【歯科衛生士解説】保険でも「白い詰め物」できます!
歯医者で虫歯治療すると「銀歯」を選択する方は多くいると思います。
「笑った時にチラッと見えて嫌」
「セラミックにしたかったけど高くて断念😢」
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方に朗報!
じつは健康保険改正により、白い詰め物やかぶせ物が保険適用になっています👏
見た目を気にせず比較的安価で治療できるのは嬉しいですよね^^
しかし、この保険の白い詰め物=CAD/CAMをするには条件があり、どこの歯医者でもできるわけではありません。
そこで今回は
CAD/CAMとは?
メリットデメリット
自費のセラミックとの違い
CAD/CAMを選択できる条件
CAD/CAMを行える歯医者
についてご紹介します♪
そもそもCAD/CAMって何?
CAD/CAMとは、ハイブリットセラミックというもので、プラスチックとセラミックの混ざった複合レジンです。
歯型をコンピュータで読み取り、専用の機械で削って製作していきます。
※読み方は「キャドカム」です
もともとは1本数万円の自費で扱われていましたが、改訂を重ねて保険適用の範囲が広がってきています。
種類は詰め物(インレー)とかぶせ物(クラウン)があり、虫歯の範囲によって決まります。
CAD/CAMのメリット
メリットはなんといっても見た目!
白いので銀歯よりも目立たないことが特長です。
また、保険適用のため、1歯あたり約¥5000〜¥8000程度。
自費のセラミックに比べると比較的安価に治療することができますよね。
そして金属を使用しないので、金属アレルギーがある方も安心して詰めることができますよ♪
CAD/CAMのデメリット
デメリットは、プラスチックの混ざったハイブリッドセラミックのため、経年劣化による黄ばみはでてくるでしょう。
また、色調が単調なため、自費のセラミックのような「自然な透明感」は出づらいです。
噛み合わせが強い
歯ぎしりしてすり減っている
などと言われたことがある方は、割れてしまうリスクもあります。
場合によっては、銀歯や強度のあるセラミックをすすめられるかもしれません。
自費のセラミックとはどう違うの?
メリットデメリットでも述べたように、色味や素材などが異なります。
自費のセラミックは、プラスチック素材を含まない「陶材」のため、汚れが付きづらく綺麗な白さを維持できます。
そして、セラミックであれば歯と同等の色味や透明感に仕上げられることも特徴です。
「ある程度の白さで安価に済ませたい」といった方はCAD/CAM一択!と思われるかもしれませんね。
しかし、詰め物やかぶせ物の種類には一長一短あるので、それぞれの特性を理解して決めてくださいね♪
CAD/CAMを選択できる条件
結論から言うと、前から1番目〜5番目までの歯は、CAD/CAMが無条件で保険適用になります^^
しかし、6番目・7番目の歯は、以下の条件がついているため注意しましょう👇
6番目の歯…上下左右の7番目の歯が残存しており、正常な咬み合わせであること
7番目の歯…金属アレルギーの方限定。(皮膚科での診断や証明が必要)
今まで金属アレルギーがあっても保険では銀歯の選択肢しかなかったので、条件つきですがCAD/CAMを行えるようになったのは嬉しいですね^^
CAD/CAMはどこの歯医者でもできるわけではない
冒頭でも述べたように、通われている歯医者でできるかどうかは直接聞いたり調べたりする必要があります。
なぜならCAD/CAMを提供する歯医者は、厚生労働局へ申請が必要だからです。
申請済みの歯医者であれば、ホームページ等にCAD/CAMの情報があるはずなので、取り扱いがあるかは事前に確認しておきましょう。
その他、歯のお悩みがある方はココナラで受付中!
お気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました^^
歯科衛生士めめ
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