『岸辺露伴ルーブルへ行く』を観た
岸辺露伴ルーブルへ行くを映画館で観た。
初日に行こうか、それとも行くまいかと迷い、観ても観なくても後悔するなら、ファンらしく行こうと決意した。
岸辺露伴シリーズとは小学生の頃からの付き合いで、かれこれもう30年くらい経ち、ピンクダークの少年はまだ読んでないが、きっと荒木飛呂彦先生も読んだ事は無いだろと思っています。
さて内容はほぼ出版されたコミックと同じだったが、ネタバレを含んで感想など。
泉くんの洋服が地味過ぎる。テレビ版では本当にゴージャスだったのに、今作の紫のワンピなのかツーピースなのかと、パリでのピンクのコートに黒のインナーが地味過ぎる。個人的にパリはモードを意識してアレなら、オークションくらいは派手派手でも良かった。
10代後半の岸辺露伴の演技や喋りが、原作にも、高橋一生露伴にも似ても似付かない。
ただ公式の衣装なので服装は岸辺露伴っぽい。仁左衛門は別に高橋一生でなくてよくなかったか?
岸辺露伴は中々本物っぽいのに、着物姿の所作がまだまだだなと、私は大河ファンでもあるので思ってしまった。作中に出て来る絵が総じて偽物っぽかったのも残念。黒い絵もフェルメールもサインもまだまだやれるのでは?と思った。
奈々瀬が本当にイメージ通りで顔つきも、身体つきも100点だった。
最初の自分の意図ではないのに誘惑しちゃう感じがとても印象的で黒いワンピが少しだけ背中に食い込んでこれ嫌いな男子いないよなと関心した。フランス人役の皆様の演技力が高く、外国人が混ざると何故か浮いてしまう現象が全く起きなかった。
自然過ぎて驚いていた。ルーブル美術館が本当によく出て来る。ルーブルで撮っているので当たり前なのだが、出し惜しみしていない。コミックではほぼ地下倉庫のお話なので展示を見られて感動した。
上映開始してまだ3日なのにもうグッズもパンフも無くて、勢いみたいなものを感じた。ジョジョの人気は無いものと思ってコアなファンだけのものだと思っていたので嬉しかった。
しかし正直、テレビ版のが面白かった気がしてならない。次回作出るなら密漁編を是非ともお願いしたい。