救う」という名目の元、ご当地アイドルとして活動している設定なので、作中での『佐賀県のPR』的要素も上手く組み込まれている。後者に関しては具体的な経済効果の数値は確認出来なかったが『アニメ』『ゲーム』『漫画』『音楽』『ライブ』『競馬』『佐賀県』と気づく限り挙げるだけでも、メディアミックスの展開がかなりマルチである事が窺える。

企業としてしっかりと稼ぎに来ている。それでもってメインである『アニメ』が堪らなく面白い。凄いぞCygames!!となってしまうという訳だ。

・③高クオリティ!戦略上手!とにかく優秀!!

丁度このネタでnoteを書こうと思っている時に、同じ様な考えを持った同士がいるのでは無いかと、色々と記事を探している中で、Cygamesアニメ事業部長インタビューの記事を見つけたので紹介したい。

・収益とクオリティーの担保の難しさ
・面白い作品を作るという核心
・今後の目標“カラーのない制作会社”にしたい


などと言った内容が記載されている。

元はゲームがメインの会社でありアニメ自体もゲームをDLしてもらう為の相乗効果を狙った事業計画であったアニメ企画。やはり収益を確保した上でクオリティの高いアニメを制作する事の難しさは去る事ながら、苦労したという。

おもしろい作品というのは言うまでもなく価値観が各々違う為、一概には言えない。その為、製作者やスタッフ側がおもしろい!という確信だったり最終的には『勘』が頼り!と言った事が書いてあった。

『面白い作品を作る』という事『自らが楽しめる』という事が核としてある事を忘れずに弛まぬ努力や試行錯誤を重ねた上で、最終的には『勘』だ!という潔さや気概が今の『Cygames』の素晴らしいアニメ作品に繋がっているのでは無いかと私は思う。

①や②で述べた以外にも、アイドルアニメのヒットの法則や戦略的な要素も網羅した上で、最終的には面白い作品を作るという事、それでも分からない時は勘である!と言ったクリエイターとしてこんなにも清々しく優秀なCygamesアニメチームの作品にこれからも期待したい。

以上!素人が考える『Cygames』最強論でした!

今週も読んで頂き有り難う御座います!
私も、悩める貴方も、たまには勘で進むのも良いかも知れませんね!面白そうな方へ、是非!

またラジオやnoteでお会いしましょう〜

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