「伝え方が9割」から学ぶ、相手の気持ちを想像する大切さ
コピーライターの佐々木圭一さんのベストセラー「伝え方方が9割」
さすがベストセラーという本でした!
ビジネス初心者で勉強中、かつ、ワンネスカウンセラーの筆者がこの本を読んだ感想と学んだことを伝えます☺️
[目次]
①まずは、感想。
②気づきや学び!
③自分のビジネスにどう活かすか?
④どんな人におススメか?
①まずは、感想。
ビジネス書はつまらない・・そんな思い込みをクルッと簡単に覆す程、この本はとても読みやすく、かつ興味深く、とてもおもしろい本でした。
はじめに・・の冒頭から「デートしてください」をどう変えたらいいのか?どう伝えたら、YESに出来るのか?と言うとても興味を惹く例え話しから始まります。優しい語り口調。シンプルでわかりやすい文章。
さすがです!
スルスルと興味のままに読み進められました。
また実は伝えることが苦手でダメダメ社員だったという著者が、なぜヒット作を連発するようなコピーライターになれたのか?というサクセスストーリーであるところにも、深い興味と共感、そして説得力を感じました。
私にも出来るかも知れない・・!!というやつです。
「伝え方にはシンプルな技術がある」
「感動的なコトバは、つくることができる」
こう伝えてくれる著者の言葉の裏側に、小さな努力を積み重ねて確かなものを掴み取った人の自信が感じられます。
それをこんなにわかりやすく、丁寧に伝えてくれる。とても優しい方でもあると思いました。
②気づきや学び!
この本はとてもシンプルなわかりやすい3つの構成から語られています。
第1章では、伝え方についてのマインドセット。
第2章では、「ノー」を「イエス」に変える技術。
第3章では、「強いコトバ」をつくる技術。
シンプルで、かつ最も重要なポイントだけに絞って、丁寧な解説がなされています。
第1章では、伝え方にも技術があった!という、まずはマインドセットから。伝え方の上手い・下手は才能ではなく、技術なのだ!という発見を著者の経験とわかりやすい事例から伝えてくれます。
そして、第2章と第3章では、本当にこれだけがしっかりと身についたなら、それだけでもすごい武器になるだろうという大切なポイントを、わかりやすい事例と共に丁寧に解説してくれています。
この本の内容を身につけられたら、本当に力になる!と思うと共に、これはそんなに簡単ではないぞ・・という気持ちも出てきました。
私はカウンセラーという仕事柄、相手の方の気持ちを汲み取るのは得意な方だと思っています。
けれど、この本を読んで気づいたのは、「相手の方の気持ちがわかる」ということと、「相手の側の気持ちを想像する」ということは、違うことなんだ!ということです。
すべての人は、自分の目でみた世界を生きています。同じ物を見ているようでも、一人一人は本当はまったく違う世界を見ているのです。ですから、同じような思い、つまり共感を感じたとしても、それはあくまで自分の中の気持ちから、相手を感じているのです。
それに対して、相手の世界を想像するというのは、まったく反対の行為になります。自分の視点を離れて、反対側の視点から見てみるという行為だからです。これは、とても難しいことです。
だからまず大切なことは、相手の側からの視点から想像するということは、相手の気持ちがわかることとは、似ているようで違うのだということをよく認識することが必要だと思います。
自分の視点を離れるには、本当に想像力が必要です。相手のことをよく観察することも大事でしょう。そして何より、相手に興味を持つことが必要なのではないでしょうか。
このことを踏えた上で、著者の事例をよく読み、丁寧に練習をしてみることが本当に大切なことなのではないかと思います。
③ 自分のビジネスにどう活かすか?
この本の内容は日常生活でももちろん有効だと思いますが、やはりビジネスにおいて、身につけられたなら本当に武器になるのでは、と感じます。
魅力的な文章は、それだけで人を惹きつけます。文章で、その人の魅力や想いが効果的に伝わったらどんなにいいでしょう!
誰にでも、心の中には伝えたい想いがあると思います。しかし、心の中ではそれはとても曖昧で抽象的なものです。本当に言語化するのは難しいと感じる方の方が多いのではないかと思います。
かく云う私も、同じように言葉にならない想いや伝えたい想いを抱え、どうしたら伝わるのか・・と日々悩んでいます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
私にとって、答えは一つ、本の通りに真似してみることです。著者も本の中で、「まずは丁寧に、レシピ通りに」と言っています。
この素晴らしい内容を身につけるには、まずは真似してみて、使ってみることが一番だと思います。
メルマガを書いて、どうしたら自分の想いが本当に相手に伝わるのか?ブログを書いて、言語化をしてみる。お客様とのセッションで、相手の方の気持ちを想像してみる。すべてが練習になります。
私も正直、まだまだ全然だなぁ・・と思っています。ちゃんと意識して使って行きたいと思います。
④どんな人におススメか?
文字を使って、気持ちを伝えるシーンのある方、つまり全ての方におススメできる本だと思います。
というのは、この本はビジネスに関心のある方なら、もちろんおススメなのですが、私はカウンセリングをしていて、自分の気持ちを伝えるのが苦手という人をたくさん見てきています。
悩みを抱えてしまい、そこから抜けられなくなっている大きな原因の一つには、自分の見方を変えられないことです。この本に書かれているように、相手の立場に立って、相手の視点から物事を考えてみる、という練習は自分の視野を広げ、物事の捉え方を柔軟にしてくれると思います。
ぜひ、ビジネスに関わらず、自分の気持ちの伝え方という観点から、この本を読んでみて欲しいと思います。
相手の気持ちを想像できるようになったとき、伝え方以上の大きなプレゼントを手にすることが出来るのではないでしょうか。
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