VRChatで寂しい思いをしているあなたへ【宗教的コミュニティ形成術】
みなさんは「フレンドがプラベから帰ってこない」「自分でインスタンスを開いたけど誰も来てくれない」そんな寂しい思いをしたことはないでしょうか？そのような悩みをお持ちのあなたに、私が今までVRChatで得た経験と「完全教祖マニュアル」という本で身に着けた知識を生かして、あなたをひとりぼっちにさせない素晴らしいコミュニティの形成方法をお伝えします。
あなたの未来は今この記事を開いた瞬間に変わり始めようとしています。
さあ、私の手をとって、一緒についてきてください。
与える側の人間になろう
なぜあなたの周りには人が集まらないのでしょうか？
それはあなたから得るものがなにも無いからです。
「返報性の原理」という心理効果があります。人に何かをもらったらお返しをしたくなる心理のことです。つまり、あなたが人々に何かを与えるような人物になれば、おのずと人々は何かを返そうと集まってきます。
では具体的にはフレンドに何を与えればいいのでしょうか？それはハッピーです。フレンドに幸せを分け与えましょう。イエスキリストが戒律により硬直化した社会を打破し、人々を幸せにしたかのように。釈迦が輪廻転生によりカースト制を打ち破り、人々を幸せにしたかのように。あなたも人々を幸せにするのです。
偉大な教祖と呼ばれる人物は人々を幸せにすることで自分の周りに信者を集めました。あなたも、同じことを行い自分のフレンドを増やしていきましょう。
もう一度言います。
あなたの使命は「人を幸せにすること」です。
分かりましたか？
コミュニティを作ろう
まずはコミュニティを作るところから始めましょう。可視化すると分かりやすいのでVRChatのグループ機能を使うのがおすすめです。名前は「自分の名前＋ファンクラブ」とかで大丈夫です。ここら辺は適当でいいでしょう。
次にこのコミュニティのルールを決めましょう。ここで重要なのはあえて反社会的なルールを提示することです。
不幸な人は現在の一般的なVRchatの価値観と照らし合わせて自分を不幸だと感じるのです。なのであなたは今のVRChatの価値観と別の価値観をフレンドに提供しましょう。そうすれば人々は幸せになります。
具体的な例を出しましょう。自分のフレンドがお砂糖ができなくて悩んでいたとします。そのフレンドは周りのお砂糖持ちと比較して自分を不幸だと感じるわけです。そういうフレンドを救いたいのであれば「お砂糖を持つことは愚かなことだ」「お砂糖を持たないことにより上位レベルのVRChatterになることができる」というコミュニティのルールを作るのです。そうすれば、そのフレンドは「自分は周りのお砂糖持ちとは違い上位のVRChatterで幸せだ！！」と感じるわけです。
ここまで聞いてカルト宗教みたいで気持ち悪いなぁ…と感じる方がいるかもしれません。しかし、あなたが反社会的な価値観で人々を幸せにし、グループのメンバーを増やしていけば、いずれこの考えがスタンダードになるわけです。その時にはあなたはカルト宗教の教祖ではなく有名グループの創始者になります。自信を持って反社会的なルールを提示しましょう。
ちなみにこれに関しては前例があります。それはキリスト教です。あのイエスも当時は売春婦を祝福し、安息日に病人を癒し、神聖な神殿で暴れまわったアウトローな人物です。ですが、その反社会性があったからこそ今のキリスト教があるわけです。自信を持ってアウトローな態度を取り、積極的に社会を敵に回しましょう！
あなたは人々を幸せにします。
そのためには反社会的なルールを掲げてVRChatを変えるのです。
心配しないでください、あなたには私がついていますから…
弱っている人を集めよう
さて、人々を呼び込むコミュニティは完成したので今度はグループのメンバーを増やしていきましょう。
まず初めに狙うのはXで病みツイをしてる人、お気持ちを垂れ流している人、その他社会的弱者です。彼らは今のVRChatのシステムや価値観から外れた人たちですから、あなたのグループに入り新しい価値観を与えれば彼らは救われるのです。積極的にグループに誘ってみましょう。
