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わたしの結婚

2024年12月25日クリスマスに結婚した。
この日に結婚したと伝えるとロマンチックと言われるが、わたしはとにかく数字の羅列が覚えられないので
1111(ワンワンワンワン)
1212(ワンツーワンツー)
なども候補として上がっていた。
けれどワンツーワンツーってなに?ワンワン?ワンワン?…と我に帰りクリスマスにきめた。
ちなみに夫の誕生日も忘れており「誕生日は?」と抜き打ちテストをされているうちに覚えることができた。


何度思い返してもクリスマスはとてもご機嫌な最高デートだっだと思う。
区役所にいき婚姻届を提出し、映画『ホールドオーバーズ』をみてディナーを食べた。

映画とディナーの間少し時間が空いてヒマだったので、散歩ついでに1年前わたしが住んでいたアパートを見に行くことにした。再開発で更地になった駅前はすっかり寂しくなり、焼鳥やお野菜を買っていたお店もなくなっていた。
しかしアパートは当たり前のように1年では大きな変化はなかったのだけれど、1つだけおかしなところがあった。

クリーンストッカーと言うらしい

ゴミ捨て場がおかしいのだ。
クリーンストッカーの持ち手部分に『住民以外ゴミ捨て禁止』のようなものが書かれたものと、30センチくらいのまぁまぁ大きな人形が吊るされていた。
住んでいた時は人形なんてなかったな〜と思い、じっくり見てみると人形が〈呪う〉と書かれたボードのようなものを持っていたのだ。怖すぎる。
しかも人形の顔に黒色マジックでメイクされている。ピエロメイクのようなものではなく、強いて言えば仙台貨物にいそうな言葉では表せない不気味なメイクをされていた。怖い。怖すぎる。
住んでいた当初から大家さんはちょっと不思議で過激な人だなと思っていたし、世界各国のお土産(私には呪物にみえた)を集めているような人だったので、むやみやたらにゴミを捨てる人間を呪いそうな勢いはあった。しかしルールを守っている住人すらも呪ってしまいそうな勢いがある……過激派の大家には注意。

ちなみに今住んでいるマンションの大家さんも過激派だ。引っ越したら過激エピソードを披露したい。

結婚からはそれた内容になってしまったが、毎日楽しく過ごしている。

2024年の半分くらいは心身ともにボロボロだったが、夫の美味しいご飯と思いやりによりなんとかめげずに2025年を迎えることができた。

今年もたくさん美味しいご飯を作ってもらうぞ〜

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