かけがえのないものはすぐ移動させる

組織論
上司から、君はかけがえのない存在だから行かないでくれと言われたら、問答無用で異動させるが吉だそう。

ドラッガー 経営者の条件

欠くことができないといわれる者は、周囲から甘えられている。上司がその人の能力に頼り切って楽をしている。周囲がその人に任せっきりになってさぼっている。らしいよ。その人の強みが一番発揮される環境に人材は配置される必要がある。まだ若すぎるとか、先方が受け入れないだろうとか、そういうのには耳をかさないように。逆に、成果をあげられていないものも、直ちに異動させるべきである。別の仕事をあてがうべきである。アサインしたものの責任であるから。合わない環境で続けていると、圧迫や緊張によって働き手が病んでしまうから。強みを見抜いて、最大限弱みをフォローしてあげつつ、ベストな機会のもとにおいてあげる。問題に対処させるのではなく、機会を与えること。

上司の強みを生かすこと。部下が成果を最大化する鍵である。上司に認められて使ってもらえることによってはじめて貢献ができる。
へつらうのではなく、なすべきことを考え上司に分かる形で提案することが求められる。

上司が強みを生かすために何をなすべきか。
そんな視点持ったことなかったな。
人に資することをすると自分に返ってくるしね。
上司が動きやすい環境を作って、最大限力発揮できるようにか。それがいいかもしれないね。

名著ですわ。

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