おこづかいを貯めて演歌バッグを買った話
6月下旬。
おこづかいを貯めて演歌バッグを買いました。
ミセスハリスの話題であきやさんが言っていたように、「お金を払えば買える」世界なんですよね。
私が田舎在住で、いつも都心に来られるわけじゃなくても。野球少年達の泥んこズボンをゴシゴシ手洗いしていたとしても笑 コツコツお小遣いを貯めればお迎えすることができるんだ。という体験になりました。正直、聞いた時には「お金を払えば買えるのは当然で、それの何が素晴らしいのだろう?」と思ったのですが、実際やってみると腑に落ちます。千里の道も一歩から。みたいな、私の世界とGUCCIは繋がっていたんだ~~!という気持ちで、バッグを家に持ち帰ってからは私の世界にGUCCIがやってきたんだ!GUCCIがあるんだ。私とGUCCIのコンビで歩んでゆけるんだ~~~なんということ~~~という感じ。
私は元々ハイブランドの中でGUCCIが一番好きだな、と認識してはいたのですが演歌バッグの第一候補はマルジェラ5ACでした。
しかし、4月に持たせてもらった時に「こんなにしっくりこないことってあるんだ」という感想だったんですよね笑
マルジェラのチェーンウォレットも持っていたし(手放し済)、何より黒のレザーのシンプルなトップハンドルのバッグですよ。こんなに似合わないってことある!?
友達が靴紐直している間、持っててあげてるだけ。みたいな圧倒的な違和感。びっくりした。本当にびっくりしたんだ。笑
ショックとかでは全くなくて、マルジェラってすごい。という感想でした。お金払えば買うことはできるし、手に持つことはできるけど、向こうもしっかり使う人を選んでいるんだ。と感動すら覚えた体験でした。
他にも候補に上げてたバッグはその日全て見せていただいて、全くしっくりこなかったので、やっぱり「バッグは自己紹介」なんだな~私に合うハイブランドバッグって存在するのかな~と思いながら帰路につきました。
その後、候補0のまま過ごしていましたが、GUCCIのお財布を使う度に胸が高鳴って、やっぱり可愛いよね~この柄が最高だよね~これを表に出すことができたらな~という気持ちがムクムク育っていきました。
そのタイミングであきやさんのこちらのnoteも更新されて、ますます気持ちに拍車がかかります。
しかし欲しくなった途端に出てきたのは「どこからどう見てもGUCCIです。って主張しているバッグ持てる!?」という気持ちです。
そこから感情の深堀りが始まりました。。
私のイマジナリー世間体が、あるママ友(そんなに仲良くない)が言いそうなことであること。(言いそうってだけで言われたことがあるわけではない)
そうかそうか、と思っていたところにそのママ友とちょっとしたトラブルになります。
わたしは自分の主張が正しいと思えないことが多いので、モヤモヤしたまま帰ってきて、夫に言ってみたらそれはおかしい!と言われて、やっぱりそうだよな~ってなって、意見することになりました。
そういうのとっても苦手なので、私の中では一大事でした。
今思えば明らかな理不尽というか、それはそうだよね…と思うのですが、黙認する人がいるとそれが正しいのかな?ってなりますね。私もモヤモヤしたまま黙っていたら、黙認したことになったんだよなあと思いました。
意見を伝えたことをキッカケに私のイマジナリー世間体が崩れます。彼女に言われそうなことを作り上げて、やりたいことを我慢するのをやめよう。と思えました。
その意思表示としても、やっぱりGUCCIのバッグほしい!
うちはお小遣い制なので夫に伝える必要はなかったのですが、あまりに派手なので笑 一応買う前に伝えておきました。これもドキドキした。。(お小遣いだもん、好きにしな~!てかそんな貯めたの!すご~!いいな~!って言ってた。夫は全額使いきっているようだ。笑)
これが功を奏します。
私は田舎住みの上に平日は子ども達が帰ってくるまで仕事、土日は子供の野球という暮らしをしているので、なかなか出かけられる機会がないのです。しかもシーズンに入っているので、試合の予定がたくさんあり9月まで空いている週末が見つけられない状態でした。
雨で試合が延期になって、ぱっと1日空いた日曜日。
夫が「GUCCIいくか」って言ってくれて、息子が「東京の空気吸いたい」と言ったので笑 銀座に行くことができました笑
(途中に通った阪急メンズ館のフレグランスの香りで「これが東京の空気だ~。良い匂い!」と喜んでいました。笑)
最初に路面店へ。実際にオフィディアのいろんな型を見せてもらうと、うーん???思ったより大人っぽいかな?と感じた。30過ぎて大人っぽいという感想もおかしいのだろうけど、どうも私と大人っぽいは相性が悪い。
夫の助言もあり、全く考えていなかったホワイトを試してみると
これだーーーーーー!もう!ジャスト!これ!絶対これ!とすぐに財布を開きそうになりましたが、子ども達の足が限界だったので、一旦退散。
三越に移動して、元気になった子ども達とともにまたGUCCIへ。
やっぱりこれだなあ。普段は絶対にホワイトのバッグは選びませんがオフィディアなら汚れの心配をあまりせずに使えるのでホワイトでも問題なし♪
にこやかな若い女性の店員さんがついてくれたのですが、とっても丁寧なのに緊張させず、ちょっと笑わせてくれる絶妙な接客がとっても良かったです✨
子ども達が、やいやいわいわい言ってたので「うるさくてすみません😞」と伝えると「いえいえ!お会いできて光栄でございます」って言ってくれました。笑
値上げについても「年に4回価格改訂が入っておりまして。私たちには止めることができません。」と自然の摂理のような伝え方で大変おもしろかった。笑
直前に値上げによって感情大揺れした身としても、びっくりしたけど自然の摂理だから仕方ないよね!と思えるなんとも良い言葉でした。
オフィディアについても「防水スプレーはせず濡れたら拭いていただければOKなので、梅雨の時期もたくさん使ってください♪」と言っていただけて、嬉しかったです😆
というわけで自分で長々書いておきながら、もういいの!かわいいの見て!という気持ちだったので、最後に私の演歌バッグであり、(なりたい)自己紹介バッグである「しぇりたん」見ていってください。