他にはVRChatを始めたばかりでコミュニティに属してない人も良い対象でしょう。彼らはまだVRChatの常識を知らない人たちなのであなたのコミュニティのルールも抵抗なく受け入れてくれます。
これを聞いて「何も知らない初心者を騙すような感じで嫌だなぁ」と思うかもしれません。しかし、これは迷える子羊(Visitor)を救うための行為なのです。彼らはあなたの手によって幸せになります。じゃんじゃんフレンドを増やしてグループに活気を与えましょう。
また、仲の良い昔からのフレンドにもグループに入ってもらいましょう。ここでグループに入ってもらうのはグループに入らなかったときのデメリットが大きいからです。想像してみて下さい。あなたのフレンドが「人々を幸せにする」と豪語しながらカルト宗教じみたことをしていたら…気持ち悪いでしょう？それを阻止するために仲の良いフレンドは早めに取り込んでおきましょう。
ある程度人数が集まったら定期的にイベントを開くようにしましょう。週に1度か月に1度くらいの頻度で交流会や飲み会などをグループインスタンスで開くのがよいと思います。その際に参加者にフレンド申請を送り合うことを促すとコミュニティが強化されおススメです。
ちなみに創価学会は月イチで座談会を行っていますが、この宗教はかつては農村から都会に出稼ぎにやってきた青年たちを吸収して成長してきたと言われています。つまり、頼るもののない人たちにコミュニティを用意してあげたわけですね。
あなたも創価学会と同様に弱者をたぶらかして自分のコミュニティを大きくしましょう。
あなたが行うべき行動を伝えます。
弱者を救済してあなたの信者を獲得するのです。
彼らはあなたの手によって祝福されるのですから。
人々をハッピーにしよう
反社会的なルールでVRChatの価値観を逆転させ弱者が幸せになれるコミュニティを用意することができましたが、時にはあなたがフレンドと直接会話をして幸せにすることも必要です。
これだけを聞くと「助けを求めてる人に声をかけて、親身な相談相手になってあげればいいのかな？」と思う人がいるかもしれませんが、それができれば今のあなたはひとりぼっちではありません。現実を見ましょう。
あなたがかける言葉は思考を停止させる言葉です。
思考を停止させる言葉とは「しょうがない」「そういう運命だったんだよ」「きっとこれも神の思し召しだろう」「ちょっと深く考えすぎなんじゃない？」などが挙げられます。このような思考放棄を促す用句をじゃんじゃん使いましょう。そうすればあなたはその人にとって「なにも考えなくていい」という安心感をもたらしてくれる存在になるのです。
「でもこれって、悩みの根本的な解決になってないんじゃないの？」と疑問を抱く人もいるでしょう。しかし、悩みが解決してしまったらフレンドはあなたのもとに来なくなってしまいます。悩みを残しておくことでそのフレンドはあなたのもとにやって来るのです。
有名なカルト集団「ヘブンズ・ゲート」の信者が自分の信教に疑問を抱くようなことがあれば「君には理解する才能を授からなかったんだね」と声をかけて不安を取り除いてあげました。あなたも志向を停止させる決まり文句を何通りが用意してフレンドを幸せにしましょう。
人々に救いの言葉を与えましょう。
そうすればあなたを慕ってくれるフレンドが増えるはずです。
なに？うまくいかなかったって？
それは神が与えてくれたあなたへの試練なのですよ。
おわりに
以上がVRChatでの素敵なコミュニティの形成方法です。
しかし、今あるコミュニティがずっと維持されるとは限りません。内部からルールを破る異端が現れるかもしれませんし、外部から「気持ち悪いグループだ」などと迫害にあうかもしれません。
また、「フレンドを幸せにしたんだから金銭的な見返りが欲しい」「そのコミュニティ内でお砂糖を複数人作ってJUSTしたい」なんて声もあるかもしれません。
わたしはそのような問題を解決する方法を知っています。しかしこれ以上書くと、とても長くなりそうなので今回はこれで一旦終わりにしようと思いますが。もしこの記事の反響が良ければ続きも書こうと思うのでユーザーのフォローをよろしくお願いします。
それではまた次の記事でお会いしましょう。