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#20 休職中の正しい過ごし方なんて無い
休職中の過ごし方は人それぞれ。
私は気の向くまま過ごすことにした。
本を何冊読む、朝は何時に起きる、1日に1回は外に出る、
こんな風に過ごしたいという理想は一切持ち出さないようにしてみた。
(休職直後は気力体力ともにかなり消耗していたからだ)
身体よりまず心のケア。心の休息。
気力(意志)を取り戻すことが大事だと思った。
療養中は、
心からやりたいと思ったことがあれば、取り組めばいいし、
何もしたくなければ何もしなくてもいい。
ネットで””休職中 過ごし方”と検索したこともある。
規則正しい生活・・・適度な運動・・・など書かれていた。
気力が消耗している私にはこれらを実行するのはハードルが高い。
そもそも行動云々の前に意志が必要だからだ。
”何かをしたい”という意志によって、”XXをしよう”と行動に移すわけで。
私には気力がない。
とまあ、
のらりくらりと気の向くまま過ごしていたら、
いつの間にかルールのような?心持ちのような?ものができていた。
(若干被っているところもあるがご愛嬌で☺)
1.お腹が減ったときに好きなだけご飯を食べる
(もはや深夜とか気にしない)
2.眠くなったときに好きなだけ眠る
(担当医の先生から""朝昼晩気にせず、眠りたいだけ眠りなさい。寝れなかったら起きればいい。自然と元のリズムに戻ってくるから""と仰っていた。まさにその通りだった。
薬を飲んでいたが、自分の睡眠力を自力で取り戻したかったので休職に入ってから薬はやめた)
3.文字とか活字は極力見ない
(脳疲労が酷くて、LINEとか生活上での最低限のやりとり以外は、積極的に触れない)
4.何もしたくない時は何もしない。むしろ、何もしなくていい。
(ここで大事なのは、何もしていない日々に焦って、無理やり何かしようと考えるのをやめる)
5.運動したくなったら"少し"身体を動かす
(ここで大事なのは、満足するまで動かさないこと。物足りなさが次に繋がる)
6.涙を流して感情を発散させる
(心が揺さぶられるものなら何でも)
7.外に出たくないときは出ない
(日を浴びることが良いと言われるが、確かにそうなんだけど、気が乗らなければ無理して出なくてもいい)
8.好きなだけ落ち込む
(ふと落ち込むときは、とことん落ち込む。中途半端にその時の思考にブレーキをかけないことが大事)
9.心からの"してみたいこと"が湧き出てきたら、なんとなく取り組んでみる
(成功しようが失敗しようが両方OKくらいのノリ)
気の向くまま過ごしていると、
次第に何かしたい欲が湧いてくるもので。
はじめは活字を避けていたが、
気がついたら読書してたり。
身体が疲れていて外にでるのも億劫だったのに、
気がついたら登山したり外で走っていたり。
人間の生命力って恐るべし。
時間はかかるかもしれないけど、
消耗しても、しっかり休んで、自分を労わっていれば、
自然と活力って湧き出てくるものだなと実感した。
(もちろん、必要な時間は人それぞれ)
この期間に、
自己充実感というか、
多幸感とは何かも体験できた。
どこまで自分を甘やかせるか、が大事ですね👓