(思い出)RPGツクールでもゲーム作りは大変

数年前、私はニンテンドー3DSの「RPGツクールフェス」で半年間ゲーム作りをしていた時期がありました。
ゲーム作りに興味がありましたがプログラミングができなかったので、誰にも簡単にゲームが作れるRPGツクールに手を出したわけです。

といっても最終的に30分で遊べるノベルゲームしか作っていないんですが。しかも制作時間3日!

プログラミング的な要素はそんなに難しくないですが、地道な作業量が半端じゃなく30分で遊べるノベルゲームが3日かかるくらいには手間がかかります。
当時の集中力ですが3日集中を保つのも結構大変でした。

RPGツクールフェスにはふたつ不満点があります。

一つ目はDLC(追加コンテンツ)の素材の少なさにあります。
元々ファンタジーの素材が十分にあってそれだけでゲームを作るのは可能ですが、RPGツクールフェスには追加で料金を払えばもらえる素材がありました。
その素材は現代やホラーなどさまざまなジャンルがありますが、そのジャンルごとの素材が少なすぎるのです。
具体的にひとつのジャンルに30くらいしかないです。

元々のファンタジー素材が30増える分には世界観が一貫しているので使いやすいのですが、他ジャンルの素材が30増えてもファンタジーでは使えません。
かといって現代やホラーのジャンルのゲームを作るには素材が足らなすぎる。
その程度で数百円から千円取るのはさすがに暴利だとおもいます。

二つ目にたまに強制終了が発生すること。
長時間作業しているとセーブしないでいることが多いですが、この強制終了がおきるとセーブしていない作業がすべて消えてしまうのでそのたびにショックを受けます。というか創作意欲が萎える。

どのゲームにも強制終了はあってはなりませんが、特にゲーム作りにおいてそのバグは一番最悪です(なんならこのバグが怖くて現在RPGツクールに触れていないまである)

まあここまで不満ばかり書いてきましたが、実際RPGツクールの存在意義はでかいと思っています。
ゲームを一人でつくろうと思えばプログラミングは必須。
しかし誰もがプログラミングができるわけじゃないし、プログラミングを覚える前にやめてしまうことも多いとおもいます。
しかし、RPGツクールはプログラミングの知識を必要としないのでゲーム作りにおいて圧倒的に敷居がひくい。
だからRPGツクールは今日まで(ある意味?)愛されてきたと思います。

ちなみに現在は任天堂Switchで「RPG MAKER WITH」というRPGツクール後継ソフトが発売しております。
発売されたばかりで情報は少ないですが、いまのところバグの報告はないようです。
近いうちに私も買おうと思っています。

しかし、どんなにゲームが進化してもゲーム作りの大変さは変わらないと思います。超大作を作るのはいつになるやら。ではまた。

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