禺伝 矛盾源氏物語

舞台刀剣乱舞は夏の一挙放送録画と綺伝の円盤買って予習して、刀剣乱舞のゲームもちょこっとやってから、初日観劇しました。
ところどころ、贔屓のせいで思考停止してしまって
情報量というか話の転換、物語についていくのが結構大変だった。一挙放送分を予習してから半年くらい経っての観劇だったので、刀剣乱舞の基礎知識もふにゃふにゃだった上に、そもそも源氏物語自体もざっくりとしたことしか知らなかったせいで、物語を情報処理して理解しようとする脳と感じた事を纏めようとする脳、あやなちゃんの一挙手一投足見逃したくない動体視力と、全体も俯瞰でみたい気持ちとでパンク気味でした。
初回で「どういうこと…???」だったところを、刀ステファンの方々のレポやらツイートを色々読み漁って、2回目の観劇で回収。これは観れば観るほどおもしろーい👀✨

以下、なるほどー!!だった点やあやな則宗さんのことなどを記しておきたいと思います。

なんかみんな小綺麗だし、本当は刀剣女子なのか?とか思いながらみてたけどそうではなく。『実験本丸』として、元々ある刀剣に別の刀剣の物語を纏わせられていたから見た目や様子まで違うという考察を読みました。
禺伝では、歌仙兼定は元の主をガラシャだと思ってるし、大倶利伽羅も伊達を忘れてるし。その2人を監察する一文字一家も自分たちも実験中の存在だと知りながらそれを受容してたのがまたなんとも。古い刀って悟りを開いてるが故に悲しさもあるんだね。。
自分たちは偽りの物語を纏ってるといった台詞ののちの立ち回りでは、一文字一家も、本来とは違う別の刀剣の決め台詞を混ぜていたと知り2回目に観ると、なるほど!と。
則宗が沖田総司の名を語った時にスクリーンに映るシルエットの映像が、宝塚在団時に出演した「誠の群像」の沖田総司=あやなちゃんにしか見えなくて。その後の立ち回りでは不完全な三段突きをしているのもまた一興だよね。。
三段突きは一撃必殺の技で失敗すると死しかない。相手よりもずっと腕の長さ・刀身が必要なのだと沖田総司にまつわる何かで読んだけれど、それをこうして観ることが出来てすごく動揺したな。もちろんアンサンブルの皆さんの技術が高いからでもあるんだけど、あやなちゃん、これまで殺陣免除の役どころ(知性派)ばかりでほとんど刀なんて振ったことないので、この為に稽古も身体作りも沢山したんだろうな。。

本来の刀剣の物語を取り戻してからのみなさんは、かいちゃんは和田さんの歌仙さんみたいだったし、大立ち回りでようやく鞘を持たなくなった凪様はやっぱり殺陣の素地がすごいなーと。誰よりも戦闘数多かったよね。何回戦ったのでしょうか。。

姫鶴さんの効果音が羽音だっていうのも2回目以降ちゃんと確認。鶴なのね…😳
言葉が出てこなくてもどかしそうな時の南泉くんの足ふみふみも可愛かったけど、猫って甘える時にふみふみするんじゃないの?(猫飼ってないからわかんないけど)

あとね、最初の名をあげるところ、ゲームの8周年挨拶演出ぽさがめっちゃいい!ほんとに綺麗で真正面だったときにはにやにやしちゃった。‪

それから、審神者さんたちに、OPでの足上げにまで純粋に感動してもらえてなんか嬉しい。(立ち位置)
いつもやってた振りだから(なぜか、自由ぽい振りの時も必ず入ってたよね雪組時代)懐かしくてキュンとしてたんですけど、褒められると嬉しい🥴手首の角度とか指先も大っ好き!脚がね最高なのよ、捌き方。

要所要所で腰掛ける姿は男役さんだー✨っていうときめきがとまらないです。
当然既視感のある姿や仕草、耳馴染みのある声が聴こえるんだけど、時々そんな私でもハッとするほど「一文字則宗(!!)」ってなってて。
そんな狭間にいるときに、則宗さんが『姫ちゃん』って呼ぶのくすぐったいです🤭
寸でのところで紫式部が身代わりになってくれた時、階段の上で両手ついてる姿がオスカルでしかなかったし、大立ち回りで階段から降りてきて両手広げた姿を観た時には、ル・ポァゾン(21年雪組全ツ)始まるかと思った。

私自身が一文字則宗をよく知らないからだとも思うけど、お芝居中も暗転した時も、ふとした瞬間のクセに「あやなちゃんだな」と思った。
私は綾凰華が好きだから、不意に見える役越しの本人にたまらなくキュンとする。

刀剣乱舞はきっとそういう世界じゃないんだと思うけど、でもそういう考え方もあるんだって分かって貰えたらいいなぁ。

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