「子煩悩」は、子どもに対する愛情が深いというポジティブな意味で使われていて、それはとても良い事だと思います。

興味深いのは、煩悩という言葉がそこに含まれているという事。

子どもを愛するが故に、子どもが失敗しないように、辛い目に遭わないように、と頑張りすぎる親もいます。

子どもの運命を自分の所有物のように勘違いして、なんとかしようとするのですが、運命は本人にしか扱えないので、親であっても変えることはできません。

親が心配するような事も、悲しむような事も、子どもの運命次第で起こってきます。

そうすると、勘違いしていた親は、守れなかった、こんなはずじゃなかった…と罪悪感を感じたり、怒りや悲しみという悩み、苦しみを味わうことになります。

子どもを本当に愛するのであれば、自分の所有物として執着するのではなく、1人の人間として「信じる」ことが大切です。

子どもが社会で学ぶ前に親がすべき事は、この子であれば、自分の運命を乗り越えていけるだろうと信じられるような、健全な体や精神力を持った人間になるようにサポートする事です。

愛するが故に、子どもの運命まで自分の所有物だと勘違いして執着し、苦しむことのないよう、「信じる」という本来の愛を与えていけるようになれば、幸せな親子関係を築いていけると思います。

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