遊びは単純だが奥深い（世界のアソビ大全51）

　最近大作のゲームをやっていて、何か隙間時間に遊べるゲームがないかSwitch内のソフトを探していたら、＊「世界のアソビ大全５１」があったので遊びました。

＊世界のアソビ大全５１
任天堂から発売された任天堂Ｓｗｉｔｃｈ用ソフト。七並べやポーカーなどの定番からマンカラやコネクトフォーなどのマイナーまであり、それらのボードゲームを５１種類収録されている。
一部界隈ではルドーが有名で知られている。

　世界のアソビ大全５１は昔遊んだことがあり、よく友人と遊んでいました。
　当時はエアホッケーやブラックジャックを遊んでいて、そこそこの期間遊んでました。現在でも友人をこのゲームに誘っても一緒に遊んでくれると思いますが、きっとルドーだけは二度とやってくれないでしょう。

　それで久しぶりに１人でマンカラをプレイしましたが、ボロ負けしました。ルールがうろ覚えなのもありますが、セオリーが忘れていたのが大きいですね。
　それと地味にCPUが強い。

　マンカラは自分エリアのおはじきを自分陣地に動かして、最終的に自分の陣地のおはじきが多い人が勝ちのルールです。
　動かす際には持ったおはじきの数だけ動かし、各エリアに1個ずつ落としていくので、どこを動かすかどこへ落としたいかの駆け引きが生まれます。

　細かいルールとして
・自分陣地に落としたおはじきが最後の1個であれば再度行動できる。
・自分のエリアの空いた場所に最後の1個を落としたとき、対角線上の相手のエリアのおはじきを横取りできる。
・どちらかのエリアのおはじきが無くなれば自分のエリアのおはじきを全部自分の陣地における。
などがありますが、勝利条件は上記の通りなので遊びとしてはシンプルなんですよね。

　マンカラは最初は必ず再度行動できるように最後の１個が自分陣地に落とせるように選んで、その後自分陣地に１番近いエリアを開けておくのがセオリーですね。
　そうすると無駄なく自分陣地におはじきを集められますし、1番近いエリアは1番おはじきが落とされる場所でもあるので、空けておくことで再度行動をしやすくする意味もあります。

　相手の横取りに気を付けて地道におはじきを集めていくのが堅実なやり方ですね。
　爽快さを狙ってあえて自分エリア1箇所におはじきを貯めておいて相手エリアを枯らす。そうして一気に得点を稼ぐやり方もありますが、これを狙うと不思議と負けるんですよね。やっぱり堅実が1番なのか。

　私個人はゲームは凝った複雑なものよりわかりやすく単純なものが好きです。そして単純なものはバランスも整っているものも多いので、奥深いものです。シンプルゆえ遊ぶ抵抗も少なく、気軽に何回でもリトライできて試行錯誤するのが楽しいです。
　ただその分飽きるのも早いかもしれませんが、いずれゲームは飽きるものなのでいつでも遊べていつでも次へ行けるのもグッドポイントですね。

　ちなみにルドーはどんなに遊んで経験を積んでも負けるときは負けます。
　あれはほとんど運だからなぁ。それにルール上動けないターンが多いのでほとんどの友人から嫌われたゲームです。私は普通に楽しいと思っているんですがね。ではまた。