あの子もこの子も綾凰華さんだった話

まえがき
本文は2018年当時、別アプリに記載していたものを転記したものです。大切な思い出として、一部編集しここに残します。

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やっぱりあの綺麗な子は綾凰華ちゃんだ。

キャッチミーで認識してから、舞台姿は既に美しいし、今後洗練されていくのだろうなと楽しみに思いながらも、天寿さんの番組や、ガイズの稽古場情報に同期の天華くんと出てきたり、スカステコーナー「私の取り扱い説明書」や、グラフの下級生紹介に出てきたりしてるのを見ては「(失礼ながら)なんか可愛い小動物か、バンビちゃん」的イメージを持っていました。

新公の配役や、ダブルトリオだったり、何が付くか常に一番に気にかけながらも“がんばってほしいな”くらいの気持ちで見守ってましたので、ガイズ新公の3人組も嬉しかったし、こうもりで紅さんの役がついた時には本当に嬉しかったです。

2016年3月27日。転機が訪れました。

いつの間にか私以上にさゆみさんのファンになってた母とこうもり/THE ENTERTAINERを観劇。

前日も観劇していたので流れは分かるし、と2階1列目の席から舞台を俯瞰で観てました。

こうもりで晩餐会の場面、妃海風さんが「故郷の歌を聴けば」を歌う間、下手のソファーでぴょんぴょん跳ねる可愛い紅アイゼンシュタインを見ていた…ら…

金色の衣装を着たダンサーたちの中の1人が目に飛び込んできました。

あの子は誰?

特別背が高いわけではないけれど、指先まで神経の行き届いた素敵なダンスをする、綺麗な子。

オペラを覗いて驚きました。「…綾凰華ちゃん…」

もちろん、ガイズだって観に行ったし“踊れる生徒さん”っていう認識はありました。
でも、その場面は格別に綺麗だった。

そしてその公演中(出番の多さも尋常じゃなかったけど)、何度も何度も同じことが起こりました。

あれは誰?と思いオペラグラスをあげる度に、「また、綾凰華ちゃんだ…!!」

観劇後にようやく気づきました。
「やっぱり私あの子が好きなんだ。」

確信へと変わったことで、この日から観劇する楽しみが2倍・3倍と膨らみました。

色んな組が観たいと思ったけれど、星組からまた離れられなくなっちゃったなぁ…なんて思いながら。

